乗鞍の四季の楽しみ

 春夏秋冬 それぞれ美しい乗鞍の四季 その楽しみ方をご紹介します。
 

 春  5月〜6月


 5月、乗鞍の春は突然やってきます。桜や水芭蕉がいっせいに花を咲かせます。それはゴールデンウィークのころ。東京や名古屋からは1カ月ほど遅い春の訪れです。
 森の木々は春を待っていたかのようにいっせいに芽吹き、6月になると乗鞍高原のあちらこちらで蓮華つつじが咲き誇ります。
 しかし、山頂付近はまだ一面の雪。春山スキーを楽しむことができます。
 梅雨時も湿気は少なく爽やか。高原には美しい花が数多く咲きます。



 夏  7月〜8月


 

 


 日本中が35度を超す猛暑に見舞われるころも、乗鞍高原は別世界。朝晩は寒いくらいです。日差しは強くとも、吹く風さわやかな高原では、トレッキングやサイクリングを楽しむことができます。
 また、標高2700メートルの畳平では、盛夏でも雲がかかると気温が10度を下回るほどです。雪渓が残る谷間では、短い夏に駒草や小岩鏡などの高山植物がいっせいに美しい花を咲かせます。



 秋  9月〜11月


 

 


 乗鞍高原の秋は早く訪れます。9月に入ると秋のきのこが次々と顔を出し、下旬ともなると木々は紅黄の美しい錦を身にまといます。紅葉の乗鞍岳は一年でも一番美しい姿を見せてくれます。紅葉は、9月下旬頂上付近から始まり、少しずつ山を下りていきますので、11月初旬頃まで楽しむことができます。
 そして秋はトレッキングや登山に最も適した時期でもあります。晴れた日には空気が澄んで、山頂からは遠くの山々を手に取るように見ることができます。
 またこの時期には南の国へ帰っていく鷹の渡りを見ることもできます。9月の中旬からは近くの白樺峠で観察会も開かれます。



 
冬  12月〜4月





 12月中旬から乗鞍高原は一面の銀世界になります。雪に覆われた高原は、それまで盛んに聞こえた落ち葉の音もなくなり、静寂に包まれます。こんな静かな銀世界でも木々には、こがらやしじゅうからなどの野鳥が数多く訪れ美しい声を響かせます。スノーシューを履いて雪野原にとび出せば、静寂の世界にも兎や栗鼠の足跡を見ることができます。
 もちろんゲレンデではスキー・スノーボードを満喫することができます。レンタルもございます。詳しくは「料金」のページをご覧ください。Mt.乗鞍スキー場は車で5分です。スキー場までの送迎もいたします。)