邪道太閤記〜戦国傭兵伝〜
2003年12月
戦国時代に妖術的要素を取り入れて、明智光秀と豊臣秀吉を代表とする、日本を二つに割った源平以来の闇の一族の戦いを描く物語。野望だけが取柄の男・藤吉と、女ゆえに天下に出ることが許されない世紀の天才用兵家・キクリ、そして足利将軍に似てるという理由から、将軍の地位を手に入れる助六の三人を中心とする傭兵団が、足軽ながら大名や貴族・商人らをむこうにまわし、邪道の道で着々と天下取りをめざす一代戦記。物語は京から出発し、美濃の斎藤道三と出会う三話まで完成、脚本は道三の死をクライマックスとする第一部まで完成している。いつか連載できる日がくればと思う・・・ 32P

★ストーリー解説★
戦国時代の退廃した京の自殺の名所で、世の中に対して失望し、自殺をしに現れた藤吉は、そこで謎の女キクリと出会い、生きることへの興味を待つ。三種の神器の一つ、クサナギの剣を体に宿した藤吉は、同時に天下一の運をも手に入れる。同じ頃、明智十兵衛は欲望を増幅させる力を持つヤタの鏡を手に入れていた。そして永遠の力を持つヤサカニの勾玉は天皇の手にあった・・・暇つぶしに天下を狙う藤吉は邪道を駆使して下克上を狙って昇るところまで昇ることを決意、足軽として斎藤道三のもとに登場。手始めにたった三人で城を奪い、周囲を驚かせるのだった。
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