時は2008年2月のワンフェス。
新作『カン・ユー大尉胸像』で同人活動初の完売を記録した鵜来は、続く8月のワンフェスにおける新作の開発に着手した。
お客さんからはロッチナやゴステロを作って欲しいとの声もあった。
確かにどちらもカン・ユーに比肩する人気キャラである。
しかし・・・・安易に人気アイテムに走って良いものだろうか?
流行りモノではなく、誰も作らないマイナーアイテムに挑戦すればこその同人活動ではあるまいか。
かつて海洋堂が『柔道部物語』や『THE八犬伝』など、男キャラのガレキをバンバン出していた頃、「プラモと違ってマイナーアイテムを出せる所がガレキの強みだなぁ。海洋堂はガレキの事を判ってる良いメーカーだ」などと思っちゃったりなんかしちゃったのを忘れてはいないか?
それと「キャラ人気に頼らず、誰も作らないマイナーキャラを出してみたい。そいつを見た時のお客さんの反応を見てみたい」という事で白羽の矢が立ったのが・・・・
OVA『装甲騎兵ボトムズ ビッグバトル』に登場した敵キャラクター
ラダァ・ニーバであった。
で、ファンドをコネコネして作ったのが・・・・ご覧の通り(^_^;)
一応納得いく出来にはなったけど、これは余程の通でなければ買ってくれないのでは・・・・。
それにカン・ユーよりガタイが良い上にケーブルを何本も買ったので、結構元手がかかってしまった。
売れてくれないと困るなぁ・・・・とか思ってたけど、2008年夏のワンフェス持ち込んだ10個が完売。
ありがたい事である。
買ってくれたお客さんの中に転売屋はいなかった。全員目が輝いてた(゚_゚)b
それに最近話題の海賊版業者もいなかった。
・・・・つーかこれをリキャストしてどーすると言うんだ(^_^;)
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