和泉町水道タンク 山水電気本社への道

 井の頭通りと甲州街道の交差点にある水道タンクを見ながら杉並側へ渡ります。
 すると、すぐに杉並・玉川上水公園の入口です。今はトイレまであります。
 ここらは玉川上水の跡地だけあって、谷間状になっているが、その「谷」を横断するような雲梯(それも鎖を渡してそこに取っ手をぶら下げたタイプ)が設置されていた。
 当時の子供たちにとっては、この雲梯で向こう側まで渡れるかどうかが一つの名誉だったものだ。
 私は練習してやっと渡れるようになったが、弟は最初からクリアし、それを母も見ていて褒めたので少し悔しかったっけ。
 それらの遊具に、当時は危険性を感じられなかったが、いまはなくなってしまった。音がうるさいとか苦情が来たのかもしれない。
玉川上水公園入口玉川上水公園を進む 玉川上水公園行き止まり
 公園のとなりには大手メガバンクの事務センターなどもある。
 長じて、体育会系中学生になった私は、この公園でひとり「夜間トレーニング」をしたりしたが、この事務センターは夜遅くまで仕事をしていて、明るい照明のオフィスでお兄さんやお姉さんたちが生き生きと働いていた(そのように見えた)。
 薄暗い公園のほうは見えないのか、仕事に集中していて目に入らないのか、だれも公園のほうを見る者はいなかった。
 世の中の、お仕事の厳しさを感じ取ればよかったのだが、あまり関心を持たなかったっけ。
 しばらく歩くと行き止まりのようになる。この先は明治大学のキャンパスに至る。
 そこを右に曲がっていくと、井の頭線に沿って下り坂になり、降りきったところを右の方に行くと、その先に山水電気の本社があった。
 今は宅急便のセンターだ玉川上水公園からの下り坂

山水電気跡地の宅急便センター 

当時の山水電気のグラウンドは、今の宅急便のある敷地内だったのか、川を渡った向こう側だったかは、忘れてしまった。

こちらは静岡にあった山水電気らしい。でも、和泉町もちょっとこんな感じだったかも。
社屋 
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