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I N.Y.&N.O.!!
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4月8日火曜日 久々の晴れ 
Last Day in NYC

当然の遅い起床、昨日の残りのチャイナデリとスーパーで買ったフルーツで朝食を済ます。

Rosena M.HillさんにボイストレーニングをしてもらうためにChelseaスタジオへ。とってもフレンドリーでチャーミングで、カーネギーホールで見た時よりよっぽど素敵な女性。

ウォーミングアップをしてから実際の歌へ。私の選曲は「Last Waltz」(音域が広いので)。Rosenaの知らない曲で下手こいた;
何しろ歌を人にちゃんと習ったことの無い私。だからこそ初の先生はアメリカ人(しかも黒い人)が良かったので、かねてからの念願叶う。
口の開け方、体の使い方をみっちり教えてもらった。ひろみちゃんは逆に声楽科出身、基礎は出来ているので主に感情の表現し方とか教わった。今の私で、このレッスンを受けたことは、絶妙のタイミングだったと思う。
スタジオを追い出されるまでRosenaはレッスンを続けてくれ、スタジオの外で記念撮影。そして別れ際、何回も、こう言った。

「Keep on singing」。

大高さんお勧めのベルギー料理屋に寄ってから、Barry Halis氏のワークショップに行くことに。このムール貝の鍋、ひたすらたくさんのムール貝をセロリと一緒にワインで蒸したもの。シンプルだけどうまかった。$16ほどだったかな、私がN.Y.で食べた、一番の高価な料理(笑)。

日本でもお馴染みのBarryさんのワークショップへ。毎週火曜日夕方18時からまずピアニスト向け、そしてボーカル向け、最後にインスト向けと3段階に分けて、バリ−さん中心になって格安のお値段で誰にでも受けさせてくれるありがたいワークショップ。バリーさん、80歳越しているのに手を抜かない。最初から最後まできちんと面倒見てくれる。
ボーカルの部が始まったのは20時ころだったか、30人程受けに来ていた。今日のテーマ曲「It's Magic」。25セントで楽譜を買い、最初みんなで繰り返して歌った後で、1人ずつワンコーラスずつひたすら歌っていく。バリーさん、1人ずつちゃんと聞いて間違ったメロディーを正してくれたりする。正しいメロディーで歌うのが今日のテーマっぽい。
30人が歌うのをひたすら聞いてくれるバリーさん、伴奏してくれるミュージシャンはほぼボランティア、ここN.Y.は実に、みんなを育てて行こうという土壌がしっかりしてる。 こんなところで育ったら、そりゃすごいよな。
日本だって大好きだが、こと音楽となると、アメリカとは明らかに環境が違い過ぎる。演奏者もリスナーも、音楽があって当たり前の世界に常にいるんだ。地下鉄の構内でも演奏している人がたくさんいるし、日曜のミサでも当り前に賛美歌歌って育つんだ。ライブハウスは$10払えばたいていのところは行ける、気軽に見られる、楽しみ方を知ってる。東京の夜は気持ち悪い。見栄と金と欲が渦巻いてて、音楽のプライオリティって、ものすごく低くて、へたすりゃおまけになりかねない、主役のはずなのに。
23時ごろ、ぐったりして我々は会場を後にしたが、バリーさんのワークショップはまだ続く。深夜1時を回ることもざらみたいだ。80歳を越してライフワークに全てを捧げるバリーさんにひたすら脱帽。

N.Y.最後の夜、もうさすがにライブハウスに行こうという人は無く、宿の近所のバーで最後の夜の宴を軽く開く。チャージ無しで生ビールは$5、バーボンロックなみなみ注いでくれて$6ときたら、明日の朝早く発つひろみちゃんは先に帰ったものの、私と大高さんはしこたま飲み、くだを巻いた。さらば愛しきニューヨーク。実に充実した日々でした。

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ムール貝
ピアノを囲んでのピアノの部のワークショップ。
座っている白髪の方がバリーさん。 子供もいた。