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前に進むために
後ろを振り返る
振り返って
思い悩んで
また振り返って
また思い悩んで
またまた振り返って
またまた思い悩む
こんなぐるぐる廻りを続けてみると
忘れてしまっていた大切なことに
忘れそうになってしまっていた大切なことに
気がつくことがあります
これでまた前に進めます
2008年
神無月
秋晴れの一日
横浜
いつものお店
うまうまのはしご
ジャズの4ビート
モエシャンの泡
言葉
表情
気持ち
心のこもった
最高のGIFT
2008年
神無月 土曜日
きらりと光るものを
見つけたい
きらりと光るものを
見過ごさないでいたい
きらりと光るものを
大切にしたい
きらりと光るものについて
一緒に語りたい
きらりと光るものを
おなじ想いで包んでいきたい
きらりと光るものを
自分も放っていたい
そんなことを痛感しました
2008年
神無月の終わりに
秋色の口紅に変えましたよ
若かりし頃
口紅の色を変えるたびに
ちょっとずつ大人になるような気がしました
いまでも
そんな気持ちになります
ちょっと自分が変わるかな・・・
ちょっと自分が変えられるかな・・・
秋色のパレットを眺めます
2008年
霜月
夜行列車で旅に出ようと目論んでました
いろいろと策略を練って
いろいろとトライしてみました
でも・・・
なかなか思うようにはいかないのです
北へ向かう寝台列車の旅
いつか
きっと
必ず!
だって
夢は叶えるためにあるのですもの
2008年
霜月の終わりに
美味しい点心に幸せいっぱいだったり
嬉しい笑顔に喜びいっぱいだったり
真面目にお仕事のことを語り合ったり
嬉しくて涙したり
悲しくて涙したり
美味しい紹興酒でへろへろだったり
たくさんのたくさんの
思い出があります
横浜中華街市場通りから
いつもの美味しいお店が
なくなってしまいました
寂しくなります
2008年
霜月
お店の最終日に
暖かい湿った風の吹く夜に
この冬の初仕事
おみかんを半分に切って
いつもの枝につけておきました
翌朝の目覚ましは
キィ〜という百舌鳥の鳴き声と
チチッチチッという目白の鳴き声
シジュウカラも
スズメも
次から次へとやって来ました
窓の様子を伺って
「今年はちょっと遅いんじゃないの〜」と
クレームをつけているのかな
ごめん ごめん
忘れていたわけじゃないのよ
調子よく朝を迎えられたら
いつものように
朝、枝につけてあげるからね
でも・・・
夜中にコッソリおみかん付けも
なかなかいいものよ
2008年 師走
冬至の日曜日