慢性腎不全

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患者像  60歳  男性  無職 
現病歴  自営業で息子夫婦に仕事を任せ、引退したので時間もあり息子にも勧められたので市の健康診断を初めて受けたところ腎臓に異常があるといわれ精密検査を受けるように言われた。紹介された大学病院で検査を受けたところ慢性腎臓病と診断された。他には尿酸値と血圧とカリウム値が高いといわれた。今のところすぐに透析ということではないがこのまま状況が悪くなれば、いずれ透析が視野に入ってくると言われた。
経 過  2015年10月初診。直近の病院の検査結果を見せていただいたところクレアチニン値は3,76であった。血圧、尿酸値、カリウム値はコントロールされており、治療についても積極的な姿勢をみせています。以下の説明をして御了承いただきました。慢性腎不全は不可逆に進行するものであり、鍼灸治療で治るというものではなく治療の目的は、現在出現している慢性腎不全による関連痛の軽減、自律神経症状と思われる症状を緩和しQOLを向上を目指すという事、腎臓自体に対してはEBMはないが体性ー自律神経反射により状態の変化が期待できる可能性がある。
治療は週一回、まず3ヵ月治療をおこなうこととしました。11月の病院での検査はクレアチニン値は3,68となっていました。次の12月の検査ではクレアチニン値は3,58でした。担当医からは引き続き経過観察ですねと告げられたそうです。治療は継続中です。