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(原作42巻「二元ミステリー」の話のネタバレでもありますお気をつけて!!)

思い出します、二元ミステリー話も大詰め。
透明人間と工藤新一の二重変装をこなしていた平次が、
皆の前で、殺人事件のトリックを明かすと同時にその変装をといた時。
小五郎 「なんでおまえが工藤新一に変装しなきゃいけねーんだ?」
平次 「あ〜スマンスマン、工藤のやつ最近ぜんぜん
カオ見せへんから、なんや寂しなってなァ〜。
アイツのふりして推理かましたら出てきよるかもしれへん思てたんやけど、
やっぱウワサどおり死んでしもたんやろか?アッハハ〜♪」
とかおバカなこと言いながら、心の中では、
『しゃあないやろ、メールでアイツに頼まれたんやから…』
とか言って延々、工藤くんへの熱ぅ〜い想いを告白していたわけですよ。
アニメなんてさらに、EDの落ち着いた音楽&雰囲気を背景に、
海の彼方を見やる平次の物憂げな表情ったらもう!
今ごろ組織と接触しているであろう工藤さんを心配して
いるんですたぶんきっといやもうそれしかない!!(落ち着くんだ)
彼は、あの工藤新一のあらゆる危機を、完璧なカタチで救ったのです。
自分を道化にしても、新一に危険が及ばぬように。
大賢は愚なるが如し。
天才的おりこうさんは、見た目がその、かなりアホっぽいと。
孔子はそう言いました。
これは、愚かなように見せておいて本当の力を誇示せず、敵の油断をさそい、
そのスキを突いて勝つという、古き時代から伝わる戦法でもあったらしい。
また、ほんとうに優れたひととは、頂上の見えない高山や、
深くて水深を測れない淵のように、はかり知れない深い心を持った人間なのだ、
と、3000年前を生きた太公望は言います。
「天の高くして極むべからざるがごとく、淵の深くして測るべからざるがごとし」(六韜)と。
そう思ってしまえば、あの「白塗り事件」(すでに事件名が違う)ですらも、
平次のかしこさを証明しているような気が。(………言っててやっぱ不安になった)
でもこの絵はどっちかって言うとただのおバカさんって感じ。
(ほんとに平次君ファンかよ)
二人はココロの深〜いトコまでわかって信頼しあっているん
ですー☆
あはーんおステキ!
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