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ふかい自然の中のみどりいろを、「翠」という。
対なる色はあざやかなあかの、「翡」。
みどりいろの宝石の輝きは、「碧」。
すべては工藤のため。
探偵としての頭脳も、武人としての武術も、どんな協力をも惜しむものか。
――これが、平次にとっての自然。
と、言うと、平次君にとって失礼になるだろうか?
でも、心の底から誰かに協力するって、
よほどの事が無くては出来ないと思うのです。
そのふところの深さのはかりしれぬひと。
所謂、感服に値すると。
(↑この絵と、↓下の絵、ほとんど同じなんですが、
ヘタな事はさて置いていただいて、
どちらがまだマシに感じますでしょか。
ご興味のある方、この続きは、評論の「ベラドンナ」にて。)
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