ひらんこ



ひらんこについて


     ひらんこはニューギニアが原産地と言われますが日本でも

    西日本を中心に広く生息しています。地方によってはひいり

    こ、ひび、そらくらげ、と呼ばれます。

     古語では「ひらひも」として平安時代の今昔物語などにみ

    られます。

     ひらんこは爬虫類爬虫綱ヘビ亜目ヘビ課バードスネークの

    一種で世界では13種を数えます。ひらんこはバードスネイク

    の和名です。

    進化学的にはジャングルに生息していたヒタナンダが生息環

    境が潅木圏に移行するににつれてイータナンダ(和名・つち

    のこ)に分岐進化ののち東アジアに分布していく過程で生息

    地に草原や海を取入れていくうちに進化しヘラナンダ(バー

    ドスネーク・ひらんこ)になったとされていなますが、近年

    化石調査(九州大学)により実証されてます。

    

     生態はほとんど把握されていません。川辺、沼地、田圃な

    どで捕虫し餌としているとされ、近年の環境の悪化にともな

    い固体数を激減していると憂慮されていますが、正確な学術

    的な報告はありません。自然保護グループなどの調査に依れ

    ば国内のひらんこの生息数は最大で30000匹とされており、

    保護の必要性が叫ばれています。


     通常夏季に生殖活動を行うため、群れを成して野原などを

    遊弋します。ひらんこの群舞する様子は世にも美しいとされ

    古来より「霊のひめいり」として詩歌にもよく歌われていま
    す。一部東北地方では逆に霊のひめいりを見ることはタブー

    とされ縁起の悪いこととされていますが、数年前までは都市

    部、田舎を問わずどこでも、ひらんこは群舞し夏の一般的な

    風物詩だったと言えます。

     食用としては油で合え、酢を加えて「霊合え」「酢くらげ」

    として祭り事の日などに食しましたが、茨城県等では禁忌(

    タブー)とされています。


     風俗学的には、平良古市の「そらくらねぶた」

    (平良古ねぶぶた祭り)が有名です。

     平良古では初秋に空を圧して2000匹を越えるひらんこが

    生殖のために飛来し釧路の上空をうめ尽くして遊弋交尾しま

    す。市域はフェロモンに満たされ、女性は老若を問わず、悶

    え切れずにパンツを脱いで往来に飛び出し男を取り合い、@

    @@の限りを尽くします。

     平良古市では市条例によりそらくらねぶたの日の女性による

    全ての性犯罪への、刑法犯の成立は無効とされ、全ての出産

    児は配偶者の摘出子と、認知されるという特別立法があるこ

    とでも有名です。


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