05.07.03 田中栄二です。
そんな訳で、ピンチ座ぷちツアー明日から京都、名古屋行って来ます。
松原正樹ツアーの思い出とかも語りたいところですが、如何せん追い込みが激しくて、メール返信やら公共料金支払いやら色々滞っている状態でして。
しかも、電話線が断線して電話が不通になったりして、と言う事はネットにもアクセス出来なかったりして、ほんと色々大変だったんですよ。
なにしろ、まだツアー準備ができてません。
やばいです。
ひとまず、ご来場お待ちしております。
ほんと、よろしくお願いします。
で、正直採算が微妙でして、ちょっとしたぼったくりに近い物販もしようかと思ってますので(この準備がまだ終わってない訳で)、お金に余裕のある方は協力して下さい。
これが終わったら改めて色々とちゃんと書こうと思ってますので、しばしお待ちを。
頑張ろうピンチ座。
05.07.08
田中栄二です。
とりあえず、ピンチ座ぷちツアー京都、名古屋、ご来場頂いた方、本当にありがとうございました。
こういうツアーを自分で組むのが初めてでして、当初は色々不安だらけで若干情緒不安定にもなりましたが、なんとか無事終わりまして。
ボッタクリ物販も完売し(ありがとうございます)、予想よりもいっぱいお客さんに来て頂きまして、興行的にも赤字にならず、色々ほっとしております。
一匹、山田、まつさん、松本君、りょう、オサム君、本当にお疲れさまでした。
君たち、最高です。
いや、私的に、松原さんツアー辺りから今までは本当に一杯一杯でして。
更新もままならず、本当に申し訳ない。
松原さんツアーも、本当にいいツアーでして。
ピンチ座的にもCDも結構売れて、宣伝も効果的に出来まして、色々と有意義なツアーでした。
松原さんとはもうなんだかんだで長いお付き合いをさせてもらっているのですが、車移動だったせいもありこのツアーでなんだか家族みたいな感じになりました。
岩見さんも聖さんもハッピーで、ほんと、楽しかったです。
まだ東京でのライブが7/11にありますので、是非ご来場の程。
で、楽しかった松原さんツアーなんですが、一点だけちょっと引っかかっている事がありまして。
確か京都だったと思うんですが、外国の方(多分アメリカ人)が数名見に来ていらしたんです。
おそらく飛び込みで来たと思われるんですが、終演後物凄く興奮した感じで話しかけられまして。
しかし、どうやら日本語はほとんどわからないらしく、思いっきり英語で話しかけられまして、何を言っているのか良くわからなかったんですが、一緒に見に来ていた通訳とおぼしき人の話によると「凄くエキサイティングだったよ、アメリカでやる事はないのかい?」的な事をおっしゃっていたようです。
まあ私はともかく、手練の名手が揃った演奏ですので、素直な感想だったんだと思います。
で、何が引っかかったかと言いますとね。
その外国人(正確には通訳の人)がこう言った訳ですよ。
外国人「今日の演奏はパットメセニーグループに匹敵するくらいグレイトだったよ。こういう音楽は大好きなんだ。だから君たちのCDも買ったよ」
そしてその数名の外国人の手にはピンチ座のCDが。
外人さん、買うCD間違えましたね。
国に帰って、友達に「日本でこんなグループの演奏を見て来たんだ。凄いエキサイティングだったぜ」なんて言ってピンチ座のCDをかけて、いきなり日本語で芝居が流れて来た時のその外国人の事を考えるととても不憫でなりません。
まあ、私もそうと知りつつ黙っていたんですがね。
とりあえず、その外人さん含め松原さんツアーで19枚も売れました。
本当にありがとうございました。
で、そのツアー後、某アーティストの京都での某イベントを経て(初参加でしたが、色々ご迷惑をおかけしました。お世話になりました。いや、これも結構自分的には色々大変だったんです。また是非)、ピンチ座ツアーに突入した訳です。
本当はリハとか稽古とかをもっとやりたかったんですが、スケジューリングやら台本の上がりやらの関係で上手く時間が取れず、結構ばたばただったんですよ。
しかし、皆ない時間を割いて色々自分なりに工夫してみたりして、なんとか上手く行ったのではと思っております。
で、もちろん公演の内容もそうですが、私的に一番腐心したのが移動の方法でして。
この手のツアーで、採算を取るのに一番重要なのがこの移動手段でして、今回は2カ所しか回れないと言う事もあり正直採算が微妙でしたので、なんとか車一台で、と言うのが絶対条件だったんです。
で、一匹君が結構大きい車を持ってまして、これだと最高6人乗れてある程度機材も詰めるので、なんとかこれで行けるという事になりツアーが組めたという所もあります。
しかし、今回のメンバーはスタッフ含め合計7人でして、道交法的には一度に全員は乗れないんですよ。
で、行き(東京→京都)の行程に関しては、今回はメンバーが各々色んな仕事がありまして現地から飛んでもらったりして、それほど問題は無く、帰り(名古屋→東京)も名古屋に残らなければならない人や、名古屋から別の場所に行かなければ行けない人がいたりしてこれも問題は無かったんですが、問題は京都から名古屋の行程です。
どう考えても一人乗れなくなるので、当初ゲストで来てもらっている松本君はこの行程は新幹線で、と考えていたんですが、松本君が「もし車に乗れるならそれでもいい」と言ってくれまして、私的にもその方が予算を押さえられるので、ここはちょっとしたマジックを使って全員で移動しようという結論になったんです。
いや、この移動が、なんか凄かったですね。
昔、ガッツ君というシンガーとよくつるんでいた頃、似たようなメンバーで車で色んなところに行ったんですが、その時も移動は何だか楽しくて、懐かしい感じもあり、異常に盛り上がりました。
で、一番盛り上がったのが、大津サービスエリアに寄った時です。
知ってますかね、大津。
京都からすぐのサービスエリアなんですが、琵琶湖が一望出来るんですよ。
松原さんのツアーの時に岩見さんから教えてもらいまして、今回も寄ってみた訳です。
なかなかこういうツアーだと観光気分が無いので、せめて移動してるときくらい観光気分がちょっとでも出ればいいかなと。
サービスエリアに付き、メンバー全員誘われるように琵琶湖が眺められる場所に向かいます。
柵のところに肘をかけ、雄大な琵琶湖の景色を眺め、皆ひとときの休息を楽しみます。
そして、メンバー全員ほぼ同時にそれ発見。
滋賀女子高等学校。
女子高なんて至る所に存在している訳で、いちいちそれで盛り上がる訳では無いんですが、気の置けないメンバーで旅をしている最中に不意に発見した女子高と言うのはなぜか盛り上がります。
おい、あそこに女子高があるぞ、あっ、今授業中かな?あのカーテン閉まっているところは多分着替え最中だな、とか勝手に想像して盛り上がる訳です。
で、こちらが勝手に盛り上がっていると、その女子高の生徒がこちらの動向に気がついたのか、窓から身を乗り出してこちらに手を振って来ます。
もちろんピンチ座も全員手を振り返します。
で、その生徒が大声でこちらに話しかけて来ます。
俄然盛り上がるピンチ座。
こちら側も何か話しかけたいところですが、かなり大声を出さないと会話は成立しません。
向こうは若気の至りで大声も出せようものですが、こちらとしてはサービスエリアに居る訳で、他の人も一杯居るし、憚って大声なんて出せない訳です。
ですが、さすがはピンチ座看板俳優、竹本一匹。
サービスエリアに居るとかはおかまい無しに大声で女子高生との会話にトライします。
いや、一匹君グッジョブです。
何度か一匹君と女子高生との間に会話がありった訳ですが、なんだか不思議な気分でしたね。
距離があるので、一体どういう顔なのかとかは全然わからない訳ですが、おそらく皆その女子高生と軽く恋をしていたように思います。
その後の車中は、もうなんだか中学校の修学旅行のような盛り上がりでした。
皆疲れていたと言うのもあるんでしょうが、傘とかガムとか色んな物体が車の中で飛び交ってました。
とりあえず、決して条件がいいツアーではなかったんですが、みんな快く協力してもらって、ライブもいい感じに出来きました。
また、こんな感じで回りたいですね。
で、京都、名古屋、といらして頂いた方々、多分結構遠いところから来て頂いた人もいるかと思いますが(東京からも結構いましたね。ありがとうございました)、本当にありがとうございました。
東京では見れないから、と思って東京方面から遠征された方も居るかもしれませんが、東京でもやります。
本当にすいません。
なんだ、東京でやるならわざわざ遠征するんじゃなかった、と思われないように、東京公演も色々工夫していきたいと思いますので、どうかよろしくお願い致します。
東京公演は9月3日原宿ブルージェイウェイにて行う事が決定しましたので、詳細を決め次第随時報告していきます。
こちらの方も、ご来場お待ちしております。
そんな訳で、ピンチ座ファーストアルバム「パーマネントって何」が、ついに目標まであと80枚と二桁になりました。
2枚、3枚と買って頂いている方もいらっしゃるようで、本当にありがとうございます。
で、どうやら、600枚目を狙っているという人がいらっしゃるようですが、非常に言いにくいのですが、誰が600人目かと言うのはカウントが難しいんです。
通販分もありますし、メンバー各々の手売りもありますし。
ですので、どれが600枚目があやふやな以上、記念品的な物をこちら側で用意すると言うのはちょっと無理があるんです。
ただ、このペースで行けば、ひょっとするとピンチ座の東京公演の時に600枚に到達する可能性があります。
そうなった場合は結構正確にカウント出来るので、何かプレゼント的な物を考えられるかもしれませんね。
と言う訳で、なんだか乱文な感じですが、さすがにちょっと疲れたので休ませて下さい。
家賃払ってきます。
05.07.17
ついに念願のドラムマガジンの取材が入った田中栄二です。
いや、びっくりしました。
話を聞いた時は、もう何とも言えない感動で心が震えました。
私のようなドラマーがドラムマガジンに載ると言う事は、今まで時代劇で杉良太郎に斬られてばかりいた俳優がついにハリウッド映画でトムクルーズに撃たれるという役のオファーが来たくらい名誉な事でして(違うか)、そりゃもう「快挙」と言っていいくらいなんですよ。
小さい頃から愛読していた本ですし、そこに登場するドラマーに憧れていた訳で、自分が実際載るとなると、ほんともう、大変な騒ぎです。
で、なぜこういう話になったかと言いますと、話の発端はギタリスト鬼怒無月のソロアルバム発売に際し、そのアルバムのドラムは全部私がやっておりまして、まあその辺の取材、という事らしいのです。
というか、実のところまだ詳しい内容はよくわかってないんですよ。
しかし、どんな形であれ取材される訳ですから、こちらも色々準備しなければなりません。
大抵こういうケースですと、機材の撮影とかがあると類推されるので機材のチェックとかをしなきゃとか、聞かれるであろう質問に対しての答えとかを考えなきゃとか。
もう、楽しいったらありゃしないですわよ。
で、実際に取材の話を取り次いでくれた方と、いつ頃取材なのかとかを話し合います。
「で、田中さんの来週の予定を聞きたいんですが」
「え〜っと、○○なら大丈夫ですが」
「え〜そこはちょっと会場の方が取れないんですよね」
「あの、取材はどこでやるんですか?」
「いや、うちの会議室でやろうと思ってるんですよ」
「えっ?会議室?」
「そうです」
私はこの段階で、ちょっとした違和感を感じます。
例えば機材の撮影とかがあるのであれば、幾ら何でも会議室だと殺風景なんじゃないかと。
で。
「いや、機材とか入りますかねえ」
「ははは、それは必要ないですよ」
え?機材撮らないの?
ひょっとして、それは俺が勝手に自分の中で大きな記事にしてたって事ですか?
なんだ、機材撮影が無いならおそらくすげえ小さい記事なんだろうなと、思いっきり肩すかしを食らった感じで、まあそれでもちょっとでも載るのであればそれでも充分名誉な事だし、と更に話を進めます。
で、どうも会議室の空き状況と私のスケジュールが合わず、結局ドラムマガジンの発売元であるリットーミュージックさんと直接話し合ってくれ、と言う話になりまして。
で、リットーさんからメールが来ます。
で、そのメールの内容。
はじめまして。この度はご協力ありがとうございます。
さて、取材は○○にて行わさせて頂きます。
当日は田中様のインタビュー、機材撮影の他、田中様自身のお写真も撮らせて頂きます。
機材撮影、来たっ。
てか、田中様来たっ。
このメールが来た時は、本気で感動で死ねると思いました。
とりあえず、機材を撮るだけ撮って載せないと言う可能性を排除すれば、少なくとも機材が載るくらいの記事スペースがあると言う事になる訳で、まあそこそこ大きく取り扱ってくれるだろうという期待は持てます。
で、まずは母に電話です。
しかし、幾ら話があったからと言って、「やっぱり中止になりました」とかいう可能性も考えられるので、ちょっと躊躇ったんです。
ここは取材を受けてから報告するべきかと。
で、結局30分だけ我慢しましたが電話してしまいました。
そんな訳で、どうやら取材が入ると言う事がなんとなく決まったようなんですが、せっかくの全国誌ですから、私としてはどうしてもやっておかければならない事があります。
ピンチ座プッシュですよ。
で、一応リットーさんに次のようなメールを送ります。
今回は非常にありがたいお話を頂き、本当にありがとうございます。
で、せっかくですので、私の他の活動に関しても取り上げてもらえると非常に嬉しいのですが。
特に、私事ですが、私が主催するピンチ座と言う芝居が入ったバンドのCDを出しまして、その事に付いても触れて頂けないかと。
出来る範囲で構わないのでよろしくお願いします。
ドラムマガジンというドラマーの為の雑誌に「劇団」と言う単語を出すの躊躇ってしまいまして。
で、その後どうなったかと言いますとね。
それ以降返信が来ません。
なんというか、気になるあの子とやっとデートに漕ぎ着けて、ちょっと勢い余って「もっと俺の事知って欲しいからお気に入りの曲を編集して持って行くよ」というメールを打ったばっかりにちょっとウザがられたと言う心境です。
あの、リットーさん、返信が無いのはそんな物は取り扱えないって事ですか?
デートは中止ですか?
すいません、友達からでいいのでなんとか僕と付き合って下さい。
と言う訳で、取材されるかどうか怪しくなって来ましたが、万が一取材された場合はこちらの方でも報告致しますので。
で、発売されたら買って下さい。
で、ピンチ座東京公演ですが、なんとなく詳細が決まりました。
こんな感じです。
9月3日(土) ピンチ座ファーストアルバム「パーマネントって何」発売記念〜東京公演 原宿Blue Jay Way 開場18:30 開演19:30 出演者:田中栄二(d) 竹本一匹(perc) 松田肇(g) 山田章典(b) ゲスト:松本圭司(key) 料金:3,500/ドリンクジャージ1,000別途 チケット発売:7月23日 詳しくは原宿Blue Jay Wayまで。
コピペよろしく。
今のところこんな感じですが、ひょっとしたら色々出演者が増えたりするかもしれませんが、まだちょっと未定です。
ほんと、ご来場物凄くお待ちしております。
後、ピンチ座CD売上が劇的に(でもないですが)増えました。
これは溜まっていた通販分の決算が最近ようやく出て来た現れでして。
目標まで残り46枚ですよ。
後一息です。
これはひょっとしたらピンチ座東京公演に600枚達成すると言う可能性がにわかに現実味を帯びて来たのではないかと。
なので、ピンチ座東京公演にて600枚目ご購入の方が現れた場合は何か記念品的な物を考えます。
ですので、これ以降の数字の公表は一旦ストップします。
いや、ほんと、ここまで売れるとは正直考えてませんでした。
今更ですが、ご購入いただいた方、本当にありがとうございました。
9月3日、頑張りますのでよろしくどうぞ。
05.07.19
ピンチ座速報
この度、ついにピンチ座のCDを取り扱ってくれると言うCDショップが現れました。
TSUTAYA上新田店
なんと、現在平積みで置かれている模様です。
というか、小さいピンチ座スペースまで出来ているらしいんです。
TSUTAYA上新田店さん。
大胆なご決断、本当にありがとうございます。
とりあえず、今のところ通販、手売り以外でピンチ座のCDが購入出来る唯一の店舗です。
また、松本圭司「promises」も同様に平積み展開されている模様ですので、よろしくどうぞ。
で、どちら様か近場にお住まいでしたら記念に噂の「ピンチ座、松本圭司コーナー」の写真をとって置いて下さい。
いい記念になるはずです。
尚、記念すべき「目標枚数600枚目」購入者の方にはなにかプレゼントでも、と考えていたんですが、万が一ピンチ座東京公演まで売れてしまった場合には自動的に無かった話になります。
ですが、プレゼント自体は(そんな大した物じゃないですが)用意すると思いますので、まあ何らかの方法でどちら様かにあげる事はあるかもしれません。
なので、今買うのはやめておこうとか言う気はくれぐれも起こさないようお願いします。
できるだけ早く売れるに越した事はございませんので。
尚、この件に関して「東京公演に参加出来ない人は無視か」というような質問が極一部から寄せられましたが、そんな大した物をプレゼントする程ピンチ座は気前が良くありませんので、あんまり気にしないで下さい。
そもそも、ピンチ座自体大した物ではございませんので。
で、どうやら「600枚売ってしまったらもう無くなるのか」と思われている方がいらっしゃるようですがご安心ください。
気絶する程まだ余っています。
気絶する程まだ余っています。
座長
05.07.26 ピンチ座速報その2
と言う訳で、ピンチ座ファーストアルバム「パーマネントって何」発売記念〜東京公演@原宿ブルージェイウェイですが
ついさっき、お店の方から「ここ数日で完売しそうだ」と言う連絡を受けました。
正直、こっちがびっくりです。
そこで「出来るだけ
なので、多少残席が増える事となりますので、予約されていない方は急いで予約してみて下さい。
尚、ネット予約「e+」の方は完売しておりして、残りはすべてお店(ブルージェイウェイ)が管理しておりますのでご予約希望の方はブルージェイウェイ(03−5785−1148)まで直接お問い合わせください。
と言う訳で、当日ご来場を希望されているミュージシャンやその他関係者各位様、このような状況ですので当日「あ、悪いんだけどちょっと入れてもらえる?」と言われても対応出来ない事になりそうなので、大変申し訳ありませんが諦めるか出演するかして下さい。
ギャラは出ませんが。
予約して頂いたかた、本当にありがとうございます。
物凄く、頑張ります。
座長
05.07.28
ピンチ座速報その3
9月3日ピンチ座ファーストアルバム「パーマネントって何」発売記念〜東京公演 原宿ブルージェイウェイ
お陰様でチケット完売致しました。
いや、ほんと、びっくりですよ。
一体何があったんですか。
正直、まあある程度来てくれるかなあとは思ってはいたんですが、こんなスピードで完売するとは全く予想していませんでした。
ほんと、ありがとうございます。
で、我々同様、正直完売なんてするはず無いと思って油断していたという方がいらっしゃいましたら(以下ブルージェイウェイより) Blue Jay Wayでの販売はあくまでも予約、という形になりますので今後、キャンセルが出る可能性もありますが、その場合は随時販売に廻す様にしております。その際当店ではキャンセル待ちという形は取っておりませんので、チケットを買い逃してしまったお客様は適当なタイミングでキャンセルが出ていないか電話に出ご確認頂く様なシステムになっていますのでどうぞ宜しくお願い致します との事ですので、よろしくどうぞ。
なので、全然行く気が無かったのに何となく予約してしまって、やっぱ面倒だから行くのやめよう、とか考えている方がいらっしゃいましたら、申し訳ないですがキャンセルの電話をお店の方にして頂けると助かります。
当日いきなりキャンセルされてしまうと、その分だけ空席が出来るばかりか、こっちも人の子ですので、完売した=満席=○○人=チャージバックは○○円とかすでにうっかり計算してしまっております。
ですので、まあやむを得ない事情が発生した場合を除き、当日キャンセルはなんとか控えて頂けると助かります。
と言う訳で、集客問題は何とかなりそうなので、内容を充実させるべく色々頑張ってますので、長い目で一つ。
座長
そんな訳で、田中栄二はじめてのドラムマガジン取材編は、明日の更新で。
05.07.29
田中栄二です。
そんな訳で、受けて来ましたよ。
ドラムマガジンの取材。
なんだかもう舞い上がってしまいまして。
取材が実際に決定してからと言うもの、もう毎日「こう聞かれたらこう答えて」とか「これは言っとこう」とか、暇さえあれば脳内シュミレーションばっかりしてました。
いや、正確には高校生の頃から「将来ドラムマガジンのインタビューを受けた場合は」と言うテーマで結構妄想してました。
小さい頃は愛読書でしたから。
まあしかし、ここ最近は結構頑張ってるのに一向に私に関心を寄せてくれる気配が無いので、よほどの事が無い限りドラムマガジンなんて買ってなかったんですが、今月号は思わず買ってしまいました。
いくら小さい頃から妄想を繰り返していたとは言え、取材なんて受けること自体初めてな訳で、具体的にどんな質問をされるか傾向と対策を練っておこうと思いまして。
で、「ドラムを始めた切っ掛けは」であるとか、「影響を受けたドラマーは」であるとかのオーソドクスな質問にはいくつかのバリエーションを用意し、なんとなく「おっ、コイツただ者じゃないな」と思わせられるようなドラマーらしいウィットに富んだ表現もいくつか用意して(いや、音楽って・・とか○○がポリシーなんです的な物ですね)、前日までに脳内の準備を万全に整えます。
しかし、脳内の問題は、どんな質問がやってくるかわからない以上ただのシュミレーションに過ぎない訳ですが、もっと確実に準備しなければならない事がある訳です。
どんな服を着ていくか、と言う事ですよ。
当日は機材撮影の他に、私自身の撮影もあるので、軽視できる問題ではありません。
これは非常に重要で、かつ頭を悩ませたポイントです。
あまりに格好をつけすぎれば「あっ、なんか取材だからって気合入り過ぎなんじゃない?」とか「あら、あなた取材慣れしてないんですね」とか思われるのもなんか癪だし、かと言って完全な普段着では、もう二度とこんな話は無いかもしれないし、親だって当然何冊も買うだろうし、と言う事を考えると「適度に格好が良くて、かつあまり気合いが入っていると悟られないような服」と言うのが必要になってくる訳ですよ。
で、前日の夜、色々自分で衣装合わせをやってみた訳ですが、なかなかその条件にフィットする服が無かったんです。
で、さんざん悩んだ挙げ句、私は別のベクトルである答えを導き出します。
ほんと、急にあるマークが頭に浮かんで来たんですよ。
これですよ。これ。
そうだ、ピンチ座Tシャツを着てけばいいじゃないか。にんげんだもの。
「適度に格好が良くて、かつあまり気合いが入っていると悟られないような服」と言う条件にも、まあまんざら当てはまらない訳でもないし。
しかし、2点だけ問題がありまして。
まず一点は、今回はあくまで鬼怒無月メジャーデビューアルバム『Wild Life』に付いての取材な訳で、まあ話の中で私の活動の一つとしてピンチ座と言うものがあるくらいであれば差し障りも無い(か?)とは思うんですが、衣装がピンチ座と言うのはいかがなものかと。
で、もう一点。
そもそもピンチ座Tシャツなんて存在していないんですよね。
まあでも、もしピンチ座Tシャツで出れるのであれば重畳この上ないし、そう言えば以前ギターの松田肇氏(ピンチ座)が自分で作っていたのを思い出して、とりあえず松さんに電話し「急で悪いが貸してもらえるか」という打診をしたところ「せっかくなので作ろうか」という話になり、まあ取材で使われる使われないは別としても、今後の為にも一応作ってもらおうと言う事になりまして(松さんありがとう)。
まあ、そんな訳で、衣装はピンチ座かちょっといいTシャツのダブルキャストで望む事として一応の解決を見た訳です。
で、取材当日。
取材は夕方4時半からと言う話だったんですが、朝11時に起床。
いや、どうしてもやっておかなければならない事があった訳でして。
レッツ美容室ですよ。
もちろん、せっかくの取材なんだからちょっとは格好つけたいという気持ちもあった訳ですが、私にはもっと重大な用事があったんです。
私「すいませんが、3時までにカットとカラーリングって終わらせて貰えます?」
美容室のお姉ちゃん「あら、田中さん今日はライブですか?」
私「あっ、いや今日はライブじゃないんですよ」
美容室のお姉ちゃん「じゃあレコーディングとかですか?」
私「いや、今日なんか急に取材が入っちゃって」
美容室のお姉ちゃん「えっ?取材ですか?」
私「そうなんですよ」
美容室のお姉ちゃん「一体なんの取材なんですか?」
私「ドラムマガジンって言う雑誌なんですけど。まあドラマーの為の雑誌ですかね」
美容室のお姉ちゃん「へ〜っ、凄いじゃないですか。それって普通に買えるんですか?」
私「そうですね〜一応全国誌ですから、おっきな書店とかでは取り扱ってると思いますよ。あっ、そう言えば三茶のツタヤには置いてたような気がするなあ」
美容室のお姉ちゃん「えっ、田中さんって凄いんですね!絶対買いますよ」
私「いや〜そんな事無いですよ」
この会話がしたかったんですよ。
もちろん、晴れ姿を見てもらおうと、三茶のツタヤでドラムマガジンが売っている事は事前にリサーチ済みです。
そしてこれですよ。
えっ、田中さんって凄いんですね!
えっ、田中さんって凄いんですね!
これ、この言葉を聞きたかったんですよ。
もう最高に気持ちよかったですね。
多分、脳からなんらかの液体が出まくってました。
で、心無しかいつもより気合いが入った髪型にセットされ、気合いも新たに、いざ取材。
で、取材の模様なんですが、色々書きたいところなんですが、なんか舞い上がってしまって実のところ何を喋ったのか良く覚えていないんです。
なんか、あれを喋ろうとか、あの人の話は出そうとか色々考えていたんですが、まるで出てこなかったですね。
そんな訳で、編集される方、なんか、ほとんど擬音語ばかり喋っていたような記憶がありますが上手くまとめて頂けると幸いです。
あっ、一つだけ、取材で覚えている事があります。
インタビューの終わり際、担当の方からこういわれたんです。
担当者「田中さん、ピンチ座の話になったら急に流暢になりましたね」
ほんとすいません。次はドラムの話も流暢に喋れるようにしておきますので、また取り上げて下さい。
そんな訳で、果たして衣装はピンチ座の物を着れたのか、ピンチ座の話は載るのか等は実際買って確認してみて下さい。
8月13日発売の「リズム&ドラムマガジン9月号」です。
よほどの事件が起こらなければ載るはずですのでよろしくどうぞ。
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