2004MN4が2029年4月13日に地球に衝突するという報道について、
yahooや、一部ニュースで報じられたせいか、うちにも何件か問い合わせが来ていますが、現段階では騒いだり、また準備をする性質の物ではありません。以前にも同じような騒ぎが有りましたが、今後の追跡観測で更に精密な軌道計算がなされ、衝突の可能性は無くなるものと考えられます。衝突するにせよ25年後の話です。

つたない翻訳ですが、NASAのNEOのニュースページの趣旨の部分を簡単に翻訳しておきました。お読み下さい。ちなみに原文はNASAのNEOのニュースページにあります。

翻訳記事

ドン・ヨーマス、スティーブ・チェスレイ、ポール・コーダス

アメリカ航空宇宙局 地球接近小天体プログラムオフィス

2004/12/23

最近、再発見された400メートルの大きさの地球接近小惑星は2029年4月13日に地球の近傍を通過すると予想されています。再接近距離は不確かで、地球との衝突の可能性も除外されていません。、現在地球との衝突の可能性は300分の1であり、この確率自体は、この小天体を天文学者が特別に追跡するに値する物ですが、一般の関心事となるべきものではない。この確率自体新しい観測

データーを元に日々変わっていくものです。おそらく、この小惑星に対する、世界中の天文学者の追跡観測によって衝突の可能性は結果的に除去されるものと思われます。

この天体は、トリノスケール(別表参照)で10段階の2にランクされた最初の天体となりました。(中略)

12/24アップデート

2004 MN4は、今世界中の観測者により非常に注意深く観測されています。そしてこの天体に関する我々のリスク分析をアップデートし続けています。

本日における、衝突監視の結果は2029年4月13日のこの天体の地球への衝突の可能性は、1.6%に高まりました。衝突の可能性のある天体の大きさと衝突の可能性(1.6%)とを加味しますと、トリノスケールのレベル4となります。しかしながら、衝突しない可能性は依然高く、60:1が意味するところ、今後の日々の観測、週にわたる観測、月にわたる観測で98%以上の確率で、2029年の衝突の可能性は、排除されることになることを意味しています。