青学入試の日…
「兄貴ぃ!(怒)」
「なんだよ」
「馬鹿!」
「は!?」
帰ってくるなり可愛い弟に怒られた…
「田沢じゃん!」
「何が?」
「一代目の名前!」
「あ〜…」
やっちまった!
「許してよ〜」
「ぜってぇ許さねぇ!」
忠ちゃ〜ん(涙)
月日は流れ…
「にゃ〜」
「うわっ!」
ガッシャーン!!!
「はぁ?カゴメが事故ったぁ!?」
「いやぁ〜…あはは!」
「あははじゃねぇよ!馬鹿兄貴!」
「猫放ちすぎたのがいけないんだよ」
「…心配じゃねぇかよ」
(事故ってよかったかも…)
「忠ぃ〜!(抱きつき)」
「やめろっ!痛っ!」
「ん?どうかしたか?」
「…川崎から入ってきた奴らにやられたんだよ」
「何だっけ…乙女塾とやら?」
「そうだよ(ムクレ)」
「俺がお前の為にやっつけてやるよ!」
「怪我してるお前に出きるか!(怒)」
またも月日は流れ…
「兄貴ぃ〜」
「なんだい?」
「結婚する」
「はっ!?!?」
「出来ちゃった結婚ってやつ?」
「俺は?俺はどうなる訳?」
「はぁ?どうもなんねぇよ。」
(愛しの可愛い弟をどっかの雌豚に〜)
「俺は兄貴として許さない!」
「許さなくていいよ」
「絶対許さないかならなぁ!(泣)」
「兄貴ぃ!」
「なんだよ」
「生まれたんだよ!」
「何が」
「命名!鉄壁!!」
「あっそ…」
「んだよー!喜べよ!」
「俺は結婚許してないぞ!」
「またその話しかよ」
「許してないからなぁ!(涙ッシュ)」
「ピザ屋そっちじゃねぇよ!」
忠の馬鹿!お兄ちゃんがこんなにも愛してるのに…
「あーもー!ちょっくら兄貴探してくるわ」
「いってらっしゃい!」
「どこいるんだか…あっ!」
「グスン…」
「兄貴ぃ!こんなとこでなにやってんだよ!」
「許してないぞぉ〜(涙)」
「もう分かったから…泣いてんじゃねぇよ」
「忠ぃ〜」
「俺が結婚したって子供生まれたって弟にはかわりねぇじゃん」
「…忠!好きだ!(Loveで)」
「はいはい俺も好きだよー(Likeで)」