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エリア外にでて爆発してしまう前に腕輪を回収するよう博士
に言われた警察は、その場にいた蘭や少年探偵団、そして園 子の腕輪を集めていた。腕輪は無事そろったようだ。
集め終わったころ、館内放送がかかった。閉園時間後になっ
てしまったが、最後に一度、今日動かなかったジェットコースタ ーを運転する、とアナウンスが流れた。今日一日それに乗るこ とを楽しみにし続けていた子供達は、ついに乗れるのだと驚喜 する。今まで御手洗いに行っていたらしい元太も戻ってきてこ の知らせにはしゃいだ。
「よっしゃ、スーパースネークだろうが何だろうが、乗ったるで
ー!」
と、腕の傷などお構い無しに平次も乗り気だ。
皆で乗り込んだスーパースネークは、最終運転を開始した。
始めの上り坂が終われば、いよいよ車体が急降下をはじめ る。
「乗ってる間は手を挙げるのよ〜。」
と園子が言うと、子供たちは皆はしゃいで手を挙げた。恐か
ったら手は放さなくてもいい、と和葉が平次をからかうと、なに を言うか手を放すどころかこんな安全バーだって必要ない、 と、両手を挙げてみせる。
その時、平次の目に信じられないものが映った。腕輪爆弾
が、元太の掲げた腕にはめられたままではないか。
「あかんあかんあかんっ!!」
急降下直前になって突然動揺しはじめた平次に、やっぱりジ
ェットコースター恐いのだろうと和葉は哂うが、本人はそれどこ ろではない。あかん、外せ、エリア外になって爆発してまう、 と、前方にいる元太を指差し騒ぐ平次。新一と哀もその騒ぎに 気づき、元太に腕輪を外すよう呼びかける。
今回、大体において蘭・和葉と子供達に、爆弾の存在を知ら
されることは無かったんですが…(だからよけいに平新映画 (笑))。このときばかりは、違うっつーの;と、のんきなお嬢さ んにつっこみたくなりました(^^;)
元太の後ろの席に座っていた哀が、なんとか腕輪を外そうと
その腕をつかむ。だが、何も知らない元太は、なにをするん だ、と腕をじっとさせない。
「動いたら死ぬわよ…!」
これまで必死に演技を続けてきた哀ちゃんも、ついに切レた
…!その気迫に元太君が萎縮してしまうくらい(^^;)
そうですよね、この映画の一番の精神疲労者は、哀ちゃんで
すよね…。(私が見に行った時、観客の一番のウケを取ったの も、彼女でした(関西勢押しのけて))。
おとなしくなった元太の腕から、哀が腕輪爆弾を外す。このと
きちょうどジェットコースターが落下しはじめ、哀の手元から腕 輪が離れていってしまった。続いて後ろにひかえる平次がこれ をキャッチするものの、不規則なスーパースネークの動きのせ いで腕輪を取りこぼしてしまう。さらに後方に飛んでいってしま った。
「くどぉ〜!!」
「後ろだ!」
平次は後ろに座っている新一に大声で呼びかけるもののこ
れも間に合わず、腕輪はさらに後方の誰もいない座席に落ち てしまった。
大声で工藤!と叫んでくれた平次。ああ、やはりこういうやり
取りっていいですねぇ☆ここで平次がちゃんとキャッチしてれ ば新ちゃんにカッコイイとこ見せられたってのにあなたってひと は。(ため息)
このあとまた、キッドさん再来デス。グライダーで飛びなが
ら、すんでのところで腕輪を回収してくれます。ここまで回収を 遅らせてハラハラさせたのは、キャッチをミスって新ちゃんを危 ない目に遭わせそうになった平次に対する、キッドさんのちょっ とした嫌がらせです(前半の、白馬vs平次 を引きずってるらし い(笑))。
と、いうことで、主題歌エンドロールです☆
06'05.04.
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そう、今回女性陣の活躍は涙ぐましかった…
哀ちゃんの武勇伝(笑)は上記で申し上げましたけれど、
そのほかの女性の皆さんたいへんお強い。
本編とちょっと外れたトコでその技を発揮されてましたけれどね!!!
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