06.04.04

田中栄二です。

 

どうでもいいですが、4月4日はオカマの節句だそうです。

 

と言う訳で、今日は噂のアコーディオントリオ『POT HEADS』のTD作業に立ち会っております。

 

ちなみに、POT HEADSのサイトがオープンしましたので、是非遊びに行って下さい。

 

blogも設置されてまして、私もちょいちょい書き込んでおりますので。

 

いや、blog、面白いですね。

 

で、今日TDな訳ですが、つまり、平たく言いますと私的にはあんまりする事がない日と言う事です。

 

一応説明しておきますと、TDとは「Track Down」の事でして、録った音を音量とか音質とか細かく決めていって、最終的に2track(?)にするという作業でして、作業内容の殆どはエンジニアさんが行うので、プレイヤーサイドがやる事と言えば「そこはもうちょいこんな感じ」とか「ここは下手だから思い切ってカット」とか「お腹すいたねえ」とか「そう言えばあの子元気かなあ」とか「今度の合コンどうしようか」とかくらいしかやる事が無い訳ですよ。

 

いや、まあそんな事も無いんですが(合コンも無いし)、基本的にはスタートレックエンタープライズ時代のオブライエンくらい(知らないか)一応いなきゃいけないが物語にあまり影響を与えないと言うポジションなんですよ。

 

まあでも、いないと音の指定も出来ないしクリンゴン星に転送も出来ないので、いた方がいい事はいいんです。

 

なので、一応いる訳ですが、こうしてHPの更新とかも出来てしまう訳です。

 

それにしても、TDもそうですが、レコーディング的な業務と言うのは、意外と「待つ」という時間が長かったりするんですよね。

 

例えばそんな事は私の場合は殆どないですが(軽い嘘)他の人がパンチインしてる時とかエンジニア的なよく分からない作業中だったりとか、マックがフリーズした時とかプリーズした時とか。

 

 

しかし、最近のスタジオは、そんな暇を持て余すミュージシャンに配慮したのか、無線LANを飛ばしている所が結構増えて来たんですよ。

 

 

なので、「今日は暇な時間が多いぞ」と踏んだ現場に関しては、パソコンを持って行ったりして暇をつぶしたり出来る訳です。

 

 

しかし、本気で暇な時間が長いと、いい加減ネットサーフィン(あんまりこういう表現使わなくなりましたね)にも飽きてくるんですが、今回このPOT HEADSのrecに関しては、暇つぶしにはもってこいのある技を発見したんですよ。

 

 

チャットですよ、ちゃっと。

 

 

チャットと言う文化が日常になっている方々に言わせれば珍しくもない話なんでしょうが、自分的にはまるでそう言う文化が無かったんです。

 

 

ではなぜこのような事態に至ったかと言いますと、以前業務用(?)に入手した某ソフトがそもそもの発端でして。

 

 

このソフト、私の今までの使い方は例えばデータのやり取りだったり、スタジオ同士でちょっとした軽い連絡を取り合う為だったり、と言うものだったんですが、検索機能を使えば、そのソフトを使っている今暇な世界中の人間とやり取りする事が出来る機能があるんですよ。

 

ミュージシャンの間でも素性を隠してこの手のチャットにハマっていると言う人もどうやらいるとかいないとか、と言う話なんですが、私の場合は素性なんて隠しません。

 

というか隠す程の素性がないですからね。

 

プロフィールにこのHPを思いっきり貼付けたりしている訳です。

 

 

で、先日のrec中、ちょっとした空きが出来たので、女性限定で何となく検索。

 

 

で、由香里(仮、推定27歳)ヒット。

 

 

で、生まれて初めてのチャットにレッツトライ。

 

 

いや、おそらく数十分たわいもない会話のやり取りだったと思うんですがね。

 

 

はっきり言って異常に盛り上がりましたよ。俺的に。

 

 

いや、なんて言うんでしょう。顔も知らないし、多分逢う事のない人なんでしょうが、何とも言えないアバンチュール感と言うか、もう右脳全開って感じでして。

 

 

で、まあしばらくそのソフトも立ち上げる事がなく今日まで来た訳ですが、今日TD作業と言う日を迎えて、あの感動をもう一度とばかりに検索を開始。

 

 

今日はどんな由香里に逢えるのだろうかと。

 

 

しかし、どうも怪しげな感じばかりで、なかなかヒットしません。

 

 

で、半ば諦めかけ、というかチャット自体への興味が薄れ始めた時、待望のヒットが。

 

 

由香里(仮、推定27歳)再発見

 

 

来たっ。

 

 

で、さっそくチャットスタート。

 

 

さすがに2回目のチャットなので、お互い慣れた感じで、徐々に突っ込んだ会話も生まれ、かなりいいムードになってきます。

 

 

以下、そのチャットの内容

 

06/04/04 20:04
ぴんちざ
いつぞやレコーディング中にお邪魔したものです。お元気ですか?


06/04/04 20:04
由香里
久しぶりです。元気ですよー

06/04/04 20:05
ぴんちざ
今日は先日のrecのTDと言う作業に立ち会ってます。ざっくり言って暇なんですが 最近のスタジオはネット環境がいいので暇しなくていいですね

06/04/04 20:07
由香里
ネットできれば、暇つぶしできるし、いいですよね

06/04/04 20:09
ぴんちざ
その通りです。本当はなんかやんなきゃいけないんですが、やはりする事がみあたらない。今は何を?

 

こんな感じで、私も臆面もなくミュージシャンである事をアピールするという禁じ手を全開で用いて、終始いい感じのやり取りが続きます。

 

で、話は、自分の興味がある仕事と言うテーマに入って行きます。

 

かなりミュージシャン的にはいいテーマです。

 


06/04/04 20:13
ぴんちざ
それは素敵な感じですねえ。美術系に興味がおありとか。

06/04/04 20:14
由香里
大好きですよー



06/04/04 20:16
ぴんちざ
美術館ですかー。去年島根の足立美術館ってとこに行きましたがかなりぐっときました。あんまり知識は無いんですが。いや、きっと採用されますよ。

06/04/04 20:17
由香里
そう言って頂けて、嬉しいです 自給やっすいけど、やっぱ自分が仕事したいところがいいなーって

06/04/04 20:17
ぴんちざ
間違いなくその方がいいです

06/04/04 20:17
由香里
ただ、応募人数が多いらしいんですよー


06/04/04 20:18
ぴんちざ
いや、情熱があれば、きっと、ねえ。

06/04/04 20:18
由香里
アピールしてきます

06/04/04 20:19
ぴんちざ
そのいきそのいき

06/04/04 20:20
由香里
ぴんちざさんは、劇団員なんですか?

 

 

 

なっ。

 

 

 

あっ。さては由香里さん、ここ見ましたね

 

 

で。

 

 

06/04/04 20:21
ぴんちざ
あははっはははっはは。いやすいません。残念ながら一応ミュージシャンなんですよ。HPではあんまり押し出してないんですが。なんか照れるので。

06/04/04 20:22
由香里
あー、ミュージシャンのほうですか

 

 

 

 

と言う訳で、そのソフト上では私のプロフィールからこのHPのリンクを外したいと思います。

 

 

 

とまあ、なんか随分ふざけた感じでrec作業をやっているかのように書きましたが、録音に関しては、かなり納得いくまでやり込みましたし、あくまでちょっとした不作為の空き時間を利用してでの事ですので、アルバムのできはかなりいいと思います。

 

 

 

よろしければ是非。

 

 

 

チャットも是非。

 



06.04.15

田中栄二です。

 

と言う訳で、PCの調子が悪く更新が遅れましたが、ひとまず復活したようです。

 

いや、もうびっくりしました。

 

どう言う状態に陥ったかと言いますと、ようは単純に立ち上がらなくなったと言う感じなんですが、具体的に言いますと、立ち上がったフリはするものの、起動中にシステムが落ちてしまうという症状が出てきまして、たまにまぐれで30分程放っておいたらいつものデスクトップが出てくる事はあるものの、基本的には機能しなくなったんですよ。

 

色々知ってる限りの手は尽くしたんですが、どうにも手詰まりになってしまいまして、どうやらこれはPC自体を初期化するしか方法は無いと言う所まで行ったんですよ。

 

しかし、初期化となると、悪くすれば今まで培った様々なデータや思い出やあんな画像やこんな動画も消えてしまう恐れがあり、それはなんとか避けられないものかと、以前同様な状態に陥った事がある一匹君にアドバイスとかを貰って、データを保存しつつ初期化すると言う方法を試す事に。

 

まず、我が家に眠っているデスクトップ(由香里)を数年振りに起こし、ibook(ナターシャ)に結合させ、由香里側からナターシャの内部をいじれるように配線します。

 

つまり、今の彼女が病気になって、その彼女を救うべく昔の彼女に強力を頼んだと言う形な訳ですが、普通に考えればそんな時だけ私に頼るなんて最低よってなもんでしょうが、まったくいつまでたってもあなたってどうしようもない人ねいいわやったげるでも一言だけ言っておくわ私が助けた事は彼女に言っちゃダメよくらいの黒木瞳ばりの(イメージ)器の大きさを期待しつつ、操作開始。

 

この段階で、由香里がナターシャを認識しなければこの方法は使えないのですが、由香里はちゃんとナターシャを認識。

 

さすがは黒木瞳。

 

で、黒木瞳を通して外付けハードディスクにナターシャに詰まった俺の思い出をコピーしていきます。

 

おそらく重要なデータだけをチョイスして保存しておけばいいのでしょうが、色んな危険を考えてこの際全部のデータをコピーしておく事に。

 

しかし、それだと黒木瞳の処理能力でもおよそ15時間かかると言う状況に。

 

しかし、やはり危険は犯せず、全データの移植開始。

 

で、いくら黒木瞳と言えどもさすがに15時間も眺めてれば飽きが来る訳で、ひとまずそのままの状態にして放っておいて某ライブに喋りに行くだけの為に家を出ます。

 

で、ライブが終わり、別に演奏した訳でもないのだがとりあえず打ち上げには行き、深夜帰宅。

 

で、瞳は作業を終えたかと。

 

で、驚愕の事実にぶち当たります。

 

黒木瞳が一生懸命作業している間にどうやらナターシャがスリープ

 

おいおい、寝てんじゃねえよ。

 

で、よくよく配線を確認したら、ナターシャ側の充電コードがなんかの拍子で外れてしまったようで、途中で充電が切れたようなんです。

 

もう、ショック大です。

 

しかし、こうなってしまった以上はもう一度同じ作業をするしか手がありません。

 

で、また瞳に協力を依頼。

 

正直、自分的にこの段階でかなりイライラしていた訳ですが、どうやらそれは黒木瞳も同じだったのか、ついに温厚な黒木瞳がナターシャの受け入れを拒否

 

以前、黒木瞳からナターシャにデータを移植する時同様な事がありまして、その時は何だかよく分かりませんが時間をおいてもう一度再チャレンジしたら黒木瞳の機嫌が直り事なきを得た訳ですが、自分的なナターシャへのイライラが最高潮になっておりまして。

 

で、この際多少のデータの損失は覚悟の上で、淡い思い出も一緒にリストア開始

 

しかし、この作業がまた終了するまで数時間要するらしいので、いい加減疲れたので俺的にスリープ

 

で、翌朝、おそるおそるナターシャを覗き込むと、とりあえずリストアは進んでいるようではあったが、もう一枚ディスクをささなければならず、この日は名古屋に今度はちゃんと演奏しに行かなければならなかったので、2枚目のディスクを差し、ナターシャを気にしつつも名古屋へ出発。

 

で、ライブも無事終え、もろもろの事情で朝6時に名古屋を出発し、先程帰宅した訳ですがね。

 

なんと、昔のままの元気なナターシャに生まれ変わっておりまして。

 

思い出もデータもちゃんとそのまま残ってまして。

 

しかし、何故だかよく分かりませんが、I.Eとかネットスケープとかサファリとかのプラウザが、ネットに繋げて、例えばあっち方面のやたら情報量が多いページに行ったりするとあっという間に予期せぬ理由で強制終了してしまうという多少後遺症は残ったようなんですが、まあそんな事はちょっとの自制心があれば問題ないので(ちょっと痛いですが)、ひとまずほっとしております。

 

 

とりあえず、いい加減怪しげなチャットのリアルな様子を載せ続けるのもどうかと思いまして、取り急ぎ更新してみました。

 

 

様々な方から、「相手はどうせおばさんだ」とか「多分ドラえもんばりのボディーだぜ」とか「というかそもそも相手は男だよ」とかの忠告を受けましたが、誤解の無いように言っておきますが、相手がおばさんだろうがドラえもんだろうが男だろうが、要は私の脳内での虚像作りが完璧であれば、ネットの向こう側のリアルな姿など取るに足らない問題だと言う事をお伝えしておきます。


06.04.25

田中栄二です。

 

先日、古くからの知人の結婚式に出席してきまして。

 

なんか、色々グッと来ました。

 

とても良い式でした。

 

元来、人の結婚式に出席する事って、あまり好きじゃないと言うか、まあ正直金もかかる訳でなんとか理由をつけて欠席したいと思ってしまうタイプではあるんですが、今回は新郎とも新婦とも古くから交流があり、付き合い始めてから華燭の典にたどり着くまでの曲がりくねった道のりを知ってますし、「幼なじみ」という表現を使ってもいい程の仲なので、出席した訳です。

 

で、平たく言いますと、終始ほんとすげえいい感じの式だった訳ですが、私的にはちょっとした事件がありまして。

 

事の発端は、式の前日、新婦から来たメールから始まります。

 

明日の披露宴でテーブルスピーチお願いします

 

ん?

 

テーブルスピーチ?

 

あまり結婚式に詳しくないもので、テーブルスピーチと言う専門用語に一瞬戸惑います。

 

これが「スピーチお願い」であれば、かなり重要っぽい感じだと思うんですが、「テーブルスピーチ」となると、言葉的には何となくライトな感じがしまして、しかも前日に頼んでくる訳ですから、おそらく各テーブルを代表してちょっとした挨拶をすればいいのかなあ、と。

 

いや、実は以前友人の結婚式で友人代表の挨拶をした事がありまして、その時は「まあステージとかで喋る事も結構あるし、アドリブで何とかなるだろう」と、何の用意もせず式に臨み、結果式をぶち壊しにするかのようなグズグズな喋りを展開したと言う苦い経験がありまして。

 

なので、重要な役割だとこちらも相応の用意をしなければならないし、念のために新婦に返信。

 

あの、テーブルスピーチって一体なんだい?

 

で、新婦からの返答。

 

軽くシークレットでお願い♪

 

ん??

 

全然答えになってないねそれ。

 

しかも「シークレット」ってどういうの?

 

しかしまあ、新婦にしてみたら明日は人生において最も大事な日だろうし、色々一杯一杯なのかなあと思い、こちらで色々調べればいいかと。

 

で、色々リサーチした結果、やはり友人代表とかの重要なポジションではなく、軽く挨拶すればいいという感じでして。

 

で、「シークレット」と言う言葉の意味なんですが、これはおそらく新郎とは長い付き合いでなので、新郎の恥ずかしい一面やら悪行やらを新郎にシークレットにしておくから喋って、という事だと理解し、念のため新郎の恥ずかしい一面やら悪行やらを思い出して、脳内にストックしておきます。

 

 

で、式当日。

 

 

私とは長い付き合いの二人ですので、割と本気で感動しながら、教会形式の式を終え披露宴へ。

 

 

この披露宴会場がまた料理が旨くて、普通に普段絶対自腹では食う事は無いであろうという高級料理に舌鼓を打ち、同席の友達と色んな昔話で盛り上がったりしていた訳ですが、何となく頭の中にそう言えば新郎にシークレットのスピーチも考えないと、と若干の緊張感は私的に感じつつ式は進行していきます。

 

 

で、結婚式のしきたり通り、お酒を持って新郎新婦の元へ乾杯しに行きます。

 

 

で、これから私に恥ずかしい一面を喋られる予定で、その事は何も知らない新郎から一言。

 

 

栄二君、スピーチよろしくね

 

 

あれ?知ってんの?

 

 

シークレットじゃなかったの?

 

 

一応、あ〜うん、頑張るよ的な発言をしてしまった訳ですが、私の頭の中は????で埋め尽くされます。

 

 

どう言う事だ。

 

 

で、席に戻りしばらく状況をつかめずいると、司会の人が「では、突然ですがこれからご友人の方々の中から数名の方にスピーチして頂きます。ちなみにスピーチして頂く方にはその事は全くお伝えしておりませんので驚かれるかもしれませんが、よろしくお願い致します」

 

 

ひょっとしてこれの事?

 

 

って事は俺にシークレットだったってこと?

 

 

つまり、おそらくこういうからくりだった訳ですよ。

 

 

いきなり友人にマイクを向けて喋ってもらい、そのドッキリ感を新郎新婦やご列席の皆様に楽しんでもらうという企画なのだが、完全にシークレットだとさすがに対応に困るだろうし、念のため前日に知らせておいた、という事らしいんです。

 

 

つまり、喋る方としては「全く知らされていなかった」という態度で「いや突然で全然考えてなかったんですけど」なんていう切り口で行かなければならない訳ですが、一応知ってしまっているし、演出的には軽い「やらせ」な訳で、軽い演技力も要求され、一気に喋りが難しくなります。

 

 

で、一人目のテーブルスピーチがスタート。

 

 

この段階で、私的にかなり一杯一杯になって来た訳ですが、まだ救いとしてはこの一人目があっさり「いや、ホントおめでとう、幸せにね」くらいの簡潔なスピーチであれば、その後もさくさく進むだろうし、多分演出的にもあくまで「シークレット」な訳ですからそうなるだろうという期待があったんです。

 

 

しかし、この一人目のスピーチの方、新郎の友人で、私も噂は色々聞いていた方なんですが、まあ喋りの名手でして、事前に聞かされていたのかどうかは分かりませんが、軽い笑いも織り交ぜつつ、ほぼ完璧なスピーチをしてしまいます。

 

 

確実に悪い流れです。

 

 

しかし、ここで司会の人が救いの一言。

 

 

「突然なお願いにも関わらずありがとうございました。しかし、次の方からは簡単なスピーチで結構ですので」

 

 

 

だろ、そうだろ。

 

 

で、次の人へ。

 

 

今度は新婦側の同級生だった二人組の方へ司会者が向い、スピーチを求めます。

 

 

さすがに女の子は、あそこまで完璧には喋れんだろうと期待していた訳ですが、この女子二人組、突然のスピーチの依頼というドッキリシステムを無視して用意して来た手紙を読み上げるではありませんか

 

 

しかも感動的。

 

 

おそらく、この会場に置ける本来の「どっきりテーブルスピーチ」の意味合いは崩壊しつつあり、もはや友人代表の挨拶くらいの破壊力を持ち始めてきます。

 

 

しかし、今後数名の人間が同様なボリュームで喋ってしまえば時間的にも詰まるだろうし、演出的にも厳しくなるだろうし、他の人の動向によっては「時間がないようなので、簡単に。いやほんとおめでとう」くらいで済むだろうと、ひとまず情勢を見守ります。

 

 

しかし、司会の人が予想だにしない一言。

 

 

「では、最後にこの人にお話を伺いましょう。え〜、田村栄二さん」

 

 

えっ?最後?

 

 

これは簡単な挨拶の予定が、思いのほか喋りが長過ぎたので私はカットになったのかとも解釈出来たのですが、確実に司会者は私の方に向かってきます。

 

 

つまり、私がこのテーブルスピーチのトリで、しかもナチュラルに名前を間違えられたという状況

 

 

本当は新郎の恥ずかしい過去とかを言おうとか考えていた訳ですが、シークレットだとか簡潔にだとか田村栄二だとか色んな要素が入りすぎて、私的に軽くパニックに陥ります。

 

 

で、今となってはなぜなのかよく分かりませんが、直前に以前ベースの山田章典と「アルミ婚式」という結婚式をモチーフにしたライブをやった時に、立会人という形で参加してもらったキーボードの野崎さんが「三つの坂」の話をしていたのを思い出し、それを喋ろうと。

 

 

人生には3つの坂がある、一つは上り坂、つまり平たく言うといい時もある、もう一つは下り坂、つまり平たく言うと悪い時もある、そしてまさか、と言うオチ、的な結婚式にありがちな流れな訳ですが、パニックに陥った私はなぜか落ちの「まさか」しか出てきませんで。

 

 

 

しかし、何とかなるだろうと、「三つの坂」を敢行。

 

 

 

で、思いっきり撃沈

 

 

何を喋ったのかあまり良く覚えてないんですが、「人生には多分三つの坂があるので気をつけて下さい」って言ったような気がします。

 

 

意味が分かりません。

 

 

ほんと、気の利いた事も言えませんですいません。

 

 

と言う訳で、せっかくの高級料理が、プレッシャーで最後にはあまり喉を通らなくなったという点を除けば、本当にいい結婚式でした。

 

 

是非またやって下さい

 

 

お幸せに。ほんと、おめでと。

 

 


06.06.03

田中栄二です。


お待たせして申し訳ございません。


すでにお察しの方もいらっしゃるかと思いますが、愛用しておりましたibookがついに完全に機能を停止いたしました。


とりあえず、昔のiMacを引っ張りだしてきまして、メールやwebの閲覧という行為はできるようなシステムは復活させたのですが、HPの作成ソフトがどうやっても立ち上がりませんで。


色々他の方法も模索したのですが、どうやっても手詰まりで、かといって完全にHP更新を放棄するのもどうかと思い、しばらくは当サイト立ち上げ当時にご協力いただいたY女史に協力のもと、更新作業を行っていこうと思っております。Yさん、ほんとすいません。


という訳で、ひとまずそんな感じのご報告ということで。


ちなみに一匹君はアメリカに行っているようです。


尚、ダイナミックに更新期間が空いたことにより、一部の方から「努力が足りない」という表現でお叱りのメールを頂きましたが(軽く頭にきましたが)、


正直に言いますと「努力が足りない」のではなく「お金が足りない」のですよ。


ということは、努力が足りないということか。


という訳で、色々努力します。



06.06.04

田中栄二です。


という訳で、一匹君はアメリカにいるようですね。


いいですね。めりけん。


私は、現在目下連日塩谷哲ツアーのリハでございます。


いいですね。東京。


いや、ほんと、凄く楽しいですよ。


来週あたりから始まる訳ですが、このツアー、私的には一点引っかかってることがありまして。


いやですね、このツアー、基本的に一日二回の公演がある訳です。


つまり、二週間の間に計16回のステージがある訳ですよ。


でね、何が引っかかるかってね。


そんなに着る服あるかなあって


まあ、そんなことは毎度問題になっている訳ですが、今回はブルーノートという立派な会場ですので、さすがに毎回Mr.インクレディブルのプリントTシャツとかで出るのも良くないんじゃないかなあと思いまして。


まあしかし、無い袖は振れないし、というかそもそもTシャツには袖がないので、つまり振れる訳も無いので、まあなんとかします。


万が一衣装関係が行き詰まった場合には衣装なんて関係ないぜだって俺が着てるものはステージにた立った瞬間にすべて衣装なっちまうんだからなぐらいのことをさらっと言える外人になります。


なので、もしステージ上でTシャツ姿の私を発見した場合はイングリッシュかバングラディッシュで話しかけてください。


尚、知っていると思いますが、バングラディッシュと言ったのは駄洒落目的だけで他の意味はありません。

 

 

 

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06.06.04

田中栄二です。


という訳で、一匹君はアメリカにいるようですね。


いいですね。めりけん。


私は、現在目下連日塩谷哲ツアーのリハでございます。


いいですね。東京。


いや、ほんと、凄く楽しいですよ。


来週あたりから始まる訳ですが、このツアー、私的には一点引っかかってることがありまして。


いやですね、このツアー、基本的に一日二回の公演がある訳です。


つまり、二週間の間に計16回のステージがある訳ですよ。


でね、何が引っかかるかってね。


そんなに着る服あるかなあって


まあ、そんなことは毎度問題になっている訳ですが、今回はブルーノートという立派な会場で