06.01.01/03:25 田中栄二ですわよ。
突然ですが、私、明後日(2日)からしばらく実家に帰ろうかとう思ってます。
暇ですから。
というか、さっきそう思い立って勢いで飛行機のチケット押さえました。
札幌の友達の皆さん、連絡待ってます。
いや、まあ実家に帰るのは楽しみですし、札幌大好きなのでいいんですが、一つ問題がありまして。
お年玉ですよ、お年玉。
我が家の場合、私が小学校6年生の頃から、親戚の親同士の話し合いにより成立したお年玉無し協定によりしばらくお年玉とは無縁だった訳ですが、どうやら私が大人になってからはその協定は無効になっているらしく、この時期実家に帰って間違って親戚の子供なんかが来てると母から分かり易い目配せが飛んで来たりとかするんですよ。
で、まあここでケチると「あらやっぱりミュージックは大変なのかい?」とか思われるのも癪なので何となくリサーチしていた「だいたいコイツにはこれくらい」というスタンダードな値段よりも多少多めに包んでしまう訳です。
そのちょっとした虚栄心が仇となるんだなあこれが。
そんな訳で、帰りのチケットがとれるかどうか、虚栄心との戦いになってますので、田中栄二の今後の東京での活動を望まれる方がいらっしゃいましたら、親戚の実家への来訪を武力とか政治的な圧力とか株式とかでガードして下さい。
よし、大分訳分からなくなって来たのでそろそろ寝ます。
数名のお付き合いいただいた方、今日はもう更新無いので寝て下さい。
では、いや、ほんとに、良いお年を。 06.01.01/02:10 田中栄二です。
そんな訳で、五本目です。
beer.
と言う感じで、録画しておいたK-1見てます。
なんかこっちの方が面白かったかな。
しかも録画だから変な所飛ばせるし。
あっ!
うわ、圧倒的にこっちの方がおもしれえ。
あっ!
ひょっとして酔ってるだけか。
いや、なんか思わず見入ってしまいました。
いい試合多いですね、こっちの方が。
やっぱり、カードが幾ら良くても試合内容が問題ってことですよね。
それほど有名な選手が出ているとも思えないんですが、内容は面白いですよ。
言い換えれば、いいミュージシャン揃えても、結局内容が問題なんですよね。
それほど有名なミュージシャンじゃなくても、内容が充実してれば面白いライブになるはずなんですよね。
よし頑張ろう。
有名になるように。
そっちかい。
そんな訳で、確実に酔ってきました。今年。 06.01.01/00:48 田中栄二です。
数人見ている方がいらっしゃるようなので、面白い面白くないに関わらずどんどん書きます。
そんな訳で、iモードの混雑状況は回復したようですが、特に俺の人気が回復した訳ではないようで。
センター問い合わせにもちょっと飽きてきました。
まあ、そもそも人気ねえからな。
ねえから回復も何もねえんだな。
おっとちょっと酔ってきたぞ。
さて、年賀状は今年は何通来ますかね。
去年は確か8通くらいだったかと。
しかもほとんど業者。
まあ一切こちらからは書かないか当然ですがね。
まあ、しかし、こっちから何もやらないが貰える物は貰いたいと言うのが人間と言う物で。
とりあえず、年賀状10通以上で今年はいい事あると言う賭けでもしようと思います。
よし、よってきたぞ。 06.01.01/00:08 田中栄二です。
明けましたね。
今年もよろしくお願い致します。
尚、今iモードセンターが混み合っているので、気をつけて下さい。
そんな訳でそばも無事に食いまして、かなり満腹です。
とりあえず、今年一本目のビールを飲もうと思っています。
一体今年は何本のビールが二日酔いやら後悔やらを残して私の体内をすり抜けて行くのでしょうか。
そんな感じで、今年のテーマは「飾らない私」、と言うのと、「後悔しない私」と言う2点でどうかと。
そう言えば、去年のテーマは「ストイック」だったんですが、これに関しては去年は全く実行出来なかったと言う報告をしておきます。
さてビール。 05.12.31/23:25 田中栄二です。
どうせあまり見てる人もいないでしょうが、構わず行きます。
暇ですから。
とりあえず、PRIDEの主立ったカードが終わったようで、後はそばでも食おうかと言う段階です。
小川VS吉田、なかなか興味深い試合で面白かったですねえ。
あれはエンターテイメントなのか、スポーツなのか、とか、特に試合後の二人のやり取りがなんか色々考えさせられるようで面白かったですよ。
と言う訳で、今年も本格的に後少しですが、良いお年を。俺。
ネギ刻みます。 05.12.31/18:59 田中栄二です。
そんな訳で大晦日ですね。
先程スーパーでそば買ってきました。
今年は蟹とか刺身とかあんまり豪華な感じではないですが、まあ、なんとなく気分が出てきました。
それにしても、この時期スーパーの食材は確実にぼったくってますね。
ほうれん草が298円ですよ。
何だか腑に落ちなかったので3件スーパーをハシゴしました。
ね、年末っぽいでしょ。
と言う訳で、今高田総統(でしたかね?PRIDEです)のよく分からんタップを見てます。
なぜタップダンスなのかと。
なんのプライドなのかと。
あっ、1試合目始まりましたね。
いや、今回のPRIDEはいいカードばかりですね。
私、格闘技に関しては、まあ人並みな知識しか無い訳ですが、それでも今回は何となく面白そうですよね。
なので、買い物も絶対に6時までに終わらせて、万全な体勢でもってテレビの前にスタンバイして、訳の分からんタップダンスとかを経て今やっと試合が始まった感じですがね。
うわっ、こいつら誰?
力一杯知らないカードです。
なんかすげえでかい奴がなんかやんちゃっぽい、あっ。
あっという間に試合終わったぞ。
うわ、つまんねー。
やっぱ紅白にしようかねえ。
とりあえず小川吉田戦まではザッピングしときますわ。
では、ひょっとしたら後ほど。 05.12.29 田中栄二です。
もう完全に年の瀬ですね。
私、とりあえず色々と今年は終わったようです。
実は、ぎりぎりまで某所のカウントダウン的なライブの予定が入ってまして、それが入れば今日にも現地に飛び立っている予定だったのですが、これがまた色々ありまして、キャンセルになりまして。
つまり、予定自体は開けていた訳で、無くなったとなると完全にやる事が無くなった感じでして。
大掃除とか、ママチャリ日記とか、ピンチ座2ndとか、まあ暇なら暇でやる事は一杯あるんですがね。
な〜んか、色々気が抜けちゃって。
そんな訳で、とりあえず、今年を振り返ると言うテーマで、スケジュール帳見ながら今年の楽しかった思い出とかを振り返ると言うゆるい作業に取りかかってます。
いや、結構今年、色々ありましたねえ。
数えてみますと、ライブが125本、レコーディングが20本でして、思ったより頑張ったんじゃないかと。
毎年数えてる訳じゃないし、この数字が多いのか少ないのかよく分かりませんが、自分的には演奏する機会は多かった気がするんです。
なんですがねえ。
金ねえなあ、おい。
まあでも、ほんと、いい一年でした。
年内、やる気が起こればまた更新します。
去年もやったカウントダウン更新ってのも、まあ有りですかね。
んでは、忘年会行って来ます。
05.12.21 田中栄二です。
どうでもいいですが、今年の冬は寒いですわねえ。
まあ、最近暖冬が多い感じなので、むしろ冬らしさが戻って来た感もあって、地球的にはいいんじゃないかとか。
と言う訳で、すっかりクリスマスですねえ。
どうですか、クリスマス。
盛り上がりますか?クリスマス。
私、盛り上がってますよ。
ダーツ。
どうやらですね、今かなり上達したようですよ、私。
まあ結構な回数、主にライブ終了後などに、今や私以上にハマっている、ドラム関係を手伝ってくれているO君と共に二人で競うようにやっている訳で、そりゃ多少なりとも上手くなって行くのは当然と言えば当然なんですがね。
多分、私とO君のコンビは、今やミュージシャン業界では事ダーツに置いては間違いなくトップクラスであると、結構本気で思える程の上達ぶりです。
で、我々をこれほどダーツに熱狂させている一つの要因として、現在ダーツ界ではもはや常識たる「ダーツライブ」というシステムにあると思うのですよ。
この「ダーツライブ」、まあ平たく言いますと専用カードを購入し(500円)、ダーツライブ対応の店に設置されてあるダーツボードに、自分のカードを差し込んでプレイする事で、自分の成績や、対戦相手の成績をネットを介して残しておけたり、今自分がどれだけ上手いのか、という大凡のランキングが出たりする物なのですが、今やこのランキングを上げるという事が、私達の間で最も重要な関心事になっておりまして。
このランキング、ダーツライブでは「レイティング」という概念なんですが、0〜18までの各々のレベルに対する段階が設けてあり、更にそのレイティングを元に下からC、CC、B、BB、A、AAというクラス分けがなされまして、今現在私のレイティングが5.51でクラス(フライトと言います)がCCなんですが、要はこのレイティングを上げて、CCからBへ、という風に盛り上がる訳ですよ。
つまり、今O君としょっちゅうダーツに行く目的は、もはや「ダーツの対戦を楽しむ」という段階から「レイティングを上げる」事になってしまっている訳です。
そして、このレイティングを上げるには、数あるゲームの種類から、大会などで採用される二つのゲーム(01ゲームかクリケット)の結果しか反映されず、更に人と対戦しないと成績に影響しないんです。
当初は、例えば女の子を誘ってダーツに行ったりとかして、「きゃ〜栄二君上手い〜」とか思われたいと言うのが大きな目的だったのですが、今となってはもはや仮に女の子を誘ったとしても「レイティングを上げる為の道具」くらいに考えてしまう訳ですよ。
ですので、我々のようにこのシステムにハマったダーツ野郎たちは、一人でダーツバーに行っても、例えば店長とか、隣でやはり一人で投げている他の人に「一戦お願い出来ますか?」と声をかけて対戦したりする光景がしばしば見受けられる訳です。
まあ、私としては、ダーツに行く機会がライブ後だったりするので、そうするとO君が必ずいるので対戦相手に不自由する事は無く、とりあえずそう言うダーツ仲間の横の広がりと言うのが無かった訳ですが、先日ついに隣で投げていた見知らぬ人から対戦を申し込まれまして。
先日、あるライブ終了後、いつものパターンであればそのライブ会場近くのダーツバーを開拓したりするんですが、その日は何となく「今日はO君の家の側で投げてみようか」と言う話になり、O君がよく行くと言うダーツバーに足を運びまして。
で、そこはまあ「ダーツバー」と言う訳ではなく、ビリヤードとダーツがメインの「競技場」というニュアンスの強い店で、「バー」と言う形式は取っておらず、つまるところチャージ料金やドリンクを一杯飲まなければ行けないとか言うシステムが無く、純粋にダーツだけを楽しめる店なんですよ。
実は、ダーツライブを設置している店で、このようなスタイルを取っている所はあまり無く、我々のように過度にハマっている人間にしてみれば、長時間やる事もしばしばで、そうなると例えば時間でチャージがかさんで行くような店はちょっと敬遠してしまうんです。
ですので、我々に取ってはかなり条件のいい店といえまして、すなわちそう言う店には「ダーツ狂」が集まり易くなっている訳ですよ。
で、どうやらO君はよく行っているようで、O君曰く「それほど混んでいる事はない」という話で、これまた更に好条件で、で、行ってみたら確かに一人しか投げている人がおらず、確かにこれはいい店だと、なかなか快適に数ゲームを二人でこなします。
で、そうしているうちに、隣で投げていたちょっと上手そうな人から、「一戦お相手出来ますか」と。
こうして声を掛けられたのが全く持って初めてでして、どう対応するのが正しい礼儀なのかと言うのもよく分からなかったんですが、ひとまず断る訳にも行かないので「あっ、是非よろしくお願いします」と。
で、私とO君、そしてその上手そうなお兄さんと3人で勝負開始。
で、さすが一人で来て「一戦どうですか」くらい言える人ですから、投げ方からかなり本格的で、我々も彼が一投投げる度に「お〜」とか「さすが」とか声を出します。
で、我々は予てより気になっていた問題に直面する訳です。
それは、ダーツをやる人間のどうやら共通語である特殊な「かけ声」があると言う事です。
今まで、ほとんど二人でやっていたので、そう言う事を知る機会も無かった訳で、ただ、隣の組が「ナイス○○」とかいう事を言っているのはちらちら聞こえてきまして、物凄く気になっていたんです。
例えば、ダーツ用語で100点の事を「トン(TON)」と言うんですが、100点以上出た時には「ナイストン」とか、真ん中(ブル)に3本連続で刺さる事を「ハットトリック」と言いまして、それが出たときは「ナイスハット」とかいうように、「ナイス○○」という文化があるんですよ。
まあ、私としては、それはちょっと恥ずかしいので敬遠していたんですが、彼は私やO君が投げる度に「ナイス○○」と声をかけてくる訳です。
で、まあ「ナイストン」や「ナイスハット」くらいなら分かるんですが、今一体どの状態に対してナイスなのか分からない時にも「ナイス○○」と言ってくる訳ですよ。
例えばクリケットと言うゲームで、このゲームの場合有効のナンバーが特定されていまして、それ以外に当たってもまるで意味が無い訳で、例えば3本とも外れてしまうなんて事があったら、どう考えても失敗な訳なんですが、その時でも彼は意気揚々と「ナイス○○!」と声をかけてくる訳ですね。
全く持って理解出来なかった訳ですが、我々としてもナイス○○にはナイス○○で返さなければ行けません。
しかし、この○○の部分は一体なんなのかよく分かってないんですよ。
なので、彼が投げる度に我々も「ナイス△×-」とデクレッシェンドで語尾を濁して対応。
もうなんだか分からん文化ですわよ。
でね、肝心な勝負の結果なんですがね。
我々の圧勝ですよ。
ナイス俺たち。
まあ、我々もかなり調子が良かったんですが、ゲーム中盤で、もはや勝負有りという空気が出てき始めまして、なんかお互いに気まずいムードすら流れ始めてきまして、こちらの方も「頼むから追い上げて来てくれ」という気持ちにすらなったんですが、それこそ3本連続で外したりとかしていまして、徐々に「ナイス○○」とかも本気で掛けづらくなってくる訳です。
で、まあそれでも何となく和やかにゲームも終了しまして。
なんかでも、いい経験になりました。
また是非対戦したいですね。
そんな訳で、素敵なクリスマスを。俺。 05.12.16 田中栄二です。
いや、ほんとすいません。
出来るだけ毎日更新とか言いながら、ダイナミックに更新期間が空いてしまいました。
師走と言う事で、どうか一つご勘弁の程。
と言う訳で、久しぶりに金髪系から脱出し、現在髪が真っ黒になっております。
なんかいいですね。新鮮で。
しばらくはこれで行こうかなと。
そろそろ今年も終わりますが、来年のテーマは「飾らない私」と言う事で押してみようと思います。
で、どうでしたかね、今年。
「ほんと一年経つの早いよね」という言葉をちらほら聞く時期ですが、正直、今年はなんか長かった気がしないでもないんですよ。
ピンチ座のCD制作と言うのも大きな要因だったと思うのですが、なんか色々充実してたんじゃないかと思わなくもありません。
というか、「一年経つの早いよね」って言ってしまうと本当にそんな気になってしまうので、そう言わないようにしているんですよ。
だってね、なんでも過ぎてしまえばあっという間な訳ですから、ここはあえて逆に「いや〜今年は長かったね〜」と。
だから、ライブで最後の曲の前に「時が経つのは早い物で」なんて言ってしまったら本当にあっという間感が出てしまうので、「物凄く長かったライブもやっと最後の曲です」くらい言えばいいんじゃないかと。
と言う訳で、久々の更新にも関わらず、時が経つのは早いもので、この辺で。 05.12.07 田中栄二です。
いや、人生日々勉強だなと。
先日、京都からの帰りに(いいライブでしたね。またやりましょう)、なんか色々疲れまして(ダーツが原因かと)うちの近所にあるマッサージによったんです。
まあ、結構頻繁に行くところで、多分そこで働いている殆どのマッサージ師にお世話になっていると思うんです。
つまり、私もほぼ全スタッフを把握している感じでして。
で、いつものように受付を済ませ、待合所で待っていると、私は見た事の無いマッサージ師(結構年配。推定60)が現れまして。
あれ、知らない顔だなあとか思いつつ、着替えを済ませて、彼の案内で所定のベットに向かいます。
で、その道中、そのマッサージ師が私にこういいます。
マッサージ師(推定60)「今日はせっかく私が出て来たから、特別な日ですよ。僕は普段はやらないですから」
なんかですね、要は俺は特別なマッサージ師で普段は指導とかする立場なんだけど、今日はたまたま現場に出て来た的な事をさりげなくアピールしてくる訳ですよ。
おいおい、器ちっちぇえな親父。
まあでもそこまで言うならさぞかしびっくりする程のリラクゼーションを与えてくれるのだろうと、まあその辺はちょっとは期待し、いざマッサージ。
で、ほとんどのマッサージ師が聞いてくる「どこが一番辛いのか」という質問がきまして。
私、以前ここにも書いた記憶がありますが、基本的にはどこか凝っていると言う自覚はあんまりないんですよ。
じゃあ別にマッサージなんて行かなくてもいいんじゃないかという話もありますが、まあ、要は疲れてるから、心身共に「ふわっ」としたいんだけなんです。
で、たまたまその日はダーツのやり過ぎなのかちょっと肩が辛いような気がしまして「まあ強いて言えば肩とかですかねえ」とか曖昧な返答しまして。
いつもなら、「強いて言えば」と言う表現を使えば何となくふわっとなるところなんですが、今回ばかりはちょっと違いまして。
「分かりました、ではまず肩の凝りを取って行きましょう」と、とてもリラックス出来るとは思えないポーズを強要し出すそのマッサージ師。
で、結局、最終的には彼の技術を余すところ無く発揮する為なのか、リラックスする暇など与えられず引っ切りなしにポーズを変更されまして。
しかも、それがどれほど効果があるのかとか、よく分からん訳ですよ。
というか、単純にそんなに高い技術があるとはあまり思えなかった訳です。
おいおい、なんだよ。
ここはリラクゼーションスペースじゃねえのかよ。
技術を認めさせる為にさらっと「俺はすげえんだぜ」的な発言をちりばめて、客の意向を無視して自分の大した事無い技術を露呈するだけするなんて、プロの仕事じゃねえんじゃねえの。
で、何に一番腹が立ったかと言いますとね。
私自身に思い当たる節があるからでして。
技術を認めさせる為にさらっと「俺はすげえんだぜ」的な発言をちりばめて、客の意向を無視して自分の大した事無い技術を露呈するだけする。
あっ。
ほんと、日々勉強です。
精進します。はい。
05.12.06 田中栄二です。
そんな訳で、インドネシア話ですが、本当に色んな事が起こりまして、物凄く刺激的な日々だった訳ですが、もうどこから何を書いていいかよく分からないので、ここはひとつ思い出は自分の中にしまっておく事にします。
と言いたいところですが、やはり何か書きたいのでちょっとくらい思い出を放出しますと、とりあえず、英語はやはり大事なんだなあと言う事を再確認致しましたね。
今回、詳しい事は実はあまりよく分かっていないんですが、現地のテレビやら新聞やらの取材が結構あったんですよ。
まあ、通常「取材を受ける」なんて事は日々生活していく上でそうそうない訳で、基本的には気持ちいいはずなんですがね。
まあよくテレビ日本に来た外タレがインタビューを受けるときなんかは当然通訳とかが付いたりとか、そのタレントの国の言語でインタビューする訳じゃないですか。
しかし、今回のメンバー、ベースの櫻井さんはほぼ完璧に英語を喋れますし、ギターの道下さんはアメリカで生活していたくらいですから全く問題ないですし、キーボードの松本君も最近海外が多いせいか、なんか軽い会話なら問題内くらいのレベルな訳ですよ。
そんな環境な訳ですから、インタビューする方も当然のように英語で質問してくる訳です。
しかも、現地で通用する言語がインドネシア語か英語な訳ですが、どうやら英語も100%公用語として機能している訳ではないらしく、向こうからしてみたら「英語で質問する」と言うのがすなわちサービスみたいな感覚っぽいんですよ。
で、こうなったらコイツにはなんか質問しづらいなあと言う空気感を出す作戦に出るしかなくなってくる訳です。
虫の居所が悪いブラピ作戦とでも言いましょうか、終始押し黙って「なんだよインタビューなんてめんどくせえなあ」的な雰囲気を醸し出します。
で、数回のインタビューはその作戦が功を奏したのか、ただ単純に私には興味が無いのか(多分こっち)、ほとんどの受け答えを櫻井さんと道下さんでこなして行きます。
で、本番前、楽屋でスタンバイしていたら、どかどかとテレビクルーっぽい連中が入ってきまして、なにやら櫻井さんと相談したかと思うとまたインタビューが始まりまして。
で、今回もひとまず虫の悪いブラピ作戦で攻めた訳ですが、インタビューアーがなんでも現地のお笑いの人とかなんとかで、圧倒的なテンションでボンボンと櫻井さんにインタビューしていき、なんとなく「ひょっとしてコイツは一人一人に何か聞き出すんじゃないだろうか」と言う不安が頭をかすめます。
で、案の定質問の矛先が道下さんに行った時、直感的にこの感じはかなりヤバい事を悟ります。
そもそもテレビカメラの前で何か聞かれる経験なんてそうそうない訳で、仮にそうなったらパニック必至です。
で、道下さんへのインタビューは、おそらく、「インドネシアのお客さんは日本と比べてどうだ」とか「こっちの若いミュージシャンにメッセージを」とかいう質問だったと思うんですが、当然のごとく道下さんは流暢に答え、挙げ句軽いジョークまで噛ませる余裕すら発揮します。
で、インタビューは松本君へ。
確実に私的に悪い流れです。
しかし、松本君に関しては、幾らここ最近海外が多いとは言え、お笑い芸人が繰り出すハイテンションの英語をヒヤリング出来る程の能力があるとは思えなかったんです。
頼む、松本、こけてくれ。
本気でそう願った訳ですが、そのお笑い芸人は今までとは別のベクトルの質問を松本に繰り出します。
インタビューアー「Are you married?」
なんだその簡単な質問。
で、松本君はまだ独身だと言う事を告げます。
すると、なぜか一気に湧く女子連中。
いや、実は松本君、どうやらインドネシア的にはかかなりいい男らしいんですよ。
多分、ランク的には日本で言う竹野内豊くらいの威力があるっぽいんですね。
例えばCD屋に行って松本君がCDを買った時、その店員さんが「かっこいい」とか言って赤面するくらいなんですよ。
まあ別に日本的にいい男じゃないと言っている訳では無いんですが、少なくとも竹野内豊クラスではないと思うんです(すまんね)。
で、私の戸惑いをよそに、松本君への質問は何となくそっち方面で盛り上がりをみせ、私の期待虚しくそれほど問題なく終わります。
で、ついに矛先が私へ。
とりあえずず〜っと虫の居所が悪い表情をしていたので、その感じを汲み取ってかそのインタビューアーが「ではそこの大人しい彼に質問してみましょう」的な事をいって私にマイクを向け始めまして。
私は、この段階で、自分の取った作戦が間違いであった事を悟る訳です。
今まで「質問されるのが怖い」と言う理由で終始不機嫌に押し黙るという作戦を取っていた訳ですが、それは質問された瞬間、国際的に「あいつは感じ悪い」と思われるリスクを覚悟して尚も押し黙るという作戦を取るか、「俺はミュージシャンだからこういうのは苦手なんだよ。ちょっと悪いけど席を外すよ」位の事をすらっと英語で言って席を外れるとかの選択肢しかなくなる訳です。
そして、同時にその作戦は、とりあえず勢いでその場を乗り切るという作戦を放棄してしまうと言う事と同義な訳でして。
で、インタビューアーがマイクを向け、ややパニックに陥った私には到底理解出来ない英語で何やら質問してきて、カメラがこちらに向いた瞬間、私はある決断をします。
すいません、今更ですが、キャラチェンジで。
英語で質問し続けるインタビューアーを完全に無視して、カメラに向いとにかくめちゃめちゃなアピールを開始。
で、私が唯一知っている現地語で『バグース』というおそらく「最高!」と言うニュアンスの言葉があるんですが(マレーシアとかでもこの言葉ありましたね)、とりあえず「バグース!」を連打。
あぁ、このキャラ楽だなー。
こうなってしまえば言葉の壁なんて関係ありません。
何を聞かれてもバグース返しで対応。
で、あまりの私の豹変ぶりに一旦撮影がストップするというアクシデントはあったものの、その後また順番に質問がメンバーに巡り、最後に私に廻って来た際も全部ハイテンションな『バグース』で乗り切りまして。
まあ、多分何とかなったのではないかと。
いや、ほんと、便利な言葉です。バグース。
で、どうやら最後の質問は「将来の目標は?」的なものだったらしいのですよ。
そんな訳で、私の将来の目標は「最高!」って事で一つ。 05.12.04 田中栄二です。
帰国してから、なんだか色々続きまして。
なかなか更新出来ずにすいません。
と言う今日もこれから出なければ行けないので、後日またちゃんと更新します。
ただ明日京都なので、今回はPC置いて行くと思うので明後日の更新になりそうですが。
ティタアパアパ、バグースバグースって事で一つ。
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