他店では買えない!スターライト・コーポレーション オリジナルモデル
ポルタ102M屈折経緯台
ポルタ102M屈折経緯台の特徴
(株)ビクセンとのコラボレーションにより実現した、スターライト・コーポレーション オリジナルモデル第4弾です。対物レンズの口径は10.2センチ!です。この鏡筒は中学校や高校の理科室に備品として納入する製品としてビクセンの倉庫に保管されていたものです。(通常のA102M鏡筒とは色が違い金具がモスグリーン色)その鏡筒にビクセンの新型経緯台「ポルタ」を組み合わせた、まさに高級入門機といえる最強スペックの天体望遠鏡です。入門機と言うには少々贅沢な仕様ですが、天体望遠鏡は、10センチを超えると惑星や星雲星団などの見え方が段違いに良くなりますので、最初から良い物を買って長く使いたいという方に最適です。反射式に比べて、視野のコントラストも高く、屈折望遠鏡は、外気の影響を受けにくいので反射式望遠鏡の様に使用前に30分も温度順応させる必要もありません。また使い勝手の良いポルタ経緯台と組み合わされ使い勝手も軽快そのものです。将来へのアップグレードも考えられた仕様となっており、赤道儀にアップグレードされる場合も、ビクセンSX(自動導入対応/日本語を含む6ヶ国語対応)/GPD2/GP2やケンコーの久しぶりのまともな赤道儀であるSynta製スカイエクスプローラー赤道儀(自動導入対応/英語仕様のみ)にもそのまま搭載が可能です。

 メーカー保証も一年間となっており、長期にわたり安心してお使い頂けるとともに、ビクセンの望遠鏡に付属する「天体望遠鏡で楽しむ 星空ガイドブック」を執筆・企画制作した私が、購入して頂いたお客様の直接のサポートを行うため、量販店やインターネット通販で訳も分からず望遠鏡を売っている一部のディスカウント業者とは違う、充実したサポートやアフターケアがお約束できます。

ポルタ102M屈折経緯台ー式(スターライトコーポレーションオリジナルモデル

ビクセン102M鏡筒一式(6X30ファインダー付き)ポルタ経緯台一式(アクセサリートレイ・アルミ製伸縮式長さ90センチから130センチに調整可能なワンタッチ三脚付)フレキシブルハンドル300mm2本、天頂プリズム31.7mm、24.5mm接眼アダプター、付属接眼レンズOR.6mm(166倍)K.20mm(50倍)(別売り接眼レンズにより変倍可能)星座早見盤、ポルタ経緯台説明書、102M鏡筒説明書、「天体望遠鏡で楽しむ星空ガイドブック」付属。5年間保証書一式。総重量9.6kg

販売価格 66800円(税込)送料全国一律1400円(二梱包)一部例外ありますが、離島も含めてほとんどこの送料で送れます。

ポルタ経緯台のご紹介
 ビクセンが開発したポルタ経緯台は、フリーストップ(固定ネジの操作をしないで目的とした方向に望遠鏡を向けられる)上下水平全周微動の使いやすい仕様を低価格で実現した大変優れた経緯台です。ドイツで開催された2004年秋の世界最大の光学機器・カメラの見本市「フォトキナ」で、ビクセン初の新型の大型赤道儀「GAIAX」とともに発表され、大きな話題となりました。翌2005年4月末に出荷開始となり発売開始間もなく第一ロットは一瞬にして完売となりました。私自身、3月にPIEでポルタの実機を初めて見た際にこの商品のヒットをビクセンの広報部長に、「この経緯台は大ヒットしますよ。」と話をしていたのですが、社内では、これ程の売れ行きとなることは全く予想しておらず。2005年秋までの間、生産が間に合わず何度も倉庫が空になる状況が続きました。この一年で恐らくは国内出荷分だけでも、1万台を優に超えるヒットとなったと思われます。

 ポルタ経緯台が優れているのは、下記の点です。

1.まずは、従来は高価であったフリーストップの経緯台をアルミ三脚付で、メーカー希望小売価格21000円という信じられない低価格で実現したこと。

2.鏡筒の取付方式をビクセンが1992年にGP赤道儀に採用し、事実上小型望遠鏡の共通規格になったアリミゾ式アタッチメントとした事により、鏡筒の取り外しや取付が極めて簡便になった。様々な鏡筒を付け替えてつかえる。その上それまで赤道儀に望遠鏡を搭載していたユーザーが、普段に短時間の天体観測をする際のサブ用の架台としてこぞってポルタ経緯台を購入した事。

3.2で書いた内容の逆となるが、ポルタ経緯台に搭載されている望遠鏡は、初心者がアップグレードした際に、鏡筒バンドやアタッチメントを買い増しすることなく、ビクセンのGP2やGPD2やSXといった赤道儀や、他社製の同規格(アリミゾ式)の赤道儀に載せ替えられる。これまで赤道儀と鏡筒の取付のアリミゾ規格が同一の経緯台はほとんど存在していなかった。

4.なにはともあれ、鏡筒の仰角が変わっても前後バランスが変化しないシーソータイプのフリーストップ経緯台が、初心者にとっても上級者にとっても大変使いやすいものであった。

以上の様な優れた設計が初心者だけでなく既に望遠鏡を持つ上級ユーザーの需要を喚起したことにより大ヒット商品と成ったわけです。

ポルタ102M屈折経緯台全景
純国産望遠鏡 ビクセン102M鏡筒の紹介
102M鏡筒は、フランフォーフェルタイプの有効径10.2センチのアクロマートレンズを搭載した屈折望遠鏡です。入門機の標準といえる口径7センチの望遠鏡の2倍以上の光を集めます。日本国内で研磨され腕利きの職人の手でセルに収められ調整されたレンズは、同口径の中国製鏡筒とは比較にならないシャープな像を見せます。初心者の方でも中国製鏡筒と並べて比較すれば一目瞭然でその違いがはっきり分かるほど違いがあります。

口径が10センチになると、土星の輪は、カッシーニの空隙と呼ばれる輪のすき間が全周に渡って見ることができ、木星も縞模様が見えるだけでなく、縞模様の濃淡や縞模様の中の渦が見える程です。またこの望遠鏡の持つ肉眼の212倍もある集光力は、空の暗い天の川が見られる様なところで星をみれば、星雲星団の類も非常に良く見ることができるでしょう。

先週に西伊豆でテストをした際に、明け方に見え始めた夏の天の川をこの望遠鏡に低倍率の接眼レンズをセットし覗いてみましたが、視界全体が数え切れない程の星で埋め尽くされ時折横切る星雲星団の姿も素晴らしく、息を呑むような光景でした。

ポルタ102M屈折経緯台 正面より
口径が10センチを超えると望遠鏡としてもかなりの迫力のある外観である。大きくなると置き場所に困りそうだが、この望遠鏡は、手締めの固定ネジを二本緩めるだけで鏡筒がはずれ、三脚も縮めれば1メートル程でさらに傘の様に折りたためる。ちょっとした場所があれば部屋の隅にしまっておけるのでご安心を。次に使う時も3分もあれば観測準備完了だ。
ポルタ102M屈折経緯台 銘板部拡大
水平微動部耳軸部分の拡大〜星座盤モチーフの銘板がはめ込まれている。
102M屈折鏡筒の接眼部の拡大。
102M鏡筒 接眼部拡大写真。内径43mmの真鍮製パイプにクロームメッキのドローチューブを採用。がたつきの無いスムーズな操作感。撮影にも対応するドロチューブストッパーネジ付き。接眼部上方には、着脱が容易な6倍30mmの光学式ファインダー
A80M鏡筒との比較写真
102M鏡筒 接眼部拡大写真。内径43mmの真鍮製パイプにクロームメッキのドローチューブを採用。がたつきの無いスムーズな操作感。撮影にも対応するドロチューブストッパーネジ付き。接眼部上方には、着脱が容易な6倍30mmの光学式ファインダー
A80M対物レンズ(左)有効径80mmと102M対物レンズ(右)有効径102mmの比較写真
肉眼の212倍の集光力を誇る102mm対物レンズを誇る。(80mm対物レンズは肉眼の131倍)約2センチの違いであるが、光を集める面積比は1.6倍以上にもなり口径8センチの望遠鏡と口径10センチの望遠鏡の能力の差は想像以上にある。
ポルタ102M屈折経緯台(左)とポルタA80M屈折経緯台(右)
ポルタ102Mは、税込66800円(左)とポルタA80Mは、何処のお店でも特価57120円(左)である。どちらがお買い得かは、自明の理ですね。下記に102MとA80Mの能力差を表としてまとめて見ました。
対物レンズ有効径 集光力 極限等級 分解能 最低倍率 実用最高倍率 焦点距離 口径比 対物レンズ形式
A80M 80mm 131倍 11.3等星 1.43秒 11倍 150倍 910 mm 11.4 アクロマート
102M 102mm 212倍 11.8等星 1.14秒 14倍 180倍 1000 mm 9.8 アクロマート
集光力〜肉眼を1として何倍の光を集められるか。極限等級〜理想的な条件下で何等星まで見えるか。分解能〜どこまで細かいところまで見分けられるか。1秒は1度の1/3600の角度。有効最低倍率 この望遠鏡で得られる最も低い倍率 実用最高倍率〜望遠鏡のレンズ性能を考えた上での最高倍率(弊社独自の調査による数値です。)焦点距離〜対物レンズの焦点距離 口径比〜焦点距離÷対物レンズの数値 アクロマートレンズでここの数値があまりに小さいものは性能が良くない。一般的には15から8位まで。
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