漫画家魂(サムライソウル)
2004年6月
漫画とは!芸術とは!愛とは?人生とは?といった人間の一大テーマに取り組み、それに答えた怪作。理論的に創らずに、脳の暴走に任せて創ったため、とてつもない作品になってしまった。久しぶりにギャグ(?)を描いた気がする。是非ホ−ムページに公開し、皆さんに見てもらいたいカルト作品であるが、手塚治虫、三島由紀夫、梶原一騎、つげ義春、白土三平、司馬遼太郎など、自分が影響を受けた実在の人物・キャラクターが生人・故人問わず次々に勝手に作中に登場し、勝手気ままに喋っているため、著作権が危ういので公開できないという、極めて危険な作品である。作者の漫画に対する思い入れを熱く語った、まさに漫画至上主義な作品である。クエンティン・タランティーノのパロディ・サンプリング技法に影響されて漫画を作ったため、漫画好きにはニヤリとするパロディネタのオンパレードとなってしまった・・・漫画好き、これから漫画を描く人には是非見てもらいたい作品である。いつかどこかで公開しようと思っている。せめてストーリーでその大要を読み取って欲しい。 20P

★ストーリー解説★
手が勝手に動いて漫画を描くことがストップできない蒼田 参漢は、漫画地獄で次々に漫画の先輩たちに会い、”漫画とは一体何か”というテーマに挑む。やがて禅問答の末、漫画家はサムライであるという悟りに到達した蒼田 参漢は、漫画を描くため蜘蛛の糸で現実世界に戻るのだった・・・
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