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「工藤、あいつ、誰や・・・?」
「ああ、この前話した事件あったろ。そのときの関係者で・・・」
「ほな、あの人が例の?」
「そ。おめーと同じような西の言葉喋ってんだろ」


とかなんとか。
本日の日記でモウソウを繰り広げたシーン。平次に情報を補完してあげる新ちゃん。いいなー。


さて、モウソウを続けます。


「・・・何言ってるんや工藤。あれは大阪弁とちゃうで。あいつのしゃべっとるんは京都弁や。・・・はぁー。工藤、お前、大阪弁を流暢に喋る俺と会話してて、京都弁との大きな違いがわからんのかいな。」
「んだと?ど、どっちもカンサイベンだろっ。そんなのどーでもいいことじゃねーか;」(ちょっと違和感を感じてたけど;いまさら認めるもの・・・こいつに馬鹿にされるのはやだ;)
「・・・ほー・・・」

「・・・そりゃ、京都の人や広島の人なんかが喋る言葉の感じとか、語尾とかが、お前とはちょっとちがうなとかは、わかるようになってきたけどよ・・・西の言葉だってことは変わりねえだろ!」
「・・・感動すんなー」
「はぁ?」
「『俺の言葉と比べて違う』のが『わかるようになってきた』んやろー。大阪弁が工藤の耳になじんできた証拠やー♪」
「くっだらねーことで喜んでんじゃねーよ・・・」



離れてても、変わらない二人の関係。言葉。
関東と関西で離れていても、耳慣れるほど会話しててくれたらいいな。




2010年10月11日


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