Model A-9 改修式展張計の設置

4000 Ton Load Test
香港

アジア有数の高さとなる予定のビルで、基礎杭試験にシスターバー(モデル4911)・ロッド式展張計(モデルA-3)・回収式展張計(モデルA-9)が設置されました。各バレッタには、底から33mの位置にそれぞれ２つの回収式展張計が設置されました。最初の3つのバレッタでは回収式展張計はクレーンを使用して設置しましたが、時間が掛かるため展張計を穴の上で組み立てて設置することになりました。全てののテストの最大載荷重量は、4,000トンでした。テストは10日間の期間中に6回実施されました。センサからのデータはSol Data社のSMACSデータベースに送られ、バレッタとゲージの位置関係や杭の挙動などが明快な三次元画像で表示されます。試験の結果は、モデム接続を通して遠隔地で見ることができます。

Dihwa水処理施設　内部補強

Dihwa Water Recycling Plant
台北、台湾

7,6000平方メートルを占有するDihwa 水処理施設は、北台湾で最も大きな水の再処理プラントです。 1日あたり50万立方メートルを再生することができます。 工事(1999年1月開始)は、1,450以上の基礎杭を必要とし、ひずみ計、ひずみゲージ、間隙水圧計、変位変換器、およびロードセルが設置されます。

計装補強材の設置

展張計の設置

Millennium Tower
ウィーン、オーストリア

Millennium Towerは高さ202m、ヨーロッパで最も高い4つビルのうちの1つです。プリロードされた積層ラフト基礎により建築されています。現場の土壌はバイブロコンパクション工法によって改良され、タイバック地中連続壁の中で掘削工事されました。現場はドナウ川に隣接するため地下水位が高く、排水のため１２の排水井が掘られました。掘削、揚水、ビル載荷による地盤の沈下隆起については、タワー縦軸の近くに設置された展張計によって測定されました。5個の振動ワイヤ式変換器(モデル4450)を内蔵する展張計が、Micro-10に接続されました。26mと60mの深さに、水圧式ボアホールアンカー(モデル1250-15)が設置されました。掘削杭とラフトのインタフェースとしてフラットジャッキが挿入され、ラフトと2つの下張り床の重量でプリロードされました。11個のフラットジャッキ水圧は、ローディングサイクルの間、自動的に振動ワイヤ式圧力変換器(モデル4500H)とMicro-10 データロガーにより測定されました。さらに、プリロードしている間、展張計の近くに位置する中央の掘削杭は2m、5m、8m、および12mの異なった深さに振動ワイヤ式ひずみメータ(モデル4911)が設置され、データロガーに接続されて自動的に杭の変形を計測していました。

Kentledgeパイルテスト

パイルテストで使用したロードセルと水圧ジャッキ

Pile Test Project
台湾高速鉄道

台湾高速鉄道は、台湾で大量輸送の主役となるでしょう。 杭のテストプログラムでは、使用するひずみゲージとロードセルに4,200トンの荷重測定を要求されました。