![]()
映画開始時刻の直前。
アナウンスのお姉さんは、注意事項を言いました。
「…(いろいろ諸注意を言う)。また、携帯の電源はお切りくだ
さい。なお、この映画はエンドロールの後も、物語が続きま す。エンディングの後まで、どうぞご着席になってお楽しみ下さ い。」
なぜ?どうしてそんなコトをアナウンスするの??
その疑問は、最後の最後に解決します。
エンディングはB'zの曲(ゆるぎないものひとつ、でしたっ
け?)。往々にして映画のエンドロールはひたすら長く、ここで も見切りをつけて帰っていってしまうひとが続出。
しかし私は帰りませんでした。ええ、ここで終わっていいわけ
ないじゃないですか。最後カッコよすぎのキッドさんで締めるな んて、それじゃあんなに活躍した平次の、もとい主人公である 新ちゃんの、立場がなくなっちゃうじゃないのぉ〜ん(笑)。
と、くだらない信念のもと大人気なく待ち続け、ついにエンド
ロール終了。
「大金積まれて死んだふりしてたんだと!」
舞台はミラクルランドから毛利探偵事務所に移る。ミラクルラ
ンドの事件のニュースを放送するテレビに向かって声をあげて いるのは小五郎だ。
どうやら、今回の事件当初、腕輪爆弾の最初の犠牲になっ
て殺されてしまったと思っていた竜探偵は、実は殺されてなど おらず、殺される演技をしていだけだったらしい。それを知った 小五郎は、そんなに金が欲しかったのかねぇ〜、と、あきれ気 味。
「…ふぅ〜ん。」
「…ふぅ〜ん。」
小五郎の会話を、テーブルでチェスをしながら聞いていた新
一と平次は、常日頃の小五郎の行いを思い出しつつ適当に相 槌を打つ。
エンドロール終わったあとのこのラストシーン、探偵事務所に
小五郎はいるものの、幼馴染さん達や子供達が、まったく居 ないんです!そしてその脇で、二人仲良くチェスに興じている のですよ〜。しかも声をそろえて小五郎に相槌うっていたりし て♪
ここで、事務所の電話が鳴り、小五郎が受話器を取ります。
会話を聞いていると、どうやら相手の用件はCM依頼らしい。し かも、内容は睡眠薬。むかっときた小五郎は、
「どんなに金を積まれたってそんなこと引き受けるか!」
と、依頼を突っぱねます。しかし相手も食い下がる。
「…そ、そんなに!?」
ギャラが良いと聞くや、お話を伺いましょう、と話を受ける気
満々。そんな小五郎のやり取りを聞いていた二人は、
「…やっぱりな。」
「さすが眠りの小五郎や♪」
交互につっこみを入れるのです♪なんかもう最後の最後まで
二人どこでもいっしょ☆
…感無量ですね…途中退場していたあのころとは格段にち
がう扱いですよ…最後の最後までふたりはいっしょなんですよ ☆(しつこい;)
このためですよね!映画館のお姉さんはあの時、この仲良
しシーンを最後まで見ていってくれ、ってアナウンスしたかった んですよね!!アリガトゥーお姉さん★(さては平新派ですね ♪(おねえさんすみません)) ![]()
(↑ラスト、チェスに打ち興じる大阪在住のHさん。目の前の相
手を眺めては、溶けそうになっています。)
06'05.07.
![]()
やっと、ダイジェスト終わりです…。
ここまでおつきあい下さった方、ありがとうございました;
な、長かった…こんなに書くことがあるとは思わなかったこんなのダイジェ
ストって言わないよ…。
(計画性のないヒト)
うんうん思い出しながらここまで書いてきましたが、
きっと色々記憶飛んでたり、勘違いしてるんでしょうね…(信用ならない)。
微に入り細にわたりどこまでも平新映画でしたから、
間違いなくもっといいところがあったのですッ;
ということで、こんな信用ならない駄文は忘れていただいて、
ゼヒ第10作映画をご覧下さいませ〜(^^)v
|