-- そして見上げる先。 --




俺達にしてみれば滅多にない休日。
だからこそ朝からミントンで汗を流して、うまい昼メシを食っ て、
また午後からミントンして…そんな充実した一日を終えた い。

そして今日がその休日。でもそんな気分じゃない。
ミントンな んかしたくない。むしろ何もしたくない。だから俺は寝る。
そ して休みが終わるんだ。
休日なんてクソ食らえ。

ごろりと寝転び息を吐き、言葉を洩らす。

「…今頃…何してんだろ…?」

そして溢れる自嘲的な笑い。

(きっと俺は重症だ…)

--------------------------------------------------

俺達にしてみれば滅多にない休日。
だからこそ好きなことをして一日を過ごしたい。

そしてあいにく休みではない今日。書類作業に追われる一日。
だが、それなりの時間が送れるから苦ではない。

…はずなのに…。

(…聞こえねえなァ…)

今日に限って声が聞こえない。
障子の隙間から外を覗き見るが…

(…居ねぇ…。確か、休み…今日だったよなァ…)

溜め込んだ書類はこの日にしかできない仕事なのに…、
ヤル気 の素が居ないんじゃ話にならない。

(なんだってんだィ…あの馬鹿は…)

悪態を吐きながらもざわつく心。

(…こりゃ…重症かもなァ…)

---------------------------------------------------

見上げる先には薄汚れた天井。

見上げる先には覗き見る雲。

想いの先は互い存在。



> フアセさんから頂いた山沖小説です!!!
  やばいです!!マジヤバイですって!!!
  むしろ私が重症ですって!!!!! 激萌ですって!!!!
  やっぱり山沖好きだなぁと思いました!!!
  素敵な小説ありがとうございました!!LOVE!
050222