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韋駄天やサイの角のように



韋駄天像 
瑞雲作


韋駄天やサイの角のように突き進め

 お釈迦様は弟子たちに、「静かな所で独り瞑想するように」と説かれました。夜の繁華街のようなせわしいところでは気分が落ち着かないし第一、酒食の誘惑に負けてしまします。そして三毒のような煩悩に負けることなく最高の目的を得るために修業を怠らず「サイの角のように、ただ独り歩め」とスッタニパータに説かれております。
 それは、ちょうど韋駄天が「金光明経」に説かれているように釈迦の遺骸を火葬したときに、鬼が釈迦の歯を盗んで逃げたんですが、この仏像のように宝剣を胸前に置き精神統一して、一瞬のうちに天上界の頂上まで追いかけて行こうというお姿に似ています。仏道の修業に限らず、どのような世界にあっても、先ずは精神統一して目的が決まったらサイの角のように一直線に進むべきであるということです。でなければ、物事はうまくいかないのです。それは、猪に乗る摩利支天がものすごいスピードで帝釈天の支配する日月を阿修羅の攻撃から守ったようなものでした。
 作家の 瀬戸内寂聴さんは、「疲れ切ったとき、物事がうまくいかず落ち込んでいるとき、人に裏切られたとなど、いつもこの言葉「サイの角のように、ただ独り歩め」を口ずさんでおられると言うことです。 人は誰でも年老いて病を得独りこの世を去ります。お釈迦様ですら、そうでした。やがて来る老後のことをあれこれ心配したくなかったら、いつも韋駄天や摩利支天のように精神を集中して目的に突進する癖を付けておきましょう。

 仏像彫刻販売ガイド


仏像ドットコムの仏像作家、瑞雲の仏像彫刻の特徴

 日本仏像彫刻の最盛期は奈良時代から鎌倉時代でした。特に奈良時代後半の天平時代の仏像は造形としての芸術的価値が高く、現在でも多くのファンを魅了しています。仏像ドットコムの仏像作家 松田瑞雲は修業時代から、この天平時代の仏像を研究し作風を作り上げてきました。天平時代の仏像はリアルで現代彫刻に通じるものがあり、造形の美はもちろんのこと、理想の美人体の美があります。この天平様式に鎌倉時代の代表的仏師である運慶、快慶の写実的彫刻を取り入れ伝統的作品を造っています。
また、国際的に評価の高い江戸時代初期の鉈彫りで有名な円空上人、江戸時代後期の「どこもかしこもまん丸い微笑仏」で知られる木喰上人の自由奔放な仏像彫刻に大きな影響を受け、本当に心が癒されるかわいいオリジナル微笑仏像の世界を切り開いて来ました。
 癒しの仏像かわいい仏様  ちらの販売作品群はお仏壇はもちろん、気軽にリビングルームや寝室に置いて、鑑賞と癒し、信仰が出来ますよう現代風にアレンジした瑞雲作オリジナルかわいい仏像、微笑仏集です。また、美術コレクションとしても注目度が高い創作芸術で、思わず微笑がこぼれるような愛らしさがあるお顔に自然と心が和みます。仏像はお仏壇にあるもの」という古い日本人の慣習を越えて、仏さまはリビングルームに、また枕元にあって、日々の暮らしの中に命を与えられ人々を癒し導く存在であって欲しいとの願いから考案した現代創作仏像立像集です。
 かわいい仏像・瑞雲仏  モダンでシンプル、円空や木喰風の瑞雲作微笑仏は皆様に親しんで呼んでいただけるように「瑞雲仏」と命名致しました。円空仏や木喰仏と同じようにアルカイックスマイルと呼ばれる微笑(ほほえみ)を浮かべているかわいい微笑仏坐像集
仏像の種類   仏師、松田瑞雲の国産仏像彫刻作品による種類紹介解説と販売のページ
仏像彫刻ワールド  仏師、瑞雲の東京千葉仏像彫刻教室案内、門下との最近の仏像彫刻展受賞作品展示などあります。

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