まつしま修一は、人づくりと夢のある街づくりを推進致します。
まつしま修一の12月議会に於ける一般質問の内容について、以下の通り報告致します。 A.質問項目 1.保育所(園)の運営状況について 2.学童保育について 3.学校図書館について 4.起業(創業)支援について 5.物価高騰の影響が大きい事業者への支援について B.質疑内容 質問1.保育所(園)の運営状況の運営状況について Q1.北本市における実地検査の実施状況と、その結果の問題点、課題等をお伺いいたします。 A1.指導監査において、軽微な指摘事項について口頭での助言指導はありましたが、改善勧告や命令などの重大な指摘事項はありませんでした。重大事案の背景には、日々保育所を運営している中でのいわゆるヒヤリハットがあると考えられるが、保育施設と協力しながらその事例の収集と情報の共有を通して、事故の未然防止が図られる様取組んでいます。各施設において、運営規定や安全管理マニュアルの作成のほか、保育士等への研修についても定期的に実施するよう、指導監査の際に要請しています。引続き、利用児童の安全面を最優先に、保育施設等への指導に努めていきます。 Q2.いろいろな事故の遠因には、人手不足があるといわれてれている。保育士の配置状況など課題はあるか。保育の質の確保を図る必要が有ると思うが。 A2.市では、県の補助金に上乗せして、国の基準以上に配置する保育士の人件費を補助することで、市内民間施設では、1歳児の4対1の保育士の配置を実現しています。また障害や疾病等の要因により個別に支援の必要な児童に対応する補助事業として、支援に必要な人員の配置に係る費用の補助を行なう個別支援教育・保育事業補助金を設定し活用しています。支援を行う保育士の人件費を補助することで、個別に支援の必要な児童の受け入れ態勢強化と現場の保育士の負担軽減、保育の質の確保に努めています。 質問2.学童保育について Q1.現状と課題についてお伺いします。 A1.本市では、児童人口が年々減少している一方で、学童保育室では待機児童を出さない方針から、入室を希望するすべての児童を受け入れてきたため、利用児童数が年々増加し、混雑状況の緩和が課題となっています。この為の新たな公共施設の建設は難しい為、しない2カ所に民設児童クラブを開設しましたが、現状では利用が十分に進んでいません。 Q2.混雑緩和の為、保護者からは学校の余裕教室を活用した学童保育質の拡充について要望が出ているとのこと。こどもたちが安全で充実した放課後を過ごすには余裕教室の活用が有効と思う。具体的にどう進めていくのか。 A2.【市長答弁】子どもの安全、子どもの権利に関することでもあるので、12月中にも早急に学校現場と調整頂く様依頼しています。また、予算化も含め検討していきます。 質問3.学校図書館について Q1.児童生徒の深い学びの実現や、居場所としての役割など、大きな役目がある学校図書館について、現状と充実への取組について。 A1.市内の小中学校においては、学校図書館計画を策定し、図書主任、司書教諭、学校図書館指導員等が中心となり、より良い学校図書館づくりを行っています。1つは読書センターとしての機能で、児童生徒の興味関心に応じた読書活動ができるようにする配慮、もう1つは学習センターとしての機能で、各教科領域の学習の下さ支えや発展的になるような環境整備が必要です。各校では、実態に応じた図書資料の充実に努めたり、広報活動での啓発、授業での活用推進や、児童生徒の自主的実的な読書の推進の実現のため、様々なアイデアを出して取組んでいます。 また、各校に1名づつ配置している学校図書館指導員は、時には児童生徒の読みたい本のリクエストへの対応や授業での調べ学習に役立つ本の選定など、学校図書館を活用した教育の推進につなげています。 あわせて、教職員や児童生徒のニーズを把握し、読書意欲を向上させたり、効果的に授業に活用できる図書資料の充実を図っていきます。また図書資料に触れる機会を増やす為、読書貯金によるスタンプラリー、教職員のおすすめ本の紹介、図書委員会による読み聞かせなど、図書館における様々なイベントを行っています。 一方学校図書館は、ゆっくり心を休め落ち着いて過ごしたい児童生徒にとっての貴重な居場所でもあります。各小中学校では、明るく落ち着いた環境づくりのために、季節や学習内容に応じた掲示物や図書の配架を工夫しながら、図書館内の環境整備に努めています。 質問4.起業(創業)支援について Q1.現状について、これまでの取組状況や成果等も含めて伺います。 宮崎県の霧島酒造株式会社の取組は、業界で初めてバイオマス事業に参入したとのことです。芋焼酎の製造過程で発生する大量の焼酎かすや芋くずを有効活用し、メタンガスを発生させて、これを利用して、発電事業を行っており、サツマイモ発電ということで注目を集めています。このガスについては、自社で使用するほか、発電ということで今まで年間700万キロワットアワー以上を九州電力に販売して、2,000世帯以上の年間の電力使用量を賄っています。 こうしたエネルギーへの利用のほか、堆肥化、食材への利用を組み合せて、ゼロエミッションを目指しているとのことでした。製造、販売だけではなくて、リサイクル事業を推進して、発電事業による九州産のサツマイモの有効利用とともに、環境負荷を増やすことなく、地域の活性化を目指す紹介がありました。リサイクル、サステナビリティ、環境保全活動、すごくヒントになるということで紹介をさせていただきました。 A1.平成28年度に国から産業競争力強化法に基づく創業支援事業計画の認定を受け、操業を希望する方に支援や制度を適切に紹介する仕組みを構築しました。実績は令和3年度3件で、飲食サービス業が2件、小売業が1件、専門技術サービス業が1件でした。 A2.【市長答弁】提案のあった酒造業者は、醸造後に残った焼酎かすや芋くずを利用してバイオマス発電事業を行っており、サツマイモの副産物を有効利用した取り組みです。北本は、もともと川越の芋をかなりの部分を担っていた歴史がありありますが、現在はそういった作付け面積に変更はありますが、遊休農地の活用と共に農業者の事業連携によって地域産物を地域資源に生かせる様な事業の支援について、調査研究をしていきます。 質問5.物価高騰の影響が大きい事業者への支援について Q1.運送事業者への燃料費高騰の支援について、支援の実施についてどのように考えているのか。 A1.原油価格や物価の高騰は、運送事業者だけでなく、様々な業種が影響を受けています。幅広い支援が必要との考えから、市では中小事業者・個人事業者に対して、中小企業・小規模企業者支援金を給付し、支援することにしました。中小企業基本法に基づく中小企業者等に対し、一律5万円を給付するもので、申請受付を12日から開始しました。支援要件を満たせば運送事業者も対象になります |
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