まずは、見積を依頼するための業者選択から始まります。
塗装工事を請け負う業者には、いろいろな形態があります。例えば、大手リフォーム会社、工務店、塗装専門業者、訪問販売系業者などです。
それぞれ、いろいろな特色、特徴がありますが、大切なのは一番信頼できる業者を見極めることでしょう
◇大手リフォーム会社◇
大抵は下請けの塗装業者を使います。が、下請けに「丸投げ」するのではなく、工事管理、アフターサービスは徹底しています。また、その下請け業者は、技術はもちろんのこと、顧客サービス(職人のマナー、質)までこだわっています。
ただし、値段は高めとなったり、営業員の専門知識がやや低いところもありす。
◇リフォーム専門店◇
工務店、ホームセンターなど企業規模の大小を問わず、さまざまな事業者が参加しているのが、この形態です。
工事は下請け業者を使うのがほとんどですが「丸投げ」の業者も少なくありません。
値段、工事品質、顧客サービス等、業者によって大きな差が表れます。
◇塗装専門店◇
工事を自社職人で施工するところがほとんどですが、なかには下請けに出す業者もあります。
小規模の会社、個人経営の業者ほど値段が安くなる傾向があります。
塗装の専門知識等は高いと言えます。
◇訪問販売業者系◇
営業マンが直接家に訪問して工事を受注する営業形態です。
一時、外壁塗装や屋根リフォームでは圧倒的な強さをほこりましたが、不安をあおるようなセールストークや強引な手法で契約に持っていく悪質な業者も目立ち、トラブルが続発し社会問題にまで発展しました。今では大手数社が営業不振ということもあり勢いが衰えています。
以上のように、一般的には下請けを使う大手ほど値段は高く、1〜2人でやっている事業者ほど値段が安いのが大半です。
ただし、下請けを使うことが悪いわけではありません。、大手業者や工務店が管理することにより、とかくありがちな職人の独りよがり的な仕事の終わらせ方でなく、検査の目が多くなるなど、より高い品質の工事が出来ると言えます。
いけないのは、一部業者の工事を「丸投げ」することです。こういった業者ほど、中間マージン的なものばかり高く、下請けには厳しい値段で工事をさせます。
大切なのは、価格のみに左右されずに、業者、営業員を見極めることです。