07.07.31
田中栄二です。
なんか一山超えた感じですかね。
なかなか濃い毎日だった訳ですが、やはりなんと言っても、多分人生初なんじゃなかろうかという、大阪で起きて仙台でライブをして名古屋で飲むというファンタスティックな行程ですかね。
正直、結構大変でしたよ。
と言ってもいいんでしょうがね。
なんか全然大丈夫でした。
これがプロ意識ですよ、プロ意識。
いや、まあ確かに、新幹線移動だったので、時間に換算すると新大阪→仙台で５時間、仙台→名古屋で３時間２０分、合計実に８時間２０分もの大移動な訳で、そりゃ多少疲れはしたんですがね。
しかも３０分の演奏の為に。
いや、今回のこの移動、私一人ではなく、あるスタッフの方が一緒だったんですね。
なので、ちょっと心強かったと言うか、寂しくなかったと言うか、それで案外平気だったのかもしれません。
で、このスタッフの方、○○企画という、なんというんですか、いわゆるイベンターさんっていうんですか？違いますか？あんまり詳しくないのでよく分からないんですが、現在ツアー中の馬場さんの方と、今回仙台でお世話になったsunset
swishを両方担当しているようで、故に今回のこの行程がスムーズに成立した訳ですが、この○○企画という会社、この手の会社では、それこそ余り詳しくないんですが結構な大手だと思うんですよ。
で、そんな大手イベンターの人と一緒な訳ですから、その人に言わせたら、おそらくこんな移動なんて別に普通じゃん、てなもんだろうし、実際売れっ子の人って普通にこう言う移動ってあるような気がしましてですね。
あっ、移動８時間？俺も全然普通、みたいな。
プロ意識ですよ、プロ意識。
違いますね。見栄っ張りなだけですね。
で、実際そのスタッフの方は、移動中も全く疲れた様子を見せず、随所で私に気を使って下さったりして、なんか余裕な感じでサポートして頂きまして（まあ私のサポートが目的ではないのですが、気を使ってもらった感じです）。
やはりこう言うのには慣れているのだろうなあと、感心しつつも、「いや、なんか本当に大変な移動ですいませんでした」的な発言がちらほらあったのを聞き逃さずに、すかさず「いやそうですね、さすがにちょっとね、なので手羽先奢って下さい」とさらっと言うあたりはさすがです。俺。
これがプロ意識です。
違います。あさましいだけです。
で、私的には結構な大移動も無事に終わり、約束通り、そのスタッフの方に手羽先屋さんに連れて行ってもらいます。
で、二人で労をねぎらうべく、ビールを注文。
私「いや、ほんとお疲れさまでした」
スタッフ（水○さん）「いや、今回は本当にありがとうございました」
私「いや、さすがにこんなに移動したのは初めてでしたね」
水○さん「なんかずーっと新幹線に乗ってたって感じですよね」
私「なんかでも、僕意外と平気でしたよ。水○さんなんかは結構こういう移動多いんですか？」
水○さん「いえ、こんなの初めてです」
なっ。
私「えっ、そうなんですか？」
水○さん「そうですよ。さすがにキツいですよ。もう次からは断ります」
なっっ。
やっぱそんな大変な移動だったの？
で、まあ、とりあえず乾杯と。
ほんと、お疲れさまでした。
いや、多分、私なんかよりそのスタッフの方（水○さん）の方がよほど疲れたんだと思うんですよね。
私は演奏が仕事な訳で、演奏に関わる事以外は基本的には何も気にしなくていい訳で、しかしその水○さんにしてみたらその移動そのものが仕事な訳で、更に、全ての行程を上手く運ばなければならない訳で、色々気も使ったと思うんです。
とは言え、手羽先は奢ってもらった訳ですがね。
とりあえず、手羽先は凄く旨かったです。
移動距離が長かった分、手羽先がよりおいしく感じたのでしょう。
そういう意味では、その後合流した馬場さんがさほど難しくなさそうな道のりを普通に道に迷ったというのは、おそらく手羽先をより美味しく食べる為だったのでしょう。
これがプロ意識です。
違います。
とりあえず、水○さん、本当にお疲れさまでした。
sunset swishの資料音源のデータが壊れていて、結局リハ当日まで２曲届かなかったという事は水に流します。
あっ、そういえば演奏の話題を全くしてませんね。
馬場さんの大阪、そして名古屋とも、かなりきてたんじゃないかなあと、個人的には思っています。
私自身、前回のツアーから参加させて頂いている訳ですが、ここにきて、ぐっと感じをつかんで来たというか、もう完全に体に入った感じでして、より一層の一体感が出て来たというか。
残りステラボール２days、もう完全に、もりっと行ってみます。
後は、誰かが転倒したりしない事を祈るのみです。
いや、名古屋のステージで、ギターの首藤さんが何かの弾みで転んじゃったんですね。
これが結構豪快な感じでして。
いや、折しも、楽屋トークでなぜか脳梗塞の話になったりしてまして、そろそろ気をつけないとね、なんていう会話がありまして、本気でまさかここで？とか思いました。
無事で何よりです。
で、合間の初参加のsunset swishも、個人的にはもの凄く楽しかったです。
仙台のテレビ局？が主催のイベントだったんですが、割と直前でテレビで生中継があるという話を聞きまして、ちょっとビビったりしたんですが、無事に、というか結構熱い感じで出来ました。
やはり、野外は気持ちいいですね。
本人達も、もの凄くナイスな連中で、すぐに友達感覚になれるような感じで、やり易かったです。
サポートメンバーも、ベースの河野君は柴山トリオでも一緒だったし、パーカッションの田邊さんは４月に松本セッションで一緒で、人間的に超ナイスガイだし、皆いい人ばかりでして。
曲もいいし、歌もいいし、また是非一緒にやりたいですね。
で、帰って来て、山田中＠三茶グレープフルーツムーンだった訳ですが、山田とはここ最近は彼仕切りのレコーディングに呼ばれたりとかして、ヘットフォン越しには一緒に演奏はしてるし、結構その都度飲んでるし、久々って感じでもなかったんですが、なにげにライブで音を一緒に出すのは久しぶりな感じで、で、なんかやっぱ合うなあと。
若干MCを適当に喋りすぎた感はありますが、なんかもう、こう言う生き方しか出来そうにないので勘弁して下さい。
ギターの平井君は某所で良く合うものの、一緒に音を出すのは初めてだったんですが、かなり良かったですねえ。
ちょっとびっくりしました。
また、一緒にやろうよ。
で、もう一人の若干１９才の天才ギタリスト菰口君も、なんかもはや圧巻な感じでしたね。
素晴らしいです。
という訳で、今週末から、POT HEADS＠in-f、馬場さんツアーラストの2days＠ステラボール、そしてapollo
jam＠ブルースアレイ、とまたしても濃いめのライブ（というか薄めのライブって無いですよね）４日間ですが、ここはひとつしつこいようですがプロ意識満載で行っとこうかと。
色々、ご来場お待ちしてます。
ひょっとしたら、ちょっと道に迷った方がいい演奏に巡り会えるかもしれません。
あ、違いますので、迷わないで来て下さい。
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