Geokon(米国ジオコン社)振動ワイヤ式土木計測システム

技術紹介

張力が掛かったワイヤの共振振動周波数は、ワイヤの張力に比例します。 この基本的な関係は様々な量の測定、例えばひずみ、荷重、力、圧力、温度、あるいは傾斜等の測定に応用されており、振動ワイヤ式センサの長期安定性もまたよく知られています。 従来タイプのセンサが電圧出力であるのに対し振動ワイヤ式センサは周波数出力であり、これが長所となっています。水の浸透、温度変化、接続箇所の接触抵抗、漏電等々が引き起こすケーブルの抵抗値変化によって信号電圧が低くなっても、振動ワイヤ式センサなら2 km以上の長いケーブル伝送が可能なのです。振動ワイヤ式の特徴とジオコン社の卓越した設計・製造技術が、悪環境においても素晴らしい精度と長期安定性を発揮する優秀なセンサを生み出しました。

活躍分野

ジオコン社の土木計測装置は、主として土木、採鉱分野の構造物の安全監視に使用されます。具体例として、ダム、トンネル、採鉱、基礎、パイル、堤防、土留壁、スロープ、地下鉄、地下発電所、橋梁、排水溝、パイプライン、シャフト、スラリー、掘削、核廃棄物倉庫、地下水修復工事等における豊富な実績があります。ジオコン社は、広範囲な土木計測に関する多様な製品を製造しています。さらに、ご要求に応じた特注仕様の製品も製造しています。ぜひコーデンに詳細をお問合せください。

製品と導入事例

導入事例

導入現場イラスト説明

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