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仏師 瑞雲の仏像彫刻と法話

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 法話 真の出家者2

法句経の教え

 法句経には「恥じる心がなく、烏のようにあつかましく、他人を傷つけて生きる人は生活が楽になろうが、こういう人は心が悪と欲にむしばまれて来て、次の世に生まれるときは地獄、畜生に生を受けるばかりか、生きている間に哀れな結末を受ける。謙遜の心を持ち、他人を敬い、執着を離れて清らかに生きることはなし難しいが、最後に勝利の花が飾られる。」と説かれています。
 お釈迦様のいらした時代は貨幣社会がまだ発達していなかったことと、インドは一年を通して暖かいですから衣食住にそれほど苦労することもなかったと思われます。出家者にとっては、修業に専念できる最高によい時代であったわけです。また人々も、出家者を心から尊敬でき、お布施も出来たことでしょう。 ところが、現代のような末法の世になってくると、特に日本のような経済大国では富と地位、享楽に心を奪われる確率が大きくなりますから、出家者らしく生きることはまるで逆風に向かって歩くようなもの、修行がきつい時代であります。拝金主義が蔓延している世間に正法(真の教え)を説くのは焼け石に水をかけるようなもので、努力も土の中に埋もれてしまうかもしれません。 前にも述べましたが、仏は一瞬にしてあらゆる人々の性格を知り尽くしていらっしゃってどういう心を持ち、どのように生きているかお見通しなのです。出家者がいつ、欲と金に頭を下げて、その虜になるのか悲哀の思いで見ておられる。 昔から、坊さんは三代続かないと言われますが、私も出家者の一人、このように拝金主義者みたいになった坊さんとは呼べない坊さんをたくさん見てきました。だから、私は出家者であっても生涯、お寺に入るまい、お布施は請求しまいと観音様に願掛けしたほどです。観音様はそれを知られてか、仏像彫刻の注文に追われる忙しい毎日を感謝の気持ちで過ごさせていただいております。

イエスの国、阿弥陀如来の国

 新約聖書、「マルコの福音書」第10章13節から15節に
 さて、イエスにさわっていただこうとして、人々が子供たちを、みもとに連れてきた。ところが、弟子たちは彼らをしかった。イエスはそれをご覧になり、憤って、彼らに言われた。「子供たちを私の所に来させなさい。止めてはいけません。神の国は、このような者たちのものです。まことに、あなたがたに告げます。子供のように神の国を受け入れる者でなければ、決してそこに、入ることは出来ません。」そしてイエスは子供たちを抱き彼らの上に手を置いて祝福された。 私たちの住む地球は、上記イエスさまの言葉のように本来「清らかな心」を持った人々が住むべき世界なのです。阿弥陀如来さまの極楽浄土も言葉が違うだけで全く同じなんです。阿弥陀如来(癒しの仏像)はアミターバ(無量光如来)ともいいます、一度阿弥陀様の清い光をあびた人ならわかることです。恥じる心がなく、烏のようにあつかましく、他人を傷つけるような人がこの地球には増えているのです。だから、世界各地の異常気象、想定外の自然災害が世界的に増えているのです。これらの大災害は益々増えるでしょう、世界の神仏から「清らかになりなさい」というメッセージなんです。
 

 仏像彫刻販売ガイド

仏像販売なら仏師瑞雲作

聖観音菩薩像について

この仏像彫刻作品は施無畏者ともいい、仏の慈愛を象徴しています。聖観音菩薩は梵語ではアヴァロキテシバラといい、観世音、観自在、光世音と訳します。観世音とは「世の音を観る」と書き、一切の人々の声や願い事を良く見抜かれるという意味です。古来より聖観音菩薩は最も人々に親しまれ信仰されてきました。観音の優しさをかわいい微笑仏で表現した彫刻です。

仏像ドットコムの仏像作家、瑞雲の仏像彫刻の特徴

 日本仏像彫刻の最盛期は奈良時代から鎌倉時代でした。特に奈良時代後半の天平時代の仏像は造形としての芸術的価値が高く、現在でも多くのファンを魅了しています。仏像ドットコムの仏像作家 松田瑞雲は修業時代から、この天平時代の仏像を研究し作風を作り上げてきました。天平時代の仏像はリアルで現代彫刻に通じるものがあり、造形の美はもちろんのこと、理想の美人体の美があります。この天平様式に鎌倉時代の代表的仏師である運慶、快慶の写実的彫刻を取り入れ伝統的作品を造っています。
 また、国際的に評価の高い江戸時代初期の鉈彫りで有名な円空上人、江戸時代後期の「どこもかしこもまん丸い微笑仏」で知られる木喰上人の自由奔放な仏像彫刻に大きな影響を受け、本当に心が癒されるかわいいオリジナル微笑仏像の世界を切り開いて来ました。
 癒しの仏像かわいい仏様  ちらの販売作品群はお仏壇はもちろん、気軽にリビングルームや寝室に置いて、鑑賞と癒し、信仰が出来ますよう現代風にアレンジした瑞雲作オリジナルかわいい仏像、微笑仏集です。また、美術コレクションとしても注目度が高い創作芸術で、思わず微笑がこぼれるような愛らしさがあるお顔に自然と心が和みます。仏像はお仏壇にあるもの」という古い日本人の慣習を越えて、仏さまはリビングルームに、また枕元にあって、日々の暮らしの中に命を与えられ人々を癒し導く存在であって欲しいとの願いから考案した現代創作仏像立像集です。
 かわいい仏像・瑞雲仏  モダンでシンプル、円空や木喰風の瑞雲作微笑仏は皆様に親しんで呼んでいただけるように「瑞雲仏」と命名致しました。円空仏や木喰仏と同じようにアルカイックスマイルと呼ばれる微笑(ほほえみ)を浮かべているかわいい微笑仏坐像集
仏像の種類   仏師、松田瑞雲の国産仏像彫刻作品による種類紹介解説と販売のページ
仏像彫刻展と法話集  仏師、松田瑞雲門下の仏像彫刻展と仏像に関する法話を集めました。画像付きで解説。

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