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牧師 山口繁。 1949年生まれ。熊本県出身。
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五木の子守唄で知られている五木村は、私の生れた球磨郡山江村から50キロほどの所にあります。子どもの頃は家のそばに流れる川の水量も多く、夏にはその川が学校のプール代わりになっていました。また子どもたちは魚を追っかけながら自然に泳ぎを覚えたように思います。山も身近な遊び場であり、秋にはいろんな木の実を採り、冬にはわなを仕掛けて鳥や野うさぎなどを獲るのが、私達子どもの遊びでありまた仕事のようなものでした。今は家のすぐそばを高速道路が通り、昔の面影はすっかり消えてしまったようです。
私のキリスト教との出会いは高校3年生の時でした。友人に誘われて初めて教会に行った時、何か別世界のような印象(よい意味)を持ったことを思い出します。洗礼を受けたのは、神奈川県に就職して働いていた19才の時です。その教会は町田市にあり、長老教会系の単立・町田聖書キリスト教会でした。その後、目黒区中目黒にあります聖契神学校で学び、現在の相模原市上鶴間で開拓伝道を始め、2008年で35年を迎えました。
地域に根ざした教会でありたいと今なお模索中ですが、そのようなことを思い、子どもが義務教育の時には小学校や中学校で積極的にPTA活動に参加しました。そのことがきっかけとなり現在も何かと学校との関わりが続いており、2003年まで中学校評議員をしておりました。現在、保護司や相模原市青少年相談員として活動しております。報道されるような少年犯罪や成人犯罪などの関係者の方と出会うことが多くあります。そのような中で感じることは、人間はそんなに変わらないこと、また誰でも犯罪被害者や加害者になる可能性が大きいことです。
趣味は年を重ねるごとに変わってきました。昨年からゴルフと囲碁を始めましたが、これが趣味となるかどうかはもう少し様子をみなければわかりません。唯一昔から変わらない趣味は草花を育てることです。人を育てることに無力感を持つこととの多い私は、草花を育てることで満足感を覚えているのかもしれません。人は温厚な性格だと言ってくださいますが、自分では気が短く頑固で融通がきかない九州人の血が濃く流れているように思っています。でも20代で両親を亡くしたこともあり、お年寄りの方に対しては忍耐を持って特別に優しく接するように心がけているつもりです。好きな聖書の箇所は、教会で迎えた最初のクリスマス礼拝に読まれた次の言葉です。
「人の子が来たのも、仕えられるためではなく、かえって仕えるためであり、また、多くの人のための、贖いの代価として、自分のいのちを与えるためなのです。」
(マルコの福音書10章45節)
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