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施術の実際

施術の流れ        

経絡と気の調整

鍼灸について

頭と顔のマッサージ

自律神経の症状でお困りの方の施術



施術の流れ

1)先ず、はじめに 問診表にご記入していただき、簡単なカウンセリングをします。
  この時に本人のご希望をもとに 治療方針をたてます。


2)触診や検査法で 体の状態をみさせていただきます。

3)体全体のバランスを診ながら 施術していきます。


4)施術中は、できるだけリラックスしていただきたいと思っています。眠ってくれるくらいが丁度いいです。リラックスするだけでも 筋肉も弛み 自然治癒力が働きやすいのです。

※初回の方は、多少お時間をとりますので 施術時間+20〜30分位は、かかる見込みで御来院下さい。
※女性の方には、針治療用の着替えや。スカートで来られた方には 半ズボンも用意してあります。




施術について

<経絡と気の調整>


東洋療法では、気や経絡といった考え方があります。経絡とは 気の通り道。血管に血液が淀みなく流れるのが健康であるように。経絡には 気が滞ることなく流れているのが大切なのです。
         
例えば、肩がこる時に 肩だけをマッサージしてもなかなか弛みません。手や足の経絡を調整することで弛んできます。ただ、局所を強く揉めば良いというわけではないのです。




<鍼灸>


鍼は 一般的に恐いというイメージがあるようですが、心地のよいものです。皆様が想像しているよりもずっと細い鍼を使用しております。

鍼にはどんな効果があるのか?とよく質問を受けます。鍼にはいろんな作用があります。わかりやすい例をあげると

血行がよくなります。鍼をした所に血が集まるからです。

痛みを和らげる効果があります。

深い所にあるコリ、指で届かないようなコリに刺激を与えることが出来ます。

局所にこもった熱をとり除いたり、筋肉や神経の過緊張を緩和することができます


鍼治療も、ただ痛いところ 凝っているところだけを治療するのでなく 全身のバランスをとるように治療していきます。

刺鍼後は、
遠赤外線で体を温めながら お休みいただきます。

お灸は、間接温灸といって、皮膚に 直接モグサが乗らないものを使用しております。


鍼は手の平に収まるサイズ

腕に刺している所。場所や症状によりますが、鍼の深さは1ミリ〜最高でも15ミリ程です。




<頭と顔のマッサージ>


頭と顔にはたくさんの筋肉とツボがあります。このコースは 頭と顔の筋肉をほぐし、血行をよくし、リンパの流れをよくします。顔の筋肉にはストレッチを与えることで皮膚に弾力を与えます。

特に顎のラインは、毎日食事をする時に使う大きな筋肉がありますので、それらを柔らかくして、リンパの流れをよくすることで、顎のラインがすっきり見えます。

また 目をよく使う、頭が緊張しやすい、顎の筋肉が疲れる等 顔まわりをリラックスさせたい方にお勧めです。

時間は15分ほど、お化粧を落とす必要はありません。(オプションですので、このコースだけの施術は承っておりません。肩や首のマッサージと併用されると良いと思います)




<自律神経の症状でお困り方>





神経の緊張を弛めること

自律神経は、交感神経副交感神経からなります。 

交感神経
は、本来外敵から身を守るために必要なシステムです。

もし、道端でライオンに出会ったら、脈拍は上がり、体を緊張させ 戦うか逃げるかするのに 必要な体の状態をつくります。 現代では、道端でライオンに出会うことはめったにありませんけど。。。 

例えば人間関係やお仕事で緊張している時、心配ごとやストレスを感じている時は、交感神経が働いています。
                     
逆に
副交感神経は、外敵の不安から解消されリラックスしている状態。ライオンから無事に逃げてひと安心して休憩している状況です。

心拍数は減少し、胃腸の働きも活発になります。安心して眠れる状態です。
                   

本来なら、交感神経と副交感神経のオンオフが、うまく出来れば問題ありません。 しかし、現代人では
精神的なストレスが多いです。 

長期にわたってストレスが続くと 交感神経が緊張しっぱなしの状態が続いてしまい、副交感神経との切り替えがうまくできなくなってしまいます。

         

そのように緊張が続いた神経を 鍼や手技のソフトな刺激で、弛めてあげるだけでも 身体の状態は変わってきます。 
                 

皆さんを診ていて感じることは、自分が
神経を緊張させているのだと 自覚していない方が多いのです。 しかし、身体は正直ですので 内面の状態というのは 必ず、外側にも反映されるのです。

逆にいうと、
外側の症状に働きかけることでも 内側の状態に変化を与えられるともいえます。




●内臓に働きかける
 

東洋療法では、五臓という考え方があります。 肝 心 脾 肺 腎です。 東洋療法では、脳が精神状態を支配するのではなく この五臓が支配すると考えます。 

つまり特定の精神状態になる傾向の人は、五臓のどれかが 特に疲れやすい状態になっています。だからといって、病院の検査で異常が出るわけではありません。東洋療法では、そのように仮定して考えたと解釈してみてください。

例えば、几帳面で潔癖性、いらいらしやすいような人は 肝臓が疲れやすい人が多く、考えすぎたり思い悩むことが多い人は、消化器系が疲れやすい傾向にあります。
                           

これらは、問診や脈診などで総合的に判断していきます。そして、その疲れやすい、臓に関係のあるツボに鍼(または指圧)をすることで 内臓を元気にして、その臓に関連のある精神状態もよくしようというのが 東洋療法の考え方です。




 
●気のバランスをとる

人それぞれいろんな癖をもっているように 身体の特定の場所が力んでいたり、緊張させていたりします。

例えば、モヤモヤする感じがすると訴える人がいたとしても、額やこめかみの辺りがモヤモヤする人もいれば、胸やみぞおち あるいは喉などにモヤモヤを感じる人もいます。


眼をよく酷使する人は、側頭部や眼の周りの筋肉をよく使いますから、その辺りが緊張し 人によっては熱をもっています。 また、考えごとをしやすい人は、いつも頭を使っていますから 額や側頭部の辺りが緊張しています。 

人によって違うので断定はできませんが、そのように 人それぞれ 緊張させ気を滞らせている場所があります。(
下図参照
        
 それらの緊張を弛めてあげるだけでも、悪循環から一時的に開放されます。 また、そのような自分の癖を知り、客観的に観るということも とても大事なことです。


 

             
<緊張反応が出やすい所>   
             
 

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