伊豆七島福和術修行の旅で知り合った式根島の方が
『しまはいきてる』を歌ってくださっているそうです。
式根島から大島へ、エールを送るつもりで、とのこと。
とてもありがたいです。
でも、それに値する詩であったかどうか不安ではあります。
歌ってくださっていることに感謝し、
あとで修正しなくてもいい詩を書こうと思います。これからの目標です。(今ごろ、そんなこといってる、なんて笑われてしまうでしょうけど)
なつのおわりのよる
なつのおわりの よる
じわじわと
あつさをかんじる よる
むしさんは なやんでる
あきのうた
うたって いいかと なやんでる
みあげた そらの おつきさま
あついあついと いってるみたい
なつのおわりの よる
ひんやりと
くうきがかわった よる
おつきさまに むしさんは
あきのうた
きかせて あげると うたいだす
みあげた そらの おつきさま
やっとすずしく なるんだねって
ウミガメさん
ながく とおーい たびだったね
ひろいひろい
うみをこえ
ウミガメさんが スーイスイ
おひさまの
あついひかりを あびながら
こうらが ピカピカ ひかってる
うまれた しまへの かえりみち
なつかしい けしきがみえるよ
ながく とおーい たびだったよ
くらいくらい
うみのうえ
ウミガメさんが プカプカリ
おつきさまの
あわいひかりに てらされて
こうらが キラキラ かがやく
うまれた しままで あとすこし
なつかしい においがしてるよ
ハトさん ごしゅっきん
あさの えきまえひろば
ハトさん ひとをよけ
ようじ ありそに
チョコチョコと
わすれものは ないだろか
くびを ふりふり
ごしゅきん
あさの えきまえひろば
ハトさん バスをよけ
いそぎ あるきで
チョコチョコと
きょうのよていは どうだっけ
くびを ふりふり
ごしゅっきん
あさの えきまえひろば
ハトさん ぼうしかぶり
かばん かたてに
チョコチョコと
あるくすがたに みえてくる
くびを ふりふり
ごしゅっきん
はるのスタート
さくらいろの かぜがふいたら
はるのスタート
ゆめは たくさんあっても いいよね
なにから はじめる?
おもいうかべる それだけで
こころは おどりだすよ
たのしい はるのスタート
みらいは あかるい
ただそれだけを しんじて
なのはなさく かぜにのったら
はるのスタート
ゆめは いくつになっても いいよね
ぼうけん はじめる?
はじめのいっぽ ふみだそう
こころが はずんでくる
うれしい はるのスタート
みらいは ひろがる
ただそれだけが しんじつ
モウモウ列車
出発進行
モウモウ列車の 発車です
ゆっくり ゆっくり ゆっくりと
モウモウ列車が 動きます
ゆっくりだけど トンネルの
まっくら くらやみ 通過中
全力?前進
モウモウ列車は 走ります
どんなに はやくと いわれても
モウモウ列車は あわてない
じっくりかまえ すこしずつ
あかるい ひかりを めざします
まもなく 見えます
モウモウ列車の 到着です
きつくて ながくて つかれても
ゆっくりだけど かくじつに
まっくらやみの トンネルを
やっとこ さっとこ ぬけました
かぜのささやき![]()
かぜのささやき
きょうも おげんきですか
ふわりと ほほをなで とおりすぎました
わたしは かぜをみつめて わらいます
かぜのささやき
きせつが かわりますよ
さらりと いいのこし とおりすぎました
わたしは かぜをおいかけ うなずきます
かぜのささやき
ふれあう はなびらのなか
みつけて ふふふっと こぼれるえがお
わたしは かぜをかんじて 生きています
ひまわりさん
ぎらぎらぎらぎら ぎらぎらり
なつのたいよう まぶしいね
ひまわりさんが せのびして
おはなししてる うれしそう
わたし あついの だいすきよ
なんて いってるのかなぁ
あつあつあつあつ あっちっち
なつのたいよう きびしいね
ひまわりさんは そらみあげ
にこにこしてる たのしそう
わたし あつくて さいこうよ
なんて いってるのかなぁ
そらをみあげて
みあげた そらが
まぶしいね
ひかりが からだをつつむと
あたらしい きもち
まえをみて
あるきださなくっちゃ ね
みあげる そらが
かがやくよ
ひかりを たっぷりとあびて
じゅうでん オッケー
あるきだす
いっぽがかるくなった ね
みあげた そらは
まぶしいよ
ひかりが げんきをくれる
エネルギー まんたん
しっかりと
あるきださなくっちゃ ね
いちりょうでんしゃ
うみべのえきでは
しおかぜうけて
ガタゴト ガタゴト
ガタゴト ゴットン
いちりょう でんしゃが
とまります
かさこそ かさこそ
いそいそと のってきたのは
ヤドカリさん
となりのえきまで おつかいに
いちりょうでんしゃに
のりました
うみべのえきでは
しおかぜつよい
ガタゴト ガタゴト
ガタゴト ゴットン
いちりょうでんしゃが
とまります
ゆっくり ひらいた
どあとおり のってきたのは
カモメさん
かぜがつよくて とべないと
いちりょうでんしゃの
おきゃくです
ねずみのとしに
ねずみ ずっと なやんでる
ちゅうちゅう たこかいな
ねずみざんでは ないらしい
ねずみ ねずに かんがえた
ちゅうちゅう たこかいな
にぃしぃろぉはぁとぉ かぞえうた
ねずみざんでは ないけれど
とぉくらいの しあわせは
あってもいいかと かんがえる
いちねんせい
ララララ ランラン
ランドセル
おおきな ランドセルが とおります
さくらのしたを
はずんで はずんで とおります
かがやく みらいも とおります
ララララ ランラン
ランドセル
ララララ ランラン
ランドセル
ピカピカ ランドセルが とおります
なのはなのみち
えがおで えがおで とおります
あかるい みらいも とおります
ララララ ランラン
ランドセル
りゅうせいぐん
きりっと くうきが すんでいる
ふゆのよる
りゅうせいぐんが そらをとぶ
しゅっと おとさえ きこえるような
しずかなよる
あのころ あなたは とがってた
ふゆのよる
りゅうせいぐんを みにいったね
おねがい いうのを わすれちゃった
こどもみたい
おもわず かおを みあわせて
わらったね
りゅうせいぐんの ひかりあび
はなれた きょりが なくなっていく
ふしぎなじかん
夜の海
つきの きれいな
こんなよるは
すなのゆれてる おとがする
しずかなはまべで
ひとり ひとりぼっちでいたい
つきのひかり
すなのおと
しおのにおい
みんな みんな ひとりじめ
ほしの かがやく
こんなよるは
なみのしぶきが はじけてる
てとらぽっとに
ひとり ひとりぼっちでいたい
ほしのひかり
なみのおと
うみのにおい
みんな みんな ひとりじめ
はまべのむぎわらぼうし
はまべに ぽつんと むぎわらぼうし
だれかの だれかの わすれもの
もうすぐ ゆうやけ
だれのだ だれのだ なみさんさけぶ
ちょっこり うごいた
むぎわらぼうし
かにさん ちいさな はさみをふって
そんなら わたし もらっちゃおう
はまゆう みている むぎわらぼうし
だれかの だれかの わすれもの
そらには おつきさん
だれのだ だれのだ なみさんさわぐ
もすこし うごいた
むぎわらぼうし
かにさん かぞくで えがおになって
そんなら あした ひかげでいいね
はひふへほの歌
『は』は はなれるんだよ
こわいと おもったら
すぐすぐすぐに
はなれるんだよ
『ひ』は ひとのいるところ
いやだと かんじたら
すぐすぐすぐに
ひとのいるところへ
『ふ』は ふりかえらない
まえだけ しっかりみて
ぜったいぜったい
ふりかえらない
『へ』は へとへとでも
がんばって はしるんだよ
きみのたいせつな
いのちまもるために
『ほ』は ほんきではしる
そのさきに たすかる
ゴールが あるはずだ
いのちまもるための
くものうみ
ひこうきの まどから
みえる くものうみ
しろい じめんだね
あるいたら
トランポリンみたいに
ぽぁんぽぁんって
はねちゃったんだ
ひこうきの まどの
むこうの くものうみ
しろい うみみたい
およいだら
からだもぬれなくて
ばしゃばしゃって
おともしないんだ
ひこうきの まどから
みえた くものうみ
しろい わたがしだ
どんなあじ?
かっぷりかじったら
あれれれれれ
めがさめちゃったぁ
ありがとう
うふふ
ほめてもらったよ
うれしいなぁ
ぼくのかいた絵
いっしょうけんめい
かいた絵
いいねって
あはは
うれしくなっちゃう
そこなんだよ
くろうしたとこ
わかってもらえるって
うれしいな
ありがとう
うふふ
ついわらっちゃう
うれしいなぁ
くふうしたとこ
きづいてもらえるって
さいこうさ
ありがとう
いのししどしのぼく
いつも いわれてた
きみは ほんとに いのししだね
そのたび いいかえす
ちがうよ ぼくはぼくだ
どこが にてるって?
きばもないし はなもおおきくない
だから ちがうんだ
ぼくは いのしし なんかじゃない
いわれて いいかえす
いやいや まちがいない
ちょとつ もうしん
おもったら ただただまっしぐら
あーあ そうなんだ
ぼくの せいかく いのししかぁ
そりゃあ そういうとこ
あるある じかくはある
ちょとつ もうしん
いのししどし うまれのぼくだよ
おわりのはじまり
すこし さむそうな
そらをみあげて おもったよ
さよならは さみしいね
だけど わかってる
さよならしなくっちゃ
あるけない みちがある
まっさら あたらしい みらい
おわりの はじまりなんだよ
いつも おなじかお
おなじじかんを すごしてた
さよならは かなしいね
だけど わかってる
ここでおわりじゃない
ちがうばしょで スタートだ
まっさら ピッカピカの みらい
おわりの はじまりなんだね
わんぱくじぃじ
うちのじぃじは わんぱくじぃじ
バイクに のれば せすじもピンと
どこまでも はしっていく
ドドドドド エンジン ぜんかい
かぜをきり はしっていく
ふるいバイクに いいきかせ
たのしく はしろうぜ あいぼうよ
行(ゆ)くさき きめない じゆうたび
ドドドドド きょうは どこにいるのかな
うちのじぃじは わんぱくじぃじ
バイクに のれば かわジャンにあう
ヘルメット かがやかせて
ドドドドド エンジン ぜんかい
かぜをきり まちをぬける
ふるいバイクを しゅうりして
もすこし はしってくれ あいぼうよ
行くさき きめない じゆうたび
ドドドドド きょうは どこにいるのかな
きせつでんしゃ
おっとっとっと
まてまて サクラのでんしゃ
はなさくきせつにゃ まだはやい
きみのじかんは はるだよ はる
ふゆのひ さむさも たのしいもんだ
おっとっとっと
まてまて ヒマワリでんしゃ
はなさくきせつにゃ まだはやい
きみのでばんは なつだよ なつ
はるのひ ゆるゆる すごしていたい
おっとっとっと
まてまて コスモスでんしゃ
はなさくきせつにゃ まだはやい
きみのじかんは あきだよ あき
なつのひ ギラギラ かがやくうみよ
おっとっとっと
まてまて しろいろでんしゃ
ゆきふるきせつにゃ まだはやい
きみのじかんは ふゆだよ ふゆ
あきのひ いろどる やまいろすてき
あわてものの きせつでんしゃ
おっとっとっと きてきをならし
はやくは ないと やってくる
シュノーケリング
おふろに にょっきり
シュノーケリング
なつには じょうずに
なっていたい
きらめくうみ いつまでも
のぞいて いたいよ
ずっとずうっと ずうっとね
だけど まだ
みずぬき できない
シュノーケリング
おふろで ブクブク
シュノーケリング
なつには まにあう
いまからやれば
さかなさんと どこまでも
およいで いたいな
ずっとずうっと ずうっとね
プシュッと みず
ふきあげ やったよ
シュノーケリング
しずかなじかん
こもれび ゆれてる
しずかな じかん
おやまの ことりが いいました
みどりのにおいが すき
みずのわ ひろがる
しずかな じかん
おいけの さかなが いいました
みずのにおいが すき
はなさく ひろばの
しずかな じかん
とんでる ちょうが いいました
かぜのにおいが すき
ゆるゆる ながれる
しずかな じかん
めをとじ わたしは おもってます
このひとときが すき
春待ち草
つめたいかぜを うけながら
春待ち草は うたってる
はる、はる、はる
春は
どこまできたかしら
つめたいゆきを みつめては
春待ち草は うたってる
はる、はる、はる
春は
そこまできてるのね
春待ち草は 心待ち
さむさにまけず うたってる
はる、はる、はる
春は
こころにやってくる
わらおう
わらお わらおう
わっはっははは
わっはっははは
おなかを かかえて
わっはっははは
なみだが でるほど
わっはっはは
ねえねえ
げんきがでたでしょう
わらお わらおう
うっふっふふふ
うっふっふふふ
おなかを よじって
うっふっふふふ
からだが ふるえる
うっふっふふふ
ほらほら
げんきになったでしょう
いま
かなしかった あのことも
つらかった あのことも
じかんのながれに ながれてく
みんなみんな ながれてく
たえられないと
すわりこんでも
じかんは ながれて
まっしろな いまになる
くるしかった あのことも
せつなかった あのことも
じかんのながれに ながれてく
いつのひにか わすれてく
でぐちがないと
たちどまっても
じかんは ながれて
まっしろな いまになる
かなしいこと ばかりだと
くるしいこと ばかりだと
おもっていても ながれてく
いつのまにか ながれてく
たちどまれない
あるいていけば
じかんの むこうに
まっしろな いまがある
おにさん
おにさん おにさん
とらのけがわの
パンツひとつで さむくない?
そいつは しんぱい ありがとう
ぜーんぜん さむくないのさ
おにのひみつを おしえよう
ぜんしんけがわの でんきもうふ
かみなりでんきで
ほっかほか
おにさん おにさん
おにはそとって
まめをなげられ いやじゃない?
そいつは しんぱい ありがとう
ぜーんぜん いやじゃないさ
ときどきあるんだ 「おにもうち」
まめがあたった からだから
いたみもとんでく
うれしいね
しろいつき
ゆうがたと よるに
はさまれた そらにうかぶ
しろいつき
あつかった いちにちが
すっと ひえていくような
しろいつき
あおぞらが のこる
ゆうがたの すきまじかん
しろいつき
ゆうやけ のいろになる
ほんの すこしのじかん
しろいつき
いちもんじ列車
めぶきの山に いちもんじ
春いろ列車が はしります
山の駅では つくしさん
そおっと あたまを 出しました
みどりの山に いちもんじ
夏いろ列車が はしります
山の駅では かぜさんが
ひんやり ほほなで お出むかえ
まっかな山に いちもんじ
秋いろ列車が はしります
山の駅では もみじさん
おえかき むちゅうで してました
まっ白な山に いちもんじ
冬いろ列車が はしります
山の駅では ことりさん
ちいさい あしあと のこします
きんもくせいのかおり
げんかんを あけたとき
かすかに かおりがしました
きんもくせいの かおりです
どこのおうちの はなでしょう
あきですね
まちかどを まがったとき
ふわりと かおってきました
きんもくせいの かおりです
そらをみあげて おもいます
あきですね
ゆうぐれの あかいそら
かおりを つよくかんじます
きんもくせいが さいてます
まちにあふれる かおりです
あきですね
ブドウのきょうだい
ブドウのきょうだい
かたまって
わいわいわいわい はなしてる
いちばん あまいのだぁれ
くらべっこを してるのかな
ブドウのきょうだい
くっついて
はなれたくなって いってるの
どんなに きゅうくつでも
こうしてれば しあわせなのさ
ブドウのきょうだい
ぎゅぎゅう
くっつきすぎだよ ぎゅぎゅう
ほらほら はじけてパパパン
おそらのほしに なっちゃった
風をつかまえて
空を見ている わたしの心
わたしはどこへ 行(ゆ)くのでしょうか
見知らぬ町へ 行くのでしょうか
止まったままで
空を見上げているのでしょうか
風をつかまえて わたしの心よ
いるべきところへ
風と行きましょう
空へ向かった わたしの心
わたしはどこへ 昇るのかしら
星空めざし 昇るのかしら
浮かんだままで
空を眺めているのでしょうか
風をつかまえて わたしの心よ
とどまるところへ
風と行きましょう
いちばん
よーい どん
かけっこ がんばれ
がんばれ かけっこ
ゴールを めざして
いち にい さーん
その がんばり
いちばーん
よーい どん
おおたま ころがし
がんばれ ころがせ
よりみち しないで
いち にい さーん
その ふぁいと
いちばーん
ゴール した
いちばん じゃない
けどけど いちばん
さいごだ いちばん
いい いい いいさ
その えがおが
いちばーん
五月
きらきら かがやく
みどりの はっぱ
いちまい いちまい
ひとつずつ
おひさまが いるみたい
ぴかぴか きらめく
みどりの はっぱ
となりの となりの
となりにも
おひさまが わらってる
たくさん あつまった
はっぱの なかの
おひさま おひさま
おひさまは
きょうだい いっぱいね
はるの いっぽ
さくらの アーチの みちにはね
なつかしい えがおが のこってる
となりの えっちゃんの えがおだよ
いちねんせいの えがおだよ
あしたへ むかって いっぽだね
さくらの じゅうたん あるくとき
あたたかい はるのひ おもいだす
むかいの ゆうちゃんの わらいごえ
いちねんせいの えがおだよ
みらいへ むかって いっぽだね
みつけたよ
すみれのはなを
みつけたよ
いつもの こうえんの
みなみがわ
はるのかぜに ふわり
ふわり ふわりと
ゆれている
たんぽぽだって
みつけたよ
いつもの さんぽみち
ひだまりに
おひさまいろ ぽかり
ぽかり ぽかりと
うかんでる
はる
かれたえだに みえるけど
じっとみてみて
よぉくみて
ぷっくり
ふくらんでいるでしょ
はるを まってる
ねこやなぎ
かだんのはな ないけれど
じっとみてみて
よぉくみて
もっこり
もりあがっているでしょ
はるを まってる
クロッカス
なんにもない ようだけど
じっとみてみて
よぉくみて
はる はる
はるをまっているんです
みんな みんなが
もうすぐと
ゆきのこ
ゆきのこ はねてる
おそらのうえ
もうすぐ おりていけるんだ
こっちの おやねに おりようか
う〜ん まよっちゃう
げんきいっぱい おともだち
おいらと あそんで くれるかな
ゆきのこ のぞいた
おそらから
もうすぐ おいらもおりてく
あっちの はっぱに おりようか
う〜ん なやんじゃう
おっきなはっぱ ちいさなは
つるんと すべって たのしそう
ゆきのこ なやんだ
おそらのうえ
もうすぐ おりていけるけど
すぐに とけちゃったら
ちょっと かなしいな
ずっとずうっと あそびたい
とけない ゆきに なりたいよ
めざまし
めざましは おひさまだ
きらきらり きらきらり
きょうも
そらのごきげん さいこうさ
めざましは なみのおと
ざざざぁん ざざざぁん
あさから
うみのごきげん よさそうだ
めざましは かぜのおと
ふわふわり ふわふわり
きょうも
やまのごきげん いいかんじ
ごきげんいかが
ごきげんいかが
おはなさん
あさつゆ あびて
きらきらと
えがおがまぶしい
あさですね
ごきげんいかが
おさかなさん
なみの ゆらめき
ゆらゆらと
からだにうつして
おひるです
ごきげんいかが
ことりさん
ゆうやけ あわく
やまそめて
しずかにねむるよ
またあした
しまは いきてる
きずついた しまに
みどりが かがやく
かなしい くらいに
うつくしい みどり
わすれない あのひのこと
わすれられない あのあさ
けずられた しまに
みどりが きらめく
くるしい くらいに
きれいな みどり
わすれない あのひのこと
わすれられない あのあさ
まえをむき あるこう
みどりを よろこび
かなしみ のりこえ
すべてを むねに
すこしずつ あるいていく
しまはいきてる みんなと
よりそって あるいていく
しまはいきてる みんなと
あえるね
ことしも あえたね
ちっちゃな えび
しおだまりの いわかげに
かくれてるよ
いつもと おなじに
あえるって うれしいね
きょうも あえたね
まぼろしの たき
あめのひだけ しぶきあげ
ながれおちる
いつもと おなじに
あえるって すてきだね
こんども あえるね
らいねんも だよ
ずっとずっと かわらずに
いてほしいよ
いつもと おなじに
あえるって しんじてる
もりになれ
おやまが きずついているね
とっても いたそうだよ
だれか
ほうたい してあげたら
いいのにね
いたいの いたいの
とんでいけ
おやまは きずついてもね
ほうたい まけないんだ
だって
おっきい ほうたいがね
ないんだよ
いたいの いたいの
とんでいけ
だからね じぶんでなおす
じかんを かけてなおす
きっと
まえより ずっとすてきな
もりになる
みどりの みどりの
もりになれ
かぜ
こころに ふくかぜ
つよいかぜ
かぜかぜ ふけふけ
つよいかぜ
かなしみ みんな
とばしてゆけ
あしたは きっと
いいひに なるさ
こころに ふくかぜ
やさしいかぜ
かぜかぜ ふけふけ
やさしいかぜ
かなしみ そっと
くるむように
あしたは すこし
げんきに なれる
ほしのひかり
ほしが こんなに
あかるいなんて
とかいに いると
きづかない
ほしの ひかりで
あるけるなんて
とかいに いると
わからない
ほしは かがやく
ちいさいけれど
たしかに あるよ
あの宇宙(そら)に
つきのひかり
やわらかな つきのひかり
うみべのみちに ふりそそぐ
ひとりあるく わたしのかげ
ほほえむように あとをおう
しずかな しずかな
まんげつの よる
すきとおる つきのひかり
なみのおとだけ きこえてる
だれもいない さみしさより
みまもられてる うれしさよ
ひそかな たのしみ
まんげつの よる
ふじさん なつすがた
すっかり ゆきをおとした
ふじさん なつすがた
きっと
たくさんの ひとたちが
ちょうじょう めざして
あるいて いるんだね
えいさ えいさ えいさのさ
ひとが つながって
ケーキの カラフルトッピング
もあもあ みえなくなった
ふじさん なつすがた
きっと
おひさまが ちかいから
あつくて あつくて
あせを かいてるんだ
あちち あちち あちちのち
あせが ゆげになって
にんじゃの えんまくみたいだね
すきないろ
いろいろいろいろ どんないろ
おんなのこだから
あかいろって きめつけないで
おもいこみだわ それは
わたしのすきないろ あおいろよ
そらのあお うみのあお
あおにも いろいろあるけれど
なつぞらの あおがすき
いろいろいろいろ どんないろ
おとこのこだから
あおいろって きめつけないで
おもいこみだよ それは
ぼくのおきにいりは あかいろだ
いちごいろ とまといろ
あかにも いろいろあるけれど
おひさまの あかがすき
みどりがこんもり
みどりが こんもり もりあがる
ふゆの いろから かわってく
まいあさ ちがう けしきになるよ
みどりが ふんわり ふくらんだ
はるの いろまで ぬりかえる
あそこは どんな きがあるんだろ
みどりの うえから またみどり
やまが まいにち かわってく
こんもり みどり かぞえきれないね
さくらロード
さあ いこう
さくらのみちが
さそってる
あたらしい ともだち
できるかな (できるよね)
うーーんと ワクワク
さくら さくさく
さくらロード
さあ いっぽ
さくらのみちが
よんでいる
げんきいっぱい えがおで
でかけよう (レッツゴー)
ちょっぴり ドキドキ
さくら まうまう
さくらロード
ゆきうさぎ
なんてんの 実の
まっかな おめめが
きらりと ひかった
そっと にわから
ぬけだして
よるの こうえん
はねる ゆきうさぎ
ぶらんこ ゆらり
ゆらしたの だあれ
なんてんの 葉の
みどりの おみみが
ぴくりと うごいた
そっと かきねを
のりこえて
よるの こうえん
はねる ゆきうさぎ
すべりだい つるり
すべったの だあれ
ふじさん
つめたくなった
くうきのむこうに
きりりと たつよ
ふじさん
にっぽんいちの
おやまだね
いちにちじゅう
みていたい
すみきったそら
しろいやますがた
くっきり うかぶ
ふじさん
せかいいちの
おやまだよ
まいにちみても
やっぱりすき
へび びよよよん
へびさん へびさん
ことしの しゅやく
てもあしも ないのに
まえへすすむ
みーは きようだからね
って いいたいのかな
へび びよよよん
ちぢんで のびて
へび びよよよーん
へびさん へびさん
あなたは すごい
みずのうえ くねくね
すべっていく
みーは きようだからね
って いってるのかも
へび びよよよん
ツイスト ダンス
へび びよよよーん
なみのおと
ちゃっぷん ちゃっぷん
なみのおと
おひさま のんびり
うみを てらしてる
うみどり ゆうらり
なみの べっどで
おひるねちゅう
ちゃっぷん ちゃっぷん
しずかなはまべの けしきです
ざっばぁん ざっばぁん
なみのおと
おひさま かくれて
うみは くらいいろ
さかなも ひっそり
うみの おうちで
かくれんぼちゅう
ざっばぁん ざっばぁん
あらしのはまべに しぶきまう
だいすきな まち
だいすきな まちと
おわかれなんだ
ふかいちんじゅの もり
ぱっぱの とんねる ぬけると
まちを みおろす どんぐりやま
おきにいりのばしょ
おいていくんだね
だけど ぼくにはあるんだ
ひとつひとつ しまいこんだ
たのしい おもいで
だいすきな まちが
またふえるんだ
せかいへつながる うみ
しぶきの とんねる くぐると
まちを ながめる さきっぽみさき
おきにいりのばしょ
たくさんさがすよ
そうさ ぼくにはまってる
ひとつひとつ つみあげてく
すてきな みらいが
とうさんの ながぐつ
ちゃっぷ ちゃっぷ
ちゃっぷんこ
あめが たまった
とうさんの ながぐつ
カエルさんは かんがえる
おふろに するには
ふかすぎる
ケロケロ ケロケロ
ざんねんだ
ちゃっぷ ちゃっぷ
ちゃっぷんこ
あめが いっぱい
とうさんの ながぐつ
カエルさんは かんがえる
プールの とびこみ
いっかいてん
ケロケロ ケロケロ
いっとうしょう
えんそく
わぉわぉわぉわぉ
いいてんき
おにぎり もって
でかけよう
てくてく とことこ
おがわをこえたよ
やっほほのほ
わぉわぉわぉわぉ
いいかぜだ
おやつを たべて
がんばるぞ
てくてく とことこ
げんきにうたおう
やっほほのほ
わぉわぉわぉわぉ
いいけしき
とおくの うみが
ひかってる
てくてく のぼった
おやまのてっぺん
やっほほのほ
きまぐれ雨さん
南の島に ふる雨は
とっても きまぐれ
いきなり
おとをたてて ふりだすよ
そして
あっというまに
あがっちゃう
おてんき だから
おふとん だしたのよ
わたしが うしろを
むいてるすきに
ふらないで ふらないで
南の島に ふる雨は
いっつも きまぐれ
とつぜん
ザァザァザァ やってくる
そして
あっというまに
とおりすぎる
おてんき なのに
おふとん ぬれてたの
わたしが うしろを
むいたあいだに
ふらないで ふらないで
きみへ
くるしみは
きみをつよくするね
そしてひとにも
やさしくなれる
くるしんだぶんだけ
やさしくなれる
かなしみは
きみをおおきくするね
そしてひとにも
あたたかくなれる
かなしんだぶんだけ
あたたかくなれる
いまはまだ
くるしみやかなしみの
まっただなかに
たちつくすきみ
やがてくるみらいを
しんじてほしい
ゆきのさと
かやぶきやねに
こっぽりつもった ゆきのせて
しずかにくれる やまのさと
おつきさま そおっと かおだした
あぜみち はしる わらしっこ
だれもがねむる しずかなよる
むかしと おんなじ ゆきのさと
かやぶきやねが
ぽあんとうかぶ ゆきあかり
かげなしわらし はねてるよ
おつきさま くすりと わらってる
のきさき かける かぜのよに
だれもしらない よるのはなし
むかしと おんなじ いまのこと
かやぶきやねの
てっぺんこえた わらしっこ
ひーとりふたり さーんにん
おつきさま にっこり みおろした
いっとう にとう どのこだろ
まいばんつづく とびっこくらべ
むかしと おんなじ ゆきのさと
白川郷にて
はるのかぜ
やまこえ ほわり
はるのかぜ
こぶしのはなの
かおりをのせて
はるがきたねと
ささやいた
うみこえ ほわり
はるのかぜ
なみうちぎわの
かいがらゆらし
はるだからねと
つぶやいた
ふんわり ほわり
はるのかぜ
たんぽぽさんの
はなびらゆらし
はるいっぱいって
うたってる
もういいよ
あなたとくらした このとしつき
たくさんもらった えがおのひび
もう いいよ
もう いいよ
かくごは できてる つもりだから
もう いいよ
もう いいよ
しっぽを あげて
すきなところへ いけるように
ありがとうって おくりたい
あなたがいたから あたたかくて
ちいさなわらいが いつものこと
もう いいよ
もう いいよ
わかれは かならず やってくるの
もう いいよ
もう いいよ
しっぽを ゆらし
かぜをおいかけ はしるすがた
ありがとうって おくるから
いのちのふえ
いま さがしてくるよ
いのちのふえ
そしたら
めをさまして くれるから
いえじゅう さがしたけど
いのちのふえ ないの
ごめんね チビ
まだまだいっしょに いたかったのに
どこ さがしてもない
いのちのふえ
もいちど
めをさまして ほしいのに
いえじゅう どこにもない
いのちのふえ きえた
ごめんね チビ
ほんとにほんと おわかれなの
もう さがすのやめた
いのちのふえ
えがおで
てんごくまで おくるから
いきられる いのちいっぱい
がんばったね ほんと
ありがと チビ
いのちのふえは さがさないよ
たつどし
たつたつたつたつ たつどし
かすかにね きこえてくるよ
たつたつたつたつ たつどし
すこしづつ ちかづいてくる
たつたつたつたつ たつどし
しあわせの あしおとみたい
たったったったっ たったった
ほらほらほらね かけてくる
たつたつたつたつ たつどし
とおくから きこえてくるよ
たつたつたつたつ たつどし
すこしづつ おおきくなるね
たつたつたつたつ たつどし
ちかづいた すてきなみらい
たったったったっ たったった
ほらほらほらね やってくる
きょうのおさんぽ
かわいいかわいい
おちびさん
きょうの おさんぽ
どこいこか
あおいそらの そのさきの
まんまるおつきさままで
いきましょう
うさぎのおもちを たべましょか
ほっぺがおちそな おもちです
にぎやかにぎやか
おちびさん
きょうの おさんぽ
どこいこか
あおいうみの そのそこで
おっきなうめがめさんに
のりましょう
りゅうぐうじょうへ いきましょか
おとひめさまと おどりましょ
いま ここに
しおの においのまちに
さかなのにおいが きえていた
うみねこ さかなを さがして なくよ
かぜは きょねんと おなじにふくのに
いま ここに さかなは いない
うみに うかんだふねに
さかなのすがたは ないんだね
うみねこ さかなを おくれと ねだる
ひざし やさしく ふりそそいでるのに
いま ここに りょうしは いない
しおの においのまちが
さかなのうろこで ひかるとき
うみねこ さかなと りょうしに うたう
はねを はばたかせ このひをまってた
ほら ここで えがおの うたを
思い
おばあちゃんが くれる
おっきな なし
りょうてで もっても
ずっしり 重い
思いは 重い
はやく かえりてぇな
重い 思いに
こたえられない いまは
おばあちゃんが くれた
そうまの なし
よいしょと かかえて
ごっつり 堅い
堅いは 思い
いつか かえるからよ
堅い 思いは
かならずかなう きっと
よるのしゃぼんだま
よるのしゃぼんだま
おつきさまが はいっちゃった
ひとーつ ふたーつ
ふふふふふぃ〜っと そらへのぼった
おほしさまったら
どれがほんとの おつきさまかなって
わかんないんだ
しゃぼんだまのなか
おつきさま
たかくたかくのぼって
ぱちんと はじけた
おつきさま ひとつ もとどおり
よるのしゃぼんだま
おつきさまが ふえちゃったね
たくさん たくさん
ふふふふふぃ〜っと そらへとんだよ
おつきさまだって
どれがほんとの じぶんだったのかな
まよってるんだ
しゃぼんだまいりの
おつきさま
たかくたかくとんでね
ぱちんと はじけた
おつきさま ひとつ よかったね
たからばこ
みなみのしまの たからばこ
ちいさなちいさな たからばこ
すきとおった うみのそこ
ぽつんと おいてあるんだよ
でもね
どんなかたちか だれもしらない
みつけることが できたらね
すごい きせきが おきるんだ
さあさあ さがしにレッツゴー
みなみのしまの たからばこ
ちずにはのってない たからばこ
じゃんぐるの おくのおく
ぽつんと おいてあるらしい
でもね
どんないろだか わからないんだ
みつけるために たんけんさ
どんな きせきか たしかめる
ほらほら さがしにレッツゴー
ボニンアイランド
どこまでいっても
あおいうみ
どこまでいっても
あおいそら
うみとそらが であうところ
それが ボニンアイランド
かぜさえやさしい
うたをうたうよ
ボニンアイランド
ことりのさえずり
ふかいもり
そこだけしかない
スペシャル
もりのかおり むねいっぱい
それが ボニンアイランド
あめさえたのしい
リズムきざむよ
ボニンアイランド
とおく はなれても
すごした あの日は
いまでも かがやく
ボニンアイランド
ボニンアイランドとは小笠原諸島のことです
ためいきんぎょ
おいらは ためいきんぎょだよ
だいこうぶつは ためいきさ
はぁ〜あ
ためいきつくと にげてくよ
だいじなだいじな しあわせがね
だから きえちゃわないように
おいらが しっかり もらったよ
だけど しんぱいしないでね
いつか かえして あげるから
おいらは ためいきんぎょだよ
なによりすきな ためいきさ
はぁ〜あ
ためいきついた そのそばで
ぱくぱくぱくぱく ごちそうさん
きみが にがしたしあわせを
おいらが ちゃんと もらっとく
だけど しんぱいいらないよ
いつか かえして あげるから
じてんしゃてんけん
ブタハ シャベル
ブタハ シャベル
ブタハ シャベラナ〜イ
ブ、ブレーキ まえよし うしろよ〜し
タ、タイヤの くうきは はいってる〜
ハ、ハンドル ガタガタ してないよぉ
ブタハ シャベル
ブタハ シャベル
じてんしゃ てんけん はんぶん OK!
ブタハ シャベル
ブタハ シャベル
ブタハ シャベラナ〜イ
シャ、はんしゃばん きれいに みがいたよ
ベル、チリリン チリリン おとがでる
うん、ちゃんと ちゃんと たしかめた
ブタハ シャベル
ブタハ シャベル
じてんしゃ てんけん み〜んな OK!
たんじょうパーティ(推敲作品)
あたしとおんなじ たんじょうび
みーんなみんな よんできて
たんじょうパーティ ひらきたい
いちばんとしうえ おばあちゃん
ひゃくねんまえの ものがたり
たくさん はなしてくれるかな
あたしとおんなじ たんじょうび
せかいじゅうから よんだらね
おおきなパーティ たのしそう
うまれたばかりの あかちゃん
ひゃくねんさきの ものがたり
これから つくっていくのよね
あたしとおんなじ たんじょうび
みーんなみんな おともだち
ちきゅうにあふれる おめでとう
にこにこえがおが いっぱいの
へいわなせかいの ものがたり
ここから はじめていきたいの
しゃぼんだま(推敲作品)
ゆらめく 光の模様つけ
心の苦しさ 吹き込んだ
あの日の しゃぼんだまは
どこへ行ったのだろう
空へ 飛ばしたはずなのに
あんまり 重たすぎて
地面へ 落ちたのかしら
光を 七色(なないろ)に染めて
心の哀しみ 閉じ込めた
あの日の しゃぼんだまは
どこへ行ったのだろう
高く 飛ばしたはずなのに
あんまり 哀しすぎて
涙で 消えたのかしら
誰にも 話せないままに
にがい思いを 吹き込んだ
あの日の しゃぼんだまは
いまも私の心
すべて 丸く包みこんで
やさしい 思い出になり
そおっと 飛び続けてる
四月
さくらのみち
うすべにいろのみち
あたらしい ランドセルの
においさせ
とおってた あのこ
きょうはね
セーラー服の あかいリボン
えがお きらきら 中学生
なのはなゆれ
あまいにおいのみち
ぴかぴかの ランドセルと
たのしそに
かけてった あのこ
きょうから
セーラー服の あかいリボン
すこし おすまし 中学生
あした
ひがしへいこう
あさひをめざして
きらめく おひさまの
ひかり かがやく
あさやけぞら
とくとくとくとっくん
むねのおくが
はずんでる
あしたは
わらって やってくる
にしへむかおう
ゆうひをおいかけ
まっかな おひさまの
ひかり まぶしい
ゆうやけぞら
とくとくとくとっくん
いきるちから
わいてくる
あしたは
げんきに やってくる
ぴょぴょんのぴょん
うさぎさん はねる
ぴょぴょんのぴょん
なんだか うれしそう
ぴょぴょんのぴょん
いいこと ありそうな
ぴょぴょんのぴょん
としの はじめに
ぴょぴょんのぴょん
うさぎさん はねた
ぴょぴょんのぴょん
とっても たのしそう
ぴょぴょんのぴょん
いいこと いっぱいさ
ぴょぴょんのぴょん
としの はじまり
ぴょぴょんのぴょん
ことしのけっしん
ことしの けっしん
けんかは しない
そう ちかったのに
すぐ やぶっちゃった
ごめん ごめん
えっと
だれに あやまればいいのかな
ことしの けっしん
いたずら しない
そう ちかったのに
すぐ わすれちゃった
ごめん ごめん
えっと
だれか しかってくれるのかな
ことしの けっしん
いつもの ことさ
また まもれなくて
すぐ やめちゃうんだ
だけど だけど
それじゃ
だめだ もすこしがんばらなきゃ
わすれないよ
あさひが うみをそめあげて
しまの いちにちが はじまる
うちよせるなみは
ちきゅうの りずむをきざんでる
わすれないよ しまのこと
すきとおったうみは
ぼくのなみだを
そっとかくして くれたよね
ひざしが うみにてりかえし
しまに わらいごえ あふれる
ふきぬけるかぜは
ちきゅうを まわってきたのかな
わすれないよ しまのこと
みどりしげるやまは
ぼくのこころを
そっとつつんで くれたよね
ゆうひが そらをぬりかえて
しまの いちにちが すぎてく
やわらかなくうき
ちきゅうの どこにもないくうき
わすれないよ しまのこと
とおくへはなれても
しまをおもうと
いつもしあわせ かんじるよ
こころのとびら
ぽろんぽろん
なきむしわたしに ピアノがいった
なみだのわけを はなしてごらん
ぜんぶ はなしてごらん
なみだのわけを はなしたら
こころいっぱい ピアノがひびいた
ぽろんぽろん ぽろろんろん
ぽろんぽろん
よわむしわたしに ピアノがいった
さみしいわけを はなしてごらん
みんな はなしてごらん
さみしいわけを はなしたら
こころいっぱい ピアノがあふれた
ぽろんぽろん ぽろろんろん
きんぎょすくい
そおっーと そおっーと
そおっーとだよ
こっちのかどに おいこんで
そこを しゅっぱっと すくうんだ
しずかーに しずかーに
しずかーにだよ
そっちのへりに くっつけて
そこを しゅっぱっと すくうんだ
やあーっと やあーっと
おいこんだ
そのときどきり めがあった
なみだ いっぱい きんぎょのめ
うるうる うるうる
うるうるる
じっとみつめる でめきんが
ここに いたいと いったのさ
かみなりさんとおへそ
かみなりさん かみなりさん
おへそをとるって ほんとなの
あつめたおへそは どうするの
おへそのおへやって あるのかな
くものうえに あるのかな
かみなりさん かみなりさん
せかいじゅうから おへそだけ
あつめにあつめて めいっぱい
ギュウギュウギュウ パン! パンクした
いっぱいすぎて パンクした
かみなりさん かみなりさん
あわててはしるよ あっちこち
せっかくあつめた おへそだよ
いっこもなくしちゃ いけないと
ジグザグとんで ひろってる
かたつむりさん
あじさいの はなびらに
ぽつんと あめが おちてきた
いそげやいそげ
はっぱの かげめざす
かたつむりさん
どんなに あわてていても
かたつむりさん
ゆったり のったり
まあまあ のんびり いきましょ
あじさいの はなびらに
きらりと ひかり さしてきた
のんびりながめ
やれやれ おおあくび
かたつむりさん
ゆっくり めをのばしたら
かたつむりさん
みぎみて ひだりも
あんぜん かくにん しっかりね
えんえいたいかい
エイヤー エイヤー
ほらほら はじまる
しまっこ じまんの
えんえい たいかい
エイヤー エイヤー
さんきろ めざして
エイヤー エイヤー
よゆうの えがおで
エイヤー エイヤー
もひとつ おまけに
エイヤー エイヤー
エイヤー エイヤー
そらそら およげよ
しまっこ はりきる
えんえい たいかい
エイヤー エイヤー
にじかん つづくよ
エイヤー エイヤー
あつーい おうえん
エイヤー エイヤー
もひとつ おまけに
エイヤー エイヤー
はるってさ
はるってさ
なんだか
あしもとかるくて
すきっぷしちゃう
うきうきの わくわくわく
はる はる はるって
たのしいね
はるってさ
なんだか
まっくろかげまで
ほんわかしてない?
ほわほわの ふわふわふわ
はる はる はるって
うれしそう
はるってさ
なんだか
だれともともだち
にっこりしちゃう
にこにこの るんるんるん
はる はる はるって
すてきだね
なのはな
なのはな なのはな
さいてるみち
あまーいにおいの
かおるみち
きいろいかふんを
おかおにつけた
みつばちさんと
こんにちわ
なのはな なのはな
かおりのみち
きいろいとんねる
くぐちゃお
ぱふぱふかふんを
おかおにつけて
みつばちさんに
なっちゃった
はねを ならして
なのはな まわり
はるのみつ
いっぱぁいです
ゆずゆ
おふろに ぽっかりこ
ゆずさん うかんでる
ああ いいおゆだね〜
あせをかいたら
おふろが いいにおい
ゆずゆ ゆるゆる
ゆるるんるん
からだも こころも
ほっかほか
おふろに ゆったりこ
ゆずさん およいでる
うん いいゆかげん〜
ぶんともぐって
おふろが いいにおい
ゆずゆ ゆるゆる
ゆるるんるん
ふゆには いちばん
さいこうだ
みなみのしまの
ゆうぐれじかん
のびるかげぼうし
そろそろゆうぐれ
あついおひさま
うみのおふろへ
ちゃっぷりこ
ゆうはんまで
もすこし はなそうよ
ひるでもない
よるでもない
おしゃべりタイム
ながいかげぼうし
ゆうぐれチャイム
あついおひさま
うみのべっどへ
おやすみなさい
すずしくなった
はまべで はなそうよ
ひるのあつさが
おわったあとの
おしゃべりタイム
生きて
あさ そおっとみる あなたのすがた
そのときが きたのかと ドキッとする
しろくなった けなみ
かすかに うごいた むねをみて
ああ まだまだ だいじょうぶ
いきて いきて いつまでも
かなわぬねがいと わかっていても
いきて いきて いまはまだ
よる ながくのびた あなたのてあし
そのときは こんやかと ドキッとする
ほそくなった からだ
しずかに ちかより たしかめる
ああ きこえる ねむりのおと
いきて いきて すこしでも
わかれがさきへと のびますように
いきて いきて いまはまだ
まいごのサンタさん
まっかなアロハの サンタさん
みなみのしま めざして GO!
なみこえ なみこえ すいへいせん
みぎをみても ひだりをみても
うみ うみ うみ
ついに とうとう
まいごになった サンタさん
でっかいむぎわら サンタさん
ちいさなしま めざして GO!
いけども いけども たいへいよう
みぎにいこか ひだりにいこか
なみ なみ なみ
だれか おしえて
なみだがぽろり サンタさん
まっくらまよなか サンタさん
ここはどこだ それさえ NO!
なきなき みあげた はるかむこう
きらりきらり ひかりがみえた
ほら ほら ほら
カジュマルツリー
えがおになった サンタさん
ゲゲゲハウス
だれがつけたか
ゲゲゲハウス
しおかぜながれ どくしょのじかん
かおをあげると くじらのじゃんぷ
ラッキー じゃなくて
ここでは
いつものけしき
いつのころから
ゲゲゲハウス
ひとりのじかん ぜいたくだよね
うみのなかには あおいろぶだい
ラッキー じゃなくて
ここでは
いつものけしき
うみほたる
ふねのへさきに ひかる
しんじゅいろの しぶき
うみほたるだよ
すくったら
なにがのこるの
よるのほうせき
うみのやみよに おどる
しんじゅいろの ひかり
うみほたるだね
すくっても
なにもみえない
よるのほうせき
ふねのへさきの ひかり
しんじゅにてを のばす
うみほたるだよ
さわりたい
そこにはなにも
ないんだけれど
にんぎょのきっぷ
お陽さまおちる そのまえに
さんかくがいを みつけてね
かいがらいちまい もらえると
だれでも にんぎょになれるって
ひらひらマンタが おしえてくれた
サンゴのトンネル ぬけたとこ
さんかくがいを みーつけた
これで ぼくもにんぎょだよ
こーんなはなし はじめてだ
さんかくがいは あきれがお
それでもいちまい くれたのさ
もらった かいがらかじったら
ぶくぶくおひれが でてきたよぉ〜
サンゴのトンネル ぬけたとき
にんぎょになった ぼくがいた
すごく ぶかっこうだけどね
き・き・きっぷ
にんぎょのきっぷ
うみのくにへの ごしょうたい
ねがいごと
しまのもりの たいほうさん
ながいあいだ ひとりぼっち
あかいほのおを ふきだしたのは
ずいぶんむかしの はなしです
みてください
あめにうたれ かぜにふかれ
からだは うごかなくなりました
もりのおくの たいほうさん
ひとつきいて おきましょう
あかいほのおを またふきたいと
ねがってるのでは ないですか
いえいえいえ
ことりさんや みどりのなか
このまま ねむらせてくださいな
八月十五日
そのどあを あけたとき
はっきり みえた
かいきんしゃつの しょうねん
まぶしい あさのひかりのなかで
いってきます
といいたげに
じっと わたしを みてました
それは あついあつい しまのなつ
八月十五日のことです
あのどあの むこうには
にっこり わらう
がくせいぼうの おとこのこ
まいあさ がっこうへいきたくて
いってきます
というために
きっと まって いたのでしょ
それは やっとせんそうが おわったひ
八月十五日のことです
ガジュマルさん
ガジュガジュ ガジュマル
ガジュマルさん
こんなひざしの つよいひは
あなたのこかげで
ひとやすみ
やさしいかぜが ふいてきて
おひるねさそわれ ひとねむり
めをさまして あわてたよ
ガジュマルさん
ぼくをおこして ほしかった
ゆうやけぞらが わらってる
ガジュガジュ ガジュマル
ガジュマルさん
いつもスコール きたときは
あなたのこかげで
あまやどり
すずしいかぜが ふいてきて
おひるねさそわれ いいきもち
めをさまして おどろいた
ガジュマルさん
ぼくをおこして くれたらな
ゆうやけぞらが あきれてる
みなみのしまの
こいのぼり(推敲作品)
みなみのしまのこいのぼり
そらをみあげて おもったよ
このそらおよいで
うみとくっつく とこまでいこう
みずをあびたら
このからだ
きらきらひかる
ほんとのこいに なれるはず
みなみのしまのこいのぼり
かぜにねがいを つたえたよ
ぼくをのっけて
うみとくっつく とこまでいって
ひかるからだを
もらったら
さがしにいくんだ
ぼくのうまれた あのかわを
だけどだけど ぼくはこい
しょっぱいおみずじゃ およげない
しかたないさと あきらめて
しおかぜ あびて そらおよぐ
船出 十五の春(推敲作品)
たいへいようの このしまに
じゅうごのはるが やってくる
おさない えがおの このこたち
ここから ひとりで たびだつよ
どんな ときにも まえをむき
あるける ことばを おくりたい
たいへいようの このしまは
じゅうごのはるが ひとりだち
すなおな えがおの あのこたち
これから ひとりで いきていく
ゆめを おいかけ ふみだした
ちいさな いっぽを たいせつに
たいへいようを わたってく
じゅうごのきみが わたってく
じぶんの みらいを しっかりと
みつめる ひとみが かがやくよ
いつも ぜんりょく がんばった
しまでの まいにち わすれずに
はるなつあきふゆ かけぬけた
じゅうごのはるは ふなでのひ
わ わ わ
わ わ わ
くじらのしおふき
ふきあがる ふきあがる
え え え
あれあれそうなの?
なんかへん なにかへん
ね ね ね
ふんすいみたいじゃ
ないんだね ないんだね
へ へ へ
しぶきがかかった
しょっぱいよ しょっぱいよ
ほ ほ ほ
くじらのしおふき
にじがでた にじがでた
ちいさな ちいさな
にじがでた
ひょうしょうしき
はっぴょうしま〜す
おいしいたべかた ナンバーワン
えらばれたのは もうさん もうさん
あなたです
ひょうしょうだいへ のびる グリーンカーペット
あっちで もぐもぐ こっちで もぐもぐ
もぉ〜 もぉ〜
よていのじかんに おくれます
はっぴょうしま〜す
よくかむたべかた ナンバーワン
だれもがなっとく もうさん もうさん
あなたです
ひょうしょうしきは とっくに はじまっているのに
あっちで もごもご こっちで もごもご
もぉ〜 もぉ〜
もぉう〜すこ〜し おまちください
うたがきこえる
まいあさ わたる こうさてん
おはようかわす おまわりさん
こころに リズムを きざんでる
マーチのように てきぱきと
しろいてぶくろ みぎひだり
あんぜんまもる うたがきこえる
まいにち とおる こうばんの
やさしいかおの おまわりさん
こころに リズムを きざんでる
スローテンポで ゆったりと
おだやかだけど するどいめ
あんしんまもる うたがきこえる
まいばん かえる このみちを
パトロールする おまわりさん
こころに リズムを きざんでる
リピートかけて なんどでも
やみのかなたを みつめてる
せいぎをまもる うたがきこえる
おしょうがつ
ハイビスカスを めじるしに
ふくのかみさま やってきた
あせをふきふき やってきた
とこなつ ポカポカ
おしょうがつ
よあけだ よあけだ はつひので
ははじまはつの あけまして
おどりにカヌー いれてくれ
ふくのかみさま やってきた
なみをこえこえ やってきた
たいこが ドンドコ
きこえたら
あつまれ あつまれ うみびらき
ははじまはつの おめでとう
え〜 にっぽんで
いちばんはやい はつひのでは
ははじまで ございます
まいどの えんぜつ はじまった
みなみのしまの おしょうがつ
あき
せいたか けやきを すぎたとこ
きんいろやねの あきのいえ
こぎつね こんこん たずねたら
くるみが ぱらぱら おちてきた
あきが こぎつね つつんだよ
どっしり もみじの そのさきに
あかねいろした あきのいえ
こだぬき ぽんぽこ たずねたら
どんぐり ころころ おちてきた
あきが こだぬき さそってる
あきの おやまの そのおくは
つきのひかりの あきのにわ
こぎつね こだぬき あつまって
くるみに どんぐり おいしいね
あきの おまつり ほほいのほい
ききょうの はなふうせん
ぽんっと はじけて
さいたよ ききょう
あさつゆ はじいて
あさだよ あさだよ
おとなりさんへ おはよう
ぽんぽんぽんぽん ぽ〜んぽん
はじける はじける
むらさき すてきな
ききょうの はなふうせん
ぽんっと おとさせ
ひらいた ききょう
あさもや ちらして
おはよう おはよう
おつぎのばんは あなたよ
ぽんぽんぽんぽん ぽ〜んぽん
はじける はじける
むらさき かわいい
ききょうの はなふうせん
五月の空
みどりいろのかぜが ふいてきたよ
ごがつのそらは ふかいかわ
こいのぼりが
どこまでも どこまでも
のぼりつづけられるように
たかくたかく
ひろがっているんだね
わかくさいろのかぜ そらをゆらす
ごがつのそらは すんだかわ
こいのぼりが
いつまでも いつまでも
およぎつづけられるように
とおくとおく
ながれていくんだね
はるだね
ふりーじあの かおりが
あふれてる
はるだね はるだねって
かあさんが いう
かわのおとが さわさわ
はずんでる
はるだね はるだねって
とうさんが いう
かぜのにおい ぽわっと
かわったよ
はるだね はるだねって
にいさんが いう
そらが あわく ほんのり
さくらいろ
はるだね はるだねって
ねえさんが いう
いつのまにか きてたよ
めざめのひ
はるだね はるだねって
うれしく なるね
赤文字の部分は作曲の先生が補作をしてくださったところ。
ちゅうくらい
ちゅう ちゅう ちゅう ちゅう
ちゅうくらい
かたのちからを ぬいてみよう
ちゅうくらいも いいもんだ
ちゅう ちゅう ちゅう ちゅう
ちゅうくらい
むりなせのびを やめてみよう
ちゅうくらいも なかなかさ
かよいみち
とうさんと
ほいくえんへ あるくみち
かよいみち
のぞいた ちいさなかわの
めだかさんも かよいみち
きょうのかえりは な〜んじ?
そんな おはなし
してるのかな
かあさんと
ほいくえんの かえりみち
かよいみち
ながめる ゆうやけおそら
からすさんも かよいみち
きょうのおかずは なあ〜に?
そんな おはなし
してるのかな
たかおのもり
たかおのもりの
はるいろ なあに
あわいももいろ かすみいろ
たかおのもりの
なついろ なあに
ふかいみどりの かぜのいろ
たかおのもりの
あきいろ なあに
あか き くれない ゆうひいろ
たかおのもりの
ふゆいろ なあに
さえたとうめい くうきいろ
たかおのもりへ
おいでよ きみも
きせつのなかで
みらいをはなそう
いのしっし
いのしし いのしし
いのしっし
のしのし あるいて
ゆりねを さがす
はなさき ぐしぐし
あなをほり
おやまを たがやす
おひゃくしょうさん
いのしし いのしし
いのしっし
かぞくで ならんで
かたくり さがし
まえあし ぐりぐり
あなをほる
おやまは ぽくぽく
いいはたけだね
わんわん わんだふる
わんわん わんわん
わんだふる
おいらのとしが
きたんだわん
クンクン おいらのセンサーは
しあわせのよかんを かんじたよ
まだまだ かすかな かすかなものだけど
きっと
せかいのみんなも かんじるよ
わんわん わんわん
わんだふる
しあわせのよかん わんだふる!
わんわん わんわん
わんだふる
おいらのとしだよ
わんだふる
クンクン おいらのセンサーは
しあわせのにおいを キャッチした
まだまだ ほんの かすかなものだけど
きっと
せかいじゅうに あふれるよ
わんわん わんわん
わんだふる
しあわせいっぱい わんだふる!
かぜのおいわい
やわらかなかぜが
あなたを つつんでいます
きよらかなかぜに
あなたは つつまれています
おめでとう おめでとう
かぜが ほほえんでます
さわやかなかぜが
あなたを つつんでいます
あたたかなかぜに
あなたは つつまれています
しあわせを しあわせを
かぜが はこんできました
あなた
いま すこしの うたがいもなく
みらいを しんじている あなた
それが『しあわせ』だ ということを
わかっていますか
いま じぶんのゆめに むかって
はばたこうと している あなた
それが『しあわせ』だ ということを
わかっていますか
いま おなじ ちきゅうに いきて
あしたも みえない こどもたち
『しあわせ』も しらずに いることを
わかってください
はる
やまのまちに
ゆっくりとどいた はる
うまれたばかりの
はっぱのあかちゃん
きみどりいろの わらいがお
ぽああんと
やまを つつんだよ
やまのまちに
おくれてとどくよ はる
はにかみながら
かぜにゆれるよ
うすももいろの やまざくら
ふああんと
やまが わらってる
やまのまちに
やっととどいた はる
あるあさ とつぜん
みんないっしょに
ぱすてるいろの こえあげて
うふふんと
やまが うたってる
こころのとびら
こころのとびらを あけましょう
さみしいきもちで とじられた
どんなに かたいとびらでも
てびょうしひとつで あけちゃおう
タンタタ タタタタ タンタンタン
リズムにあわせて うたったら
ほらね えがおがみえたでしょう
こころのとびらを あけましょう
かなしいきもちを ふりはらい
あかるい かぜをとおさなきゃ
あしぶみたのしく あけちゃおう
トントト トトトト トントントン
ビートをきかせて うたったら
ほらね さっぱりしたでしょう
こころのとびらを あけましょう
いろんなきもちで とじられた
どんなに かたいとびらでも
すてきなうたで あけちゃおう
ララララ ランラン ラララララン
げんきいっぱい うたったら
ほらね えがおになったでしょ
じゅうごやのおつきさまへ
じゅうごやの おつきさま
うさぎさんが
おもちをついてるって
ほんとに ほんとうですか
ーーーほんとうだといいな
ぼくんちは おかあさんが
おだんごを
つくって くれるんだけど
ちょっぴり あきちゃった
ーーーきなこばっかりなの
おつきさま うさぎさんの
おもちを
ぼくにも ひとくちだけ
たべさせて ください
ーーーおいしいだろうな
かぜのささやき
かぜのささやき
きょうも おげんきですか
ふわりと
ほほをなで
とおりすぎました
わたしは
かぜをみつめて
わらいます
かぜのささやき
きせつが かわりましたよ
さらりと
いいのこし
とおりすぎました
わたしは
かぜをおいかけ
うなづきます
かぜのささやき
ふれあう はなびらのなか
みつけて
ふふふっと
あふれるえがお
わたしは
かぜをかんじて
いきています
さっきは ごめんね
さっきは ごめんね
どあの かげから
ちっちゃな あたま
おもわず
だきしめたくなっちゃう
かわいい ことば
さっきは ごめんね
つくえの かげで
みあげる きみ
いたずら
こまらせぼうやだけれど
おこると まけね
さっきは ごめんね
なみだの あとで
つぶやく きみ
ぎゅっと
だきしめたくなっちゃう
かわいい ことば
はるだね
ふりーじあの かおりが
あふれてる
はるだねって
かあさんが いう
かわのおとが さわさわ
はずんでる
はるだねって
とうさんが いう
かぜのにおい ぽわっと
かわったよ
はるだねって
にいさんが いう
そらが あわく ほんのり
さくらいろ
はるだねって
ねえさんが いう
いつのまにか きてたよ
めざめのひ
はるだねって
うれしく なるね
なのはなばたけ
なのはなばたけの
きいろいトンネル
そっと くぐったら
わたし かわいいおひめさま
なのはなのドレスが
よくにあうでしょ
なのはなのおしろは
きいろいじゅうたん
はなの おうじさまと
わたし そよかぜのように
ふんわりダンスする
あおいそらのした
なのなはばたけの
きいろいトンネル
そっと ぬけでると
わたし いつものわたしなの
どんなゆめもかなう
なのはなばたけ
てんぐこぞうのてんた
てんぐこぞうの てんたはね
ゆいしょただしい てんぐのこ
りっぱなてんぐに なるために
とっくん とっくん とっくんだ
だけど まだまだ しゅぎょうちゅう
きのうも おてらの おみくじを
てんぐの うちわで ふきとばし
あせをかきかき あつめてた
てんぐこぞうの てんたはね
たかおのおやまに すんでいる
りっぱなてんぐに なるために
とっくん とっくん とっくんだ
だけど まだまだ しゅぎょうちゅう
きょうは すぎの えだわたり
てんぐの げたで はねすぎて
となりのやままで とんでった
てんぐこぞうの てんたはね
ゆいしょただしい てんぐのこ
りっぱなてんぐに なるみちは
とおくて とおくて とおいけど
きっと てにする めんきょかいでん
あしたは できるさ すごいわざ
しっぱい いっぱい どんとこい
てんぐのわらいで ふっとばせ
歌が聞こえる
毎朝渡る 交差点
おはよう交わす おまわりさんは
心に リズムを 刻んでる
マーチのように テキパキと
白い手袋 右左
笑顔の奥の 歌が聞こえる
毎日通る 交番の
厳しい顔の おまわりさんも
心に リズムを 刻んでる
スローテンポで ゆったりと
おだやかだけど 鋭い目
堅い決意の 歌が聞こえる
毎晩帰る この道を
パトロールする おまわりさんも
心に リズムを 刻んでる
リピートかけて なんどでも
闇の彼方を 見つめては
平和を願う 歌が聞こえる
満点計画
あー、いやになっちゃう
どうしてこうなの
覚えられない 公式が
パソコンみたいに
カチャカチャポン
エンター ひとつで
はい オッケー
一度 入れたら 忘れない
頭ごと パソコン だったらなあ
そしたら テストも 満点さ
うー、またひっかかった
どうしてこうなの
覚えられない 英単語
パソコンみたいに
カチャカチャポン
エンター ひとつで
はい オッケー
一度 だけでも忘れない
頭ごと パソコン だったらなあ
そしたら テストも 満点さ
あー、いいだろうなあ
なんでも一回
エンター押して 覚えたら
マウスを使って
カチャカチャポン
記憶の 箱から
はい オッケー
だけど 出てきた メモリーが
パソコンの ぼくには 見えなくて
まわりの みんなが 満点だ
むささび君
むささび君
元気にしてますか
そう言ってのぞく けやきの家
きょうも ひとすじ おしっこのあと
君のおはようの サインがあったよ
むささび君
子育て どうですか
そう言ってのぞく けやきの家
君が 夜の散歩に 飛び出したあと
いってらしゃいの 目が光ってたよ
むささび君
元気でうれしいよ
この森で暮らす 君たち家族
ないしょのないしょの ひみつだね
ぼくらのだいじな たからものだよ
ベストドライバー
じてんしゃ りんりんりん
かぜを おいかけ はしるはしる
だけど
こうつうルールは まもるんだ
みぎひだり うしろもオッケー
ぼくはベストドライバー
じてんしゃ るんるんるん
かぜを きって はしるはしる
だけど
こうつうルールは まもるんだ
ほどうは ひとの じゃませずに
ぼくはベストドライバー
じてんしゃ りんりんりん
かぜと ともだち はしるはしる
だけど
こうつうルールは たいせつさ
いそいでいても みぎひだり
ぼくはベストドライバー
ききょうの蕾
ききょうの蕾は 紙風船
今か今かと 咲くときを
待って待って はじけるよ
ある朝
ポンと咲いた ききょう
あかちゃんの あくびのように
かわいい音がしたね
ききょうの蕾は ちっちゃくて
朝もや色の 紙風船
ききょうの蕾は 紙風船
きりりと おすまし 咲くときを
待って待って はじけるよ
朝露
ポンとはじいた ききょう
あかちゃんの 笑顔のような
かわいい虹が出たよ
ききょうの蕾は ちっちゃくて
朝のにおいの 紙風船
わからんちん
うちのみいちゃんひとつだよ
えほんをさかさまにして
ふんふんふんとよんでるよ
おもしろいってきいたらさ
こっくりこっくりうなずいた
じしんたっぷりわからんちん
うちのみいちゃんひとつだよ
ふぁみこんこんとろーる
ぴこぴこぴことうごかすよ
たのしいのってきいたらさ
こっくりこっくりうなずいた
じしんたっぷりわからんちん
うちのみいちゃんひとつだよ
おんがくのりずむにあわせ
あうあうあうとすごいこえ
じょうずだねってほめたらさ
にっこりにっこりうなずいた
じしんたっぷりわからんちん
散歩
カサコソ カサコソ
カサコソソ
落ち葉をふみしめ
歩きます
子犬のシッポが
楽しそう
カサコソ カサコソ
カサコソソ
アスファルトを隠して
落ち葉の道
枯れたにおいが
やわらかい
カサコソ カサコソ
カサコソソ
いつもの道も きょうは
違ってみえる
子犬のシッポが
ゆれてます
お正月
もうすぐお正月と
かあさんが
晴れ着の包みを
笑顔で出してくる
虫よけのにおいがして
ああ お正月
小春日和の 縁側で
晴れ着に
そっと 手をとおす
大きくなって と
あげをおろして そこまで
もう お正月
やさしい 時間が満ちる
虫よけの
においまで 甘く
娘の笑顔に
思い出が 重なってく
ああ お正月
花吹雪
平成19年度
青森県八戸市中学校作曲コンクール
課題詩(中学1年生)
さくら さくら
ふわふわと
あなたが 舞う道 通るとき
なんだか ふんわり
やさしい気持ち
さくら さくら
こんなにも
やさしい心に なれるって
なんだか とっても
うれしい気持ち
さくら さくら
花吹雪
私の心に 舞いながら
やさしさ たくさん
ありがとう
三丁目のポスト
三丁目のポストにはには
おたより 妖精 住んでます
うきうき 楽しい おたよりは
すぐにすぐに 届けます
しくしく 悲しい おたよりは
涙が 乾くまで 待つんです
それから おたより 妖精が
きっと 笑顔に なれますように
願いをかけて 届けます
だからほら 受けとる あなたは
きらきら 笑顔に なれたでしょう
三丁目のポストには
おたより 妖精 いるんです
あつあつ 嬉しい おたよりは
すぐにすぐに 届けます
くよくよ 悩みの おたよりは
心を そおっーと 抱きしめる
それから おたより 妖精が
きっと いいこと ありますように
願いをかけて 届けます
だからほら 受けとる あなたは
ふんわり あったかく なれたでしょう
たんじょうび
おめでとう
あたしとおんなじ たんじょうび
みーんなみんな よんできて
たんじょうパーティ ひらきたい
いちばんとしうえ おばあちゃん
ひゃくねんまえの ものがたり
たくさん はなしてくれるかな
あたしとおんなじ たんじょうび
せかいじゅうから よんだらね
おおきなパーティ たのしそう
うまれたばかりの あかちゃん
ひゃくねんさきの ものがたり
これから つくっていくのよね
あたしとおんなじ たんじょうび
みーんなみんな おともだち
ちきゅうにあふれる おめでとう
にこにこえがおが いっぱいの
へいわなせかいの ものがたり
ここから はじめていきたいの
つゆどき
あじさい ぬれてる のきしたで
ぽんぽん てまりを ついていた
しっとり しとしと
あめの においが
していたね
おもたい つゆぞら みあげては
てるてる ぼうずを つくってた
いくつも ならべて
あめの たのしみ
あったよね
つゆばれ うれしい ひのひかり
とんとん はねてた みずたまり
とびいし みたいな
そらを のぞいて
わらったね
すいとん記念日
(8月15日)
すいとん とんとん
かぼちゃに しいたけ
お肉も入れて
すごいね すごいね 具だくさん
なんでもありの すいとんに
とっておきの隠し味
平和を願う心を 込めて
お腹いっぱい 食べようね
それが すいとん記念日よ
すいとん とんとん
じゃがいも にんじん
おだんご入れて
おいしい おいしい ごちそうよ
いろんな味を だしあって
とっておきの隠し味
平和を願う心を 込めて
心いっぱい 食べようね
それが すいとん記念日よ
しあわせって
ちっちゃなころは しあわせって
形のあるものだと 思ってた
でも しあわせには
形なんてないの
ふわふわしてたり
キーンとしてたり
目には見えない
ただ 心のなかが
あったかくて
あったかくて
それが
あたしのしあわせ
ちっちゃなあなた みてるだけで
しあわせな気持ちに なれるの
ふと ふりかえると
あなたがわらってる
たったそれだけで
じわっとこみ上げる
やさしい思い
そう 心のなかが
あったかくて
あったかくて
それが
あたしのしあわせ
ここがすき 2007 7月
みなみのしまの たいようは
あつあつあつあつ あっちっち
なみだでぬれた こころさえ
あっというまに かわいてく
たいよういっぱい ここがすき
みなみのしまの しおかぜは
きらきらきらきら きらきらり
かなしみつまった こころでも
いつしかそっと とかしてく
しおかぜあふれる ここがすき
みなみのしまに いるだけで
ころころころころ こころがわらう
たいようもえて かぜがふく
あたりまえの そのことが
なんだかとっても あったかい
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