草加せんべいについて

左の写真は草加市松原にある名所の松並木です。 この日光街道沿いには、老舗のおせんべいやさんが、 軒を連ねています。この通りは、散歩道として市民の 憩いの場所となっています。草加はかつて俳人松尾芭蕉 も一休みし、紀行文「おくの細道」でも記されている歴史ある町です。 えらべるせんべいの種類がふえました。 醤油味が一般的ですが、 色々な風味のせんべいを取り揃えております。 皆様のご注文おまちしております。

 

★草加せんべいの歴史★

千数百年以前餅を乾かした「堅餅」を焼いて食べる保存食が源流ですが、 その昔、草加が、奥州街道の宿場町として栄えた頃遊び人相手の茶屋が街道沿いにあり、 おせんというお婆さんがいました。 おせんの作る団子はとてもおいしい団子でしたが、売れ残るときもあり、そんなときは困っていました。 それを通りかかったお侍さんが「団子を平らにつぶして天日で乾かし焼餅にしては・・・」と教えてくれました。 早速試してみたところ、その歯ごたえとおいしい香りがお客に大評判となりました。 これが草加せんべいの始まりだということです。

 

★草加せんべいってどんなせんべい★

草加せんべいは、初め「塩せんべい」と呼ばれていました。 江戸後期まで主流であった小麦粉に砂糖を混ぜた 「瓦せんべい」のような甘いタイプのおせんべいと区別するためだったようです。 作り方は、うるち米を粉にしてから蒸してついた後、成型をして乾燥させ焼き上げたものです。 代表的なものは円形のしょうゆ味の堅焼きせんべいですが、 今では時代の流れに合わせて各店舗独自の味付けがなされていて、 胡麻、味噌、唐辛子、ザラメ等様々な種類が作られています。


   


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