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千手観音像のようなお釈迦様、毒キノコにあたって



千手観音像 
瑞雲作


「蓮華王」とも呼ばれる千手観音は千の手と目を持つ

 「蓮華王」とも呼ばれる千手観音は千の手と目を持っていて功徳が大きいことで知られています。これは、2500年も前にお釈迦様が仏教を説かれ80才になるまで分け隔て無く人々を救い導かれた、まさに前世は観音像のようなお方であったお釈迦様そのもののお姿でもあります。釈迦在世のインドはカースト制度が厳しかったのですが、お釈迦様は身分に関係なく村々で食事の布施を受けられました。
 80才になられたお釈迦様はバイシャリ市の遊女アンバパリの食事の布施も受けられました。このことを知った貴族の子息たちは、アンバパリに出し抜かれたことを悔しがり、自分たちの食事の布施も受けて欲しいと釈迦にお願いするのでした。しかし、お釈迦様は「すでに遊女アンバパリの食事の布施の招待を受けてしまったから」と断られました。貴公子も遊女も世尊にとっては差別はないのでした。
 また、鍛冶工のチュンダの食事の布施も受けられましたが、毒キノコが食事に入っていたか豚肉が腐っていたか分かりませんが、チュンダの食事が原因で世尊は下血されました。チュンダは喜んだのもつかの間、すっかり気を落としました。
 お釈迦様が並の宗教家と違い千手観音像のようなお方であるのは、このことがあってチュンダが将来人々から非難され辛い思いをしないよう、わざと、「チュンダが用意してくれた食事が自分が受けた布施の中で最も美味しい食事だった」とかばわれたのでした。お釈迦様は自分が臨終間近い上、病気なのに、自分の苦しみを忘れて他人の苦しみを思いやる、まさに観音像そのものの慈悲之極みのお姿でした。

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