06.11.06

田中栄二です。

 

と言う訳で、只今金沢に来ております。

 

 

と言うところまで金沢で書いたんですが、更新しようかとパソコンを旅先まで持って行ったものの、前乗り→演奏日→移動日→演奏日という比較的余裕のある行程にも関わらず、上記2行しか書けませんでした。

 

 

更新激しく遅れまして、すいません。

 

 

もちろん、今は東京に帰って来ております。

 

 

いや、まあ有り体に言いますと、若干飲み過ぎた節がありましてですね。

 

 

最後の日の打ち上げに至っては、その前日までの酒量がどうやら相当だったようで、ビールを一杯飲んだだけで、もうだめって感じでして。

 

 

ひとまず、演奏は素晴らしく楽しかったし、兼六園やら近江町市場やら観光も楽しめたし、かなり楽しい北陸ツアーでございました。

 

 

ご協力いただいた方々、ありがとうございました。来て頂いた方も感謝です。

 

 

松原さん、昌江さん、聖さん、山口さん、そうき、お疲れさまでした。

 

 

と言う訳で、11月ですねえ。

 

 

今年も終わりそうですねえ。

 

 

なので、ちょっと利き耳の話でもしようかなあと。

 

 

聞き耳ではなくて利き耳です。

 

 

いわゆる、利き手、利き足とかの概念と同じように「利き耳」というのが存在しているそうなんですよ。

 

 

利き目というのは昨今よく聞く話ですが、ひょっとしたら利き耳というのは、理解はすぐ出来てもあまり親しみのない言葉なのではないでしょうか。

 

 

私自身、その存在を知ったのが結構最近でして。

 

 

某ライブでの出来事なんですが(随分前の話ですね)、会場の規模にもよりますが、通常ドラムの周りには、他の人、もしくは自分の音を聞く為の「モニタースピーカ」というものが存在しています。

 

 

まあ、ドラムに限らず、全ての楽器奏者、歌い手に対して、これこそ規模によりますが、スピーカ自体の個数や回線に、余裕があれば一台ずつあてがわれる訳です。

 

 

で、ドラムの場合、ドラマー的に左側、つまり客席側からは右側に配置されるのが多いんです。

 

 

スペース的な都合や音響的な都合によっては左側になったり真後ろになったりもしくはそもそもなかったりとかする訳ですが、条件がクリア出来ればほぼ100%左側にあると言ってよいでしょう。

 

 

で、某ライブでドラムのセットをしている時、会場の人から「モニターはどちら側がいいですか?」と聞かれた訳です。

 

 

私、元来モニターの位置に関してはほとほと無頓着で、まあ左側においてある事が多いから左の方がしっくりは来るのですが、別に右にあろうが後ろにあろうが無かろうがそもそも気にしない質なんです。

 

 

さすがに大箱では他の音に関してはモニター頼りになる訳で無きゃ困りますが、それほど大きくない箱であれば生音で充分ですし、余りいい環境になってしまうとただでさえ「音がでかい」とか言われる事が多いので、周りの音が大きくなれば必然的に自分も大きくなってしまうので、仮にあったとしても曲順表を貼付ける丁度いい台くらいの使い方しかしないんですよね。

 

 

で、まあどうせそんなに聞かないのでどちらでもいいですよ、と。

 

 

どうやらスペースの都合上右側に置かなくては行けないような感じだったらしいんですね。

 

 

左側に置けるのであれば私にわざわざ聞かないのでしょうが、敢えて聞くところをみると、おそらくそういう事だったと思うんですよ。

 

 

で、じゃあ右側でもいいですか?と言う事だったので、あ、もう全然好きにして下さい、と。

 

 

いつもならこれで終わるはずだったんですが、その日、色んな事情でライブハウス付きのエンジニアさんではなく、こちら側が雇った外部のエンジニアさんが来てたんですね。

 

 

で、その人がその話を聞き、急に「ドラムのモニターは絶対に左側になければダメだ」と言い始めた訳です。

 

 

いや、私としては心底どっちでも良かったんですが、その人は頑として譲らず、結局照明の位置をずらしてまでモニターを左側に配置した訳です。

 

 

でね、なぜそこまでその人が「左側」にこだわったかと言いますとね。

 

 

私「なんで左側じゃなきゃダメなんですか?僕なんかそんなに気にした事無いけど」

 

 

エンジニア「君は電話はどっちで聞く?」

 

 

私「・・・あ、まあ左側ですかねえ」

 

 

エンジニア「じゃあ聞き耳を立てるときは?」

 

 

私「・・・あっ、左ですね」

 

 

エンジニア「そう、そうだろ?それが利き耳なんだよ。大抵右利きの場合は左が利き耳なんだよ」

 

 

 

と言う事らしいのです。

 

 

いや、確かに、話は分かりますし、筋は通っています。

 

 

ただ、私、どうしてもこのやり取りで納得いかない事がありまして。

 

 

 

私「なんで左側じゃなきゃダメなんですか?僕なんかそんなに気にした事無いけど」

エンジニア「君は電話はどっちで聞く?」

私「・・・あ、まあ左側ですかねえ」

エンジニア「じゃあ聞き耳を立てるときは?」

私「・・・あっ、左ですね」

エンジニア「そう、そうだろ?それが利き耳なんだよ。大抵右利きの場合は左が利き耳なんだよ」

 

 

 

なぜ質問形式なのかと

 

 

 

「右利きの人間は左が利き耳だからだよ」でいいじゃん

 

 

 

例えばキャバクラとか合コンとかで「お幾つなんですかぁ?」って聞かれたときに一番やっちゃ行けないのは「いくつに見える?」と返す事だそうですよ。

 

 

 

社交辞令で聞いてるのになぜ急にクイズ大会にならなければならないのかと。

 

 

 

どうせ、見た目より5〜10下に言って気分を良くしてこの客から延長を取ろうとか思うに決まってます。

 

 

 

で、その利き耳理論なんですが、まんざら間違いでもないらしいのですが、色々調べたところどうやら本当は右耳で聞くのがいいらしいんですよ

 

 

 

以下、利き耳に関して考察したページより無断抜粋。

 

 

耳からの情報は、手足と同じようにクロスして脳の聴覚野に伝わります。言語野は左脳にしかなく言語が右耳から入ると至近距離で伝わりますが、左の耳から入った言語は右脳の聴覚野から左脳の言語野まで遠回りします。その差は100分の1秒。短いようですが、これが言語を認識する上で大きな差を生むのです。
人は本来、話をよく理解できるように利き耳は右で生まれてきますが、ストレスなどで利き耳が左になってしまうことがあります。利き耳を右にするためには、意識を右耳にむけることが大切です。すべての音に右耳を傾けるよう意識すれば、早い人なら2週間程度で効果 がでてきます。

 

 

 

だそうですよ。

 

 

 

 

つまりですね、まあ、よくわかりませんが、やっぱりどっちでもいいじゃん、ってことでして。

 

 

 

 

でも、注意力を高めるには右で聞いた方がいいそうなので、注意力散漫な方は是非お試しください。

 

 

 

 

と言う訳で、久々に風邪を引いたようなのでこのへんで。

 

 


06.11.14

依然風邪が続く田中栄二です。

 

まあ大分良くなっては来たんですが、なんか長引いてますねえ。

 

私、基本的に簡単に風邪を引くタイプではなく、引いたとしてもまあ2、3日で治ったりしていたんですよ。

 

なので、今回もまあ暖かくして寝てなんらか風邪薬的なものを飲んでいればすぐ治るだろうと、それほど深刻に考えてはいなかったんですが、いや、まあそんな深刻な状況でもないんですが、思いのほか長引いてまして。

 

歳なんですかねえ。

 

いや、今回なぜ風邪を引いたかというには、自分的に心当たりがありまして。

 

先日某ライブ終了後、まあ普通に打ち上げに突入した訳ですが、その打ち上げが、対バンも一緒にライブハウスでやるという形式のもので、なんだかもの凄く盛り上がってしまいまして。

 

で、最終的には対バン含めたごった煮打ち上げからバンド単位の2次会へ、ってなもんで、結局朝方6時くらいまで飲んでた訳ですよ。

 

まあ、後5年も若ければ別に普通だったのかもしれませんが、歳なのかなんなのか(あっ、でももっとご年配の方々も一緒でしたが)、結構キツくてですね。

 

で、翌日久々にストレートアヘッドな二日酔いで、気持ち悪いったらありゃしない訳ですよ。

 

で、その気持ち悪さを補うべく、たまたま家にストックしてあったトマトジュースをがぶ飲みしまいして。

 

で、最終的にトマトジュースを全部口から便器に排泄すると言う形になりまして。

 

なんか、一瞬大量に血を吐いてるのかと思いましたよ

 

かっこ良かったです。

 

いや、かっこ良くはないですね。

 

 

と言う訳で、話は変わりますが、先日、私が今年4月に現在の機材車を購入した中古車屋から「ご成約を頂いたお客様へささやかなプレゼント」というものが送られてきまして。

 

 

この中古車屋、通常の中古車屋とは違い、いわゆるバンタイプ専門の中古車屋さんなんですね。

 

 

いや、それまで乗っていた、ドラムマガジンにまで取り上げられたほどの俺的な名車「デリボーイ」が排ガス規制で廃車に追い込まれ、やむなく新しい機材車を買い替えなければならないという状態だったんですよね。

 

 

で、某おさむくんが中古車情報誌からその店を、というか予算内に収まる範囲のバンを発見し、そのバンが売っている中古車屋に実際行ってみたら、狙っていた車がタッチの差で売約済みになってしまっていて、デリボーイの車検も切れてるし急いで新しい機材車を必要としていた私は、勢いでその狙っていた車の隣に置いてあったと言う理由で現在の機材車(マツダボンゴ、車体本体19万)を購入した訳です。

 

 

契約の為に、何度かそのバンショップに足を運んだんですが、さすがにバン専門店だけあって、来るお客さんというのが、どう見ても堅気に見えないような感じの人たちばかりなんですね。

 

 

で、「どういう客層が多いのか」という質問をしたところ、どうやら7割近くが、配管やら土木やらその手の関係の人だったり会社だったり、だそうですが、驚く事に2割近くがミュージシャンだそうなんですよね。

 

 

まあ、おそらくは低額所得ミュージシャンなんでしょうね。

 

 

なので、こう話が分かると言うか、車の内装や装備に関してもミュージシャン側の気持ちがわかるらしく、色んな意味で非常にスムーズだったんですよ。

 

 

で、まあそんな中古車屋から「プレゼント」が来た訳ですが、まああくまで車屋さんですからなんらか車グッヅをプレゼントしてくれたのかなあと思ったらでね。

 

 

 

 

 

軍手ですよ、軍手

 

 

 

で、例のごとく画像が荒いのでよくわからないかもしれませんが、よく見たら「招き猫」がプリントされてるんですよね。

 

 

 

で、「招き猫」のついての説明文が同封されていまして、「招き猫の招手は一般的に右手上げは金招きといわれ、金運アップ、福運到来。左手上げは人招きといわれ千客万来、商売繁盛を意味しています」とか書かれている訳ですよ。

 

 

 

もう完全にうちで車を買うのは商売人だと決めつけた感じですね。

 

 

ガッツのある車屋です。

 

 

まあでも、結局商売人の私ですので、実際芳香剤とかドリンクホルダとか貰うよりはよほど気が利いてるとも思え、さすがバンショップと。

 

 

機材運びのときとか、確かに軍手があると安全ですし。

 

 

で、更にこの軍手には招き猫の他にもありがたいプリントが施されていまして。

 

 

 

 

 

右手は金運、左手は商売繁盛

 

 

格好良すぎです。

 

 

左手に『運』、右手に『金』と書いてある訳ですが、軍手にプリントされた『運』ってのが、ただの『運ぶ』っていうニュアンスに見えるのはまあ仕方ないところですね。

 

 

と言う訳で、金を運ぶ軍手をはめて、今日も機材を運ぶのであります。

 


06.11.23

田中栄二です。

 

毎度の事ながら、更新が遅れまして。

 

いや、本当は、先日まで札幌の方に行ってまして、ちょっと実家にも行ったので、いつもなら実家(マンション)に飛んでいるおそらくは他人の電波を利用してネットにアクセス出来てまして、その電波を利用して更新しようかと思っていたんですが、どうも他人の電波が私の受け入れを拒否したようで、更新出来なかったんです。

 

なので、多少時間軸がおかしくなりますが、移動中とかに書きためたものを一応残しておこうかなと。

 

 

06.11.18

田中栄二です。

 

と言う訳で、只今「向井誠一郎ライブ」の為に故郷札幌に来ております。

 

故郷に付き、自主的な前乗りです。

 

ここ最近は、「櫻井哲夫&本田雅人バースデイライブ」関係もあり、なんだかライブ三昧と言うかなんというか。

 

この「櫻井本田〜」関係が始まる前日に、私が参加しているバンド「POT HEADS」での銚子でのライブというのがありあまして、これがまたうちから銚子ってのが尋常じゃないくらい遠くてですね。

 

それでも一応余裕を見て、某おさむ君に入り時間の3時間前に家に来てもらったんですが、なんだか規制が入っているとかで首都高が使えず、じゃあ行けるところまで下で行ってみようかって話になり、結構いいところまで行ったら、なんなら思い切って高速を使わないで行ってみようかなんて話になり、ずんずん進んで行ったんですが、何時間たっても一向に銚子が近づいてこない訳です

 

いや、どうやら他のメンバー二人が同乗する車が、色んな事情で出発するのが大幅に遅れ、普通に1時間程入りが遅れそうだ、なんて話がありまして、じゃあちょっと遅れても大丈夫か、なんていう心のゆとりがあったりしたんです。

 

で、一時間程遅れるはずのチームに電話してみたらですね、知らない間に追い越されてたらしいんですよね。

 

で、向こうからしてみたら、「なぜまだそんなとこにいるの?」ってなもんで、で、「いやなんか高速使わないで行けるかなあとか思ったんだよね」「ばっかじゃないの?行ける訳ないじゃん」って感じでして。

 

 

もうこの段階ではすでに私的に何となく下道で行く事が決定してた訳で、高速に乗るとなるとまた新たに地図を別角度で見直さなければならず、で、一番近いインターがこれがまた普通に今来た道を思いっきり戻る、と言う感じでして。

 

 

もうなんかやるせないと言うか。

 

 

結局、史上最強の遅刻をするという結果になってしまいました。

 

 

ほんと、すいませんでした。

 

 

まあでも、まるでそんな事が無かったかのような演奏(それはいい事なのか)でして、お客さんもいい感じだったし、マスターにも凄く良くして頂いて、行って良かったです。

 

 

今度は確実に高速で行くか、前日の夜から走るかします

 

 

で、そんな大移動の千葉県銚子の翌日、埼玉の鶴ケ島というところから、一連の「櫻井哲夫&本田雅人バースデイ」関係がスタートしたんですが、お陰様で、私的に非常に充実感のあるライブとなりました。

 

 

櫻井さんに本田さん、そして今回ゲストとして来て頂いた野呂さんと、30〜40代あたりのフュージョン好きのドラマーであれば、こんな状況でドラムを叩くなんて感動で死者が出るかもってなくらいの破壊力だと思うんです。

 

 

いや、もう、なんかここしばらく不思議な国にいた感じです。

 

 

ほんと、死ななくてごめんなさい

 

 

櫻井さん、本田さん、野呂さん、扇谷君、お疲れさまでした。

 

 

ちなみに、この「バースデイライブ」中(ライブの最中って事じゃないですよ)、私生まれて3度目のぎっくり腰になりまして

 

 

まあ、3度目ともなると、多少慣れたものでして、それほどひどい状態ではなかったからまあ何とかなりました。

 

 

いや、おそらくぎっくり腰の程度って、それが起こった瞬間にどう動くか、と言う事で勝負が決まってくる気がするんですよ。

 

 

で、今回、朝起きてしばらくし、そろそろ出発準備をしようかと鞄を持ち上げようとしたとき、奴はやって来た訳ですが、瞬間「あっ、来た」という独特の危険信号をキャッチしまして、一体どういう対処をしたのかは文章で表現するのは難しいのですが、軽度の症状に治まるような格好を取っていたんですね。

 

 

なので、一応コルセットを付けての演奏だったのですが、演奏自体には支障はなかったんです。

 

 

この話を聞いて「あ〜やっぱりなんか調子悪かったんだ。だってドラムが変だったもん」とか思われた方がいましたら、それは違います。

 

 

完全に私の実力です

 

 

 

と言う訳で、今日明日と札幌に滞在する訳ですが、帰ってきてその足で噂の超適当バンド「スフォッフォ」のレコ発ライブがあります。

 

 

予てよりお知らせしている通り、単純にCD-Rにその場で焼いたものを2曲入り500円で販売する予定です。

 

 

なので、ケース等CD-Rを保護するようなものは持参された方が良いかもしれません。

 

 

尚、自前のCD-R、ハードディスク等、2曲分の空き容量があるメディアを持参された方は割引があるかもしれません

 

 

つまり、データの即売会だと解釈して頂ければ幸いです。

 

 

ジャケットとかは、出来るだけご希望に沿うような絵なりメッセージなりを書き込んだ何らかのものをその場で作成しますので、どうぞよろしく。

 

 

 

06.11.23

とここまで書いた訳ですが、せっかくの「スフォッフォ」の宣伝も全く無意味なものになってしまった訳ですが、ふたを開けてみたら一体どんなマジックが働いたのか分かりませんが、今までの集客力の無さは何だったのかというような大入りでして。

 

ほんと、ありがとうございます。

 

CDも飛ぶように売れまして。

 

次回は多分2月1日です。

 

つまり、私の誕生日となってますので。まあ、よろしくお願いします。

 

 

で、本当は「ピンチ座」の時に作ったフラッシュをスフォッフォ用に作ろうと思って、空いた時間に細々と作っていたんですが、なんだか全然はかどりませんで。

 

でも、なんかこのまま寝かせとくのももったいないので、製作過程ではありますが、置いとこうと思います。

 

 

では、こちら

 

 

そういえば、向井成一郎@札幌、かなり楽しかったですね。

 

 

なんか、このバンド、本当にいいなあと。

 

 

微妙に年齢差はある事はあるんですが、そんなことは微塵も感じず、というか先輩方若干心身共にやんちゃすぎるのでは?と逆に心配すらしてしまう訳ですが、なんかこの一連に関わらず続けて行けたらいいですね。

 

 

打ち上げも、えらい騒ぎで、ほんと、いい旅でした。

 

 

東京も11/25、て、もう明後日ですね、八重洲の方でやりますので、都合の良い方は是非。

 

 

楽しいと思いますよ。


 

06.11.27

田中栄二です。

 

と言う訳で、コツコツ作った「スフォッフォ宣伝フラッシュ」なんですが、どういう原因かは分からないんですが、うまくHP上にアップ出来ません。

 

無駄にタバコとコーヒーを消費しながらPCと格闘してはみたんですが、どうも私の知識ではダメなようでして。

 

ピンチ座や誕生日や、フラッシュはたまに使っていて、今回も問題なく行けるはずだったんですがねえ。

 

なので、もうレコ発は終わっちゃってるし、まあいっか、という判断で今回はあきらめました。

 

すいません。

 

それにしても、歌っていいですねえ

 

いや、先日向井成一郎ライブが八重洲の某ライブハウス(?)で行われた訳ですが、そのライブハウス(?)が某有名カラオケチェーン「大きなこだま」の地下にあったんですよ。

 

で、どうやらそのライブハウスは「大きなこだま」の管轄にあるのかちょっと定かではないんですが、なんらか関係があるっぽいんですね。

 

で、楽屋が普通に「大きなこだま」の一室だった訳です。

 

我々ミュージシャンというのは、基本的には積極的にカラオケとかには行かない傾向があるような気がするんですよ。

 

極端に酔ってしまうか、合コンの流れ的にカラオケがベスト、という状態でもなければ、ミュージシャン同士の飲み会で「どこ行く?」→「なんかちょっとすかっとしたいよね」→「じゃあカラオケでも行く?」→「おっ、いいねえ」なんていう流れはまず無いと言っていいでしょう。

 

ただ、本当に歌が大好きでしょうがないボーカリストとかが一緒であれば、例えば以前、某女性ジャズシンガーa○i○oと「たまに飲み行かない?」的な感じで某犬系ベーシストと3人で飲みに行き、一次会で結構いい感じになり「じゃあ思い切ってカラオケ行くべ」的な流れになり、その某ジャズシンガー○k○k○に私の青春時代のJ-POPをばんばん歌ってもらって、ついでに私も色々歌ったりしたんですが、その時の模様が彼女のブログに書いてあったんですが「栄二君は歌が下手」と直接的に書かれてまして、実はちょっとイケてるんじゃないか俺の歌、とか思っていただけに、プロにダメ出しをされちょっとショックだった、とかいう事もあったりはしますが、まあ、まれに行く事はあってもいわゆる雇われタイプのミュージシャン同士ではそういう発想はまるで無いように思います。

 

理由はいくつかあるとは思うのですが、普段音楽を慣わしにしている訳でして、楽しく酒を飲みたいという状況でなぜわざわざ仕事を思い出させるような場所に行かなければならないのか、というのが大きく存在しているように思います。

 

 

 

ただ、私に関して言えば、カラオケ、決して嫌いじゃありません

 

 

 

どうやら、プロ目線では下手なようですが、カラオケの基本概念とすれば、自分さえ上手いと思ってればいい訳で

 

 

 

で、先日の「楽屋がカラオケルーム」という状態に、ついついマイクに手を伸ばしてしまった訳ですよ。

 

 

 

で、問題になるのが「どんな曲をチョイスするか」と言う事でして。

 

 

 

ここで、実はミュージシャン以外はあまり馴染みが無いのかもしれませんが、「二次使用料」という面白いキーワードが出てくる訳です。

 

 

 

私も余り詳しくないのですが、例えば通信カラオケ等で歌を歌う場合、当然楽曲の「カラオケ」が流れてきます。

 

 

その際、カラオケ屋的には「楽曲を利用してお金を取る」と言うスタイルな訳ですから、楽曲に対する使用料を支払う必要がある訳です。

 

 

なので、作曲者、作詞者には某著作権協会を通じてカラオケ一曲ごとに幾ら、と言う分配がなされるのは分かりやすいと思われるのですが、この際、オリジナル音源で実演奏をしたミュージシャンにもいくらか分配されると言うシステムになっているらしいんですよ。

 

 

もちろん、CDが売れるごとにも分配されますが、カラオケやCDレンタルといった二次的な楽曲の使用に関しても発生してくる訳です。

 

 

この権利を得るには、ミュージシャン各々が某機関に所属無ければ行けない訳ですが、原理的には「このドラムプレイの大本は俺がやってるんだから」という事を個人で請求する権利があるという訳です。

 

 

 

つまり、せっかくカラオケに行ったんだから二次使用料を何円かでも稼ごう、とかいう非常にせこい発想になる訳ですね。

 

 

 

いや、まあ完全にそれだけか、と言う訳でもないんですがね。

 

 

 

なので、本来はミュージシャン同士の飲み会ではカラオケに行くべきなのではないかと思ったり思わなかったり。

 

 

 

と言う訳で、特段面白い話という訳でもないですが、友達同士でカラオケに行く、始発待ちでカラオケに行く、楽器の練習でカラオケに行く、寂しいからカラオケに行く、等機会がありましたら、ご贔屓のミュージシャンがレコーディングした楽曲をBGM代わりに流してみて下さい。

 

 

 

ちょっとした工夫出来るボランティア、と言う解釈で一つ。

 

 

 

 

 

 

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