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 クリスマスの夜、少女マーシャの名付け親ドロッセルマイヤーおじさんは例年通りたくさんのプレゼントを持ってきてくれました。その中でもマーシャが特に気に入ったのは、他の子供たちが見向きもしなかった少々不細工なくるみ割り人形です。
 マーシャは兄のフランツのいたずらで壊れてしまったくるみ割り人形が心配で真夜中にそっと階下の広間に様子を見に行きました。すると突然クリスマスツリーが大きくなり始め、ねずみの王様率いるねずみの大群が現れました。それに加えて人形たちも動き出し、くるみ割り人形がフランツのおもちゃの兵隊を率いてねずみ軍と戦争を始めました。
 くるみ割り人形は王様に一騎打ちをいどみ、危機一髪となりましたが、マーシャの機転で形勢は逆転し、くるみ割り人形はねずみの王様を討ち取りました。そしてネズミ軍は退却して行きました。
 マーシャの愛情を得てねずみの王様を倒したことで、くるみ割り人形はかけられていた呪いが解けて美しい王子の姿となりました。そして自分の領土である人形の国へマーシャを案内してくれました。そこでは民族衣装をつけた人形たちが様々な歓迎のダンスを披露してくれました。マーシャは人形の国のプリンセスとなり、くるみ割り王子と素敵なダンスを踊りました。
 しかし、いつしかくるみ割り王子も人形たちも朦朧と消えて行き、気がつくとマーシャは自分のベッドの上に寝ていました。そばにはくるみ割り人形がいました。マーシャは素敵な夢を見させてくれるくるみ割り人形をしっかりと抱きしめました。
(終わり)




<第一幕>


 今日はクリスマス。マーシャのお父さんシュタールバウム氏もパーティーにたくさんのお客様を招待していました。しんしんと降りしきる粉雪の中を招待客たちは足取り軽く集まってきます。そんな楽しげな人々の一番後からちょっとだけ怪しげな、しかしながら人好きのする男性がクリスマスプレゼントをたくさんかかえてやって来ました。シュタールバウム家の末っ子マーシャの名付け親ドロッセルマイヤーおじさんです。魔法使いみたいに何でもできるおじさんは毎年みんながびっくりするような素敵なプレゼントを持って来てくれます。おじさんの登場と共にあたりには何だか不思議な空気がたちこめて来ました。さぁ、今年は一体何が起こるのでしょう。



 パーティーはすでに始まっていました。広間に入って来たドロッセルマイヤーおじさんは、懐から一体のくるみ割り人形を取り出し、今日はクリスマスツリーが大きくなり、この人形が子供に素晴らしい夢をみさせます、と口上を述べました。そしてくるみ割り人形をピアノの上に置いてハンカチでそっと隠しました。
 さて、いよいよプレゼントの時間です。子供たちがマーチにのって広間に入って来ました。どの子の顔も期待に輝いています。男の子には馬、銃または兵隊のおもちゃ、女の子にはきれいなドレスを着たお人形が渡されました。女の子たちはお人形を持って踊り出します。男の子たちは馬に乗ったマーシャの兄フランツを先頭に隊列を作って行進を始めました。
 マーシャはお客様の中に大好きなドロッセルマイヤーおじさんを見つけて、うれしそうにとびつきました。そしてくるくると回って自慢のドレスの裾がひらひらするのをおじさんに見てもらいました。他の子供たちもおじさんの回りに集まって来て、目隠し鬼ごっこをしたりして遊びました。
 やがて大人のダンスが始まりましたが、ここでもドロッセルマイヤーおじさんは人気者で、きれいなお嬢さんや奥さんを相手にしばしダンスを踊って楽しみました。しかし突然おじさんはダンスの途中で相手をほったらかして姿を消してしまいました。そして再び登場した時は三角帽子にメガネ、そしてローブをつけて魔法使いに変身していました。
 さあ、いよいよドロッセルマイヤーおじさんの魔法の時間の始まりです。子供たちは喜んでおじさんを取り囲みました。するとおじさんはまず人形劇を見せてくれました。『可愛い王女様が恋人の王子様と楽しく過ごしていると、悪いねずみの王様が現れて王女様をさらって行こうとしました。王子様は勇敢にねずみの王様と戦い、これを倒して王女様を守りました。めでたし、めでたし。』
 子供たちはもっともっと、とおじさんにおねだりしました。するとドロッセルマイヤーおじさんは子供たちをマジックで喜ばせながらピアノの方へ誘導しました。しかし次はどんなすごいものが出てくるんだろうと期待している子供たちは、ハンカチに隠された小さな人形には気がつきませんでした。そして再びおじさんに次のサプライズをおねだりしました。
 自信作に気づいてもらえなかったおじさんはちょっとがっかりしましたが、それでは、とクリスマスツリーを指差しました。いつの間にかそこには人の大きさぐらいのアルルカン(ピエロの人形)がおいてありました。おじさんがグリグリとねじを巻くと、アルルカンは立ち上がり、ピョンピョン跳んで踊り出しました。子供たちは大喜びでアルルカンの真似をして遊びました。
 アルルカンが座り込んで動かなくなると、今度はピンクの可愛いチュチュを着たバレリーナの人形が踊り出しました。そして最後は箱の中からムーア人が飛び出してきて大きくジャンプしながら勇壮に踊りました。子供たちは三体のぜんまい仕掛けの自動人形に大興奮してしまい、もっと見たいとしきりにドロッセルマイヤーおじさんにおねだりをしました。
 よし、それではもっといいものを見せてあげるよ、とドロッセルマイヤーおじさんはピアノの上からくるみ割り人形を取り上げて子供たちに見せました。そしてくるみを割らせて子供たちに食べさせました。しかし子供たちは喜ぶどころか、「なぁんだ、ただのくるみ割り人形じゃないか。」と、がっかりして文句を言いながら、散り散りにどこかへ行ってしまいました。



 ドロッセルマイヤーおじさんは人気のないくるみ割り人形を持ったまましょんぼりとしてしまいました。そんなおじさんの肩をマーシャはつんつんとつつきました。心優しい夢見がちな少女マーシャはみんなに見返られないくるみ割り人形にどこか惹かれるところがあったようです。共感者を得たおじさんはたちまちご機嫌になり、マーシャと一緒にくるみ割り人形を持って踊り出しました。
 そこへフランツが戻って来ました。見向きもしなかったくるみ割り人形ですが、ドロッセルマイヤーおじさんとマーシャが楽しそうに踊っているのを見ると、自分もくるみを割らせて遊びたくなりました。そしてマーシャから人形を取り上げようと引っ張っりました。マーシャは抵抗し、二人で引っ張り合っているうちに、くるみ割り人形の頭がとれてしまいました。おじさんに叱られてバツが悪くなったフランツは逃げ出しました。
 ドロッセルマイヤーおじさんは、泣いているマーシャのためにすぐにくるみ割り人形を元通りに修理してくれました。マーシャは喜んでくるみ割り人形を抱きしめました。可哀想な目に会っったくるみ割り人形がますます愛おしく感じられたのです。フランツは性懲りも無く他の男の子たちまで呼んできて騒々しく追いかけてきましたが、マーシャは大切なくるみ割り人形をひしと抱きしめて守りました。
 ふくろうの柱時計が十時を告げ、楽しかったパーティーもおひらきの時間が近づいてきました。シュタールバウム家のおじいさんとおばあさんが主役となり、パーティーの終わりを告げるグロスファーターの踊り(老人の踊り)をみんなで踊りました。そして招待客たちはシュタールバウム夫妻に、楽しいパーティーをありがとう、とお礼を言って帰って行きました。ドロッセルマイヤーおじさんも帰って行きました。
 さぁ、そろそろ子供たちはベッドに入る時間です。ばあやはくるみ割り人形を片付けようとしましたが、マーシャは一緒に寝るのだと言って、枕元にくるみ割り人形を寝かせて眠りにつきました。



 マーシャは夜中にふと目が覚めました。と、隣に寝かせたはずのくるみ割り人形がいません。マーシャはびっくりして飛び起き、くるみ割り人形を探し始めました。その頃、くるみ割り人形はクリスマスツリーの下で来るべき戦いに備えていたのです。そしてふくろうの柱時計が十二時を告げると、ねずみが一匹二匹と姿を現し始めました。ねずみたちはキィキィと鳴きながらツリーに下げてあるクッキーを盗み食いし、ちょろちょろと駆け回りました。その数はどんどんと増え続け、ついにねずみの大群が姿を現しました。
 くるみ割り人形は立ち上がって剣を振り上げ、ねずみを追い散らしながら本陣を構える城の中へ入って行きました。さあ、いよいよ戦いの時が来たのです。
 そこへマーシャがやって来て、城へ入るくるみ割り人形の姿を見てびっくりしました。その時、クリスマスツリーが大きくなり始めました。マーシャが巨大になったツリーを見上げて驚いていると、、たねずみたちが襲いかかってきました。マーシャはひじかけ椅子に避難してクッションを使って必死で防戦しました。
 と、ねずみたちは一斉に地面にひれ伏し始め、緋色のマントと金の王冠をつけたひときわ身体の大きなねずみの王様が現れましたた。ねずみの王様は全軍を叱咤激励し、自ら先頭に立ってくるみ割り人形が守る城へ侵入しようとしました。城から侵入者へ発砲がなされ、鉄砲の音がパーンと響きました。
 続いて鼓手が太鼓を打ち鳴らして敵軍の侵入を全軍に知らせました。それを合図に立派な軍服を着た歩兵の隊列が現れました。なんだか見覚えがあると思ったら、フランツのおもちゃの兵隊ではありませんか。そしておもちゃの兵隊とねずみ軍の戦闘が始まりました。
 がっかりした事に立派なのは軍服だけで、歩兵たちはたちまち音をあげて退散してしまいました。アルルカンが驚いて飛び出してきましたが、たちまちねずみ軍の捕虜となってしまいました。マーシャのお気に入りの人形トールートちゃんと今日もらったばかりのクララちゃんも脅えて出て来たところを蹴散らされてしまいました。
 続いて軽騎兵が現れました。馬上の姿は立派ですが、これもまた歩兵たちとたいして変わりはありませんでした。
 どうしてこんな事になっちゃったんだろう。クリスマスツリーは巨大化し、人形が動き出してねずみと戦争をするなんて…。マーシャがそう思っているところへ再び歩兵と軽騎兵が現れました。指揮官くるみ割り人形の激励を受けて発奮したのでしょう。しかしねずみ軍の攻撃を食らってたちまち隊列を乱し退却してしまいました。人形軍は完全な負け戦です。
 その時、指揮官のくるみ割り人形が剣を振りかざして飛び出して来ました。こうなったらねずみの王様と一騎打ちして勝つ以外にないのでしょう。しかしケガをしているくるみ割り人形はたちまちねずみの王様に追い詰められてしまいました。
 大事なくるみ割りさんが危ない!マーシャは無我夢中で上履きを脱いで、精一杯の力でねずみの王様に投げつけました。上履きはねずみの王様に命中し、王様がひるんだ隙にくるみ割り人形が斬り付けました。王様は倒れ、ねずみ軍は総退却していきました。



 よかったわ、くるみ割りさんが無事で…マーシャはくるみ割り人形に駆け寄りました。くるみ割り人形はマーシャに上履きを返し、礼儀正しくマーシャの足元にひざまづいて言いました。「私は人形の国の王子なのです。ねずみの魔女の呪いでくるみ割り人形に姿を変えられていたのですが、シュタールバウムのお嬢様に愛情をかけていただき、ねずみの王様を倒したことで呪いはとけました。何とお礼を申し上げていいかわかりません。」
 そしてくるみ割り人形はマーシャの手をとりました。すると二人の前にドロッセルマイヤーおじさんが現れました。おじさんが二人の手を重ねると、くるみ割り人形は素敵な王子様に姿を変えました。それから心が通い合った二人はうっとりと踊り始めました。(アダージオ)踊り終わった二人は笑顔で見つめあいました。
 ふと気がつく二人は粉雪の降るもみの木の林に来ていました。降りしきる粉雪はいつしかふわりとした雪の精となって舞い踊ります。(雪の国の踊り)マーシャとくるみ割り王子は大はしゃぎで雪をすくいあげたり、雪玉を投げたりして遊びました。踊りが終わり雪の精たちが行ってしまうと、くるみ割り王子は言いました。「さあ、これから私の国、人形の国へお嬢様をお連れいたします。」そしてくるみ割り人形はマーシャの手をとって歩き始めました。

<第二幕>



 やがて雪はやみ、マーシャとくるみ割り王子は赤い帆をかけた金の船に乗って、よい香りのする薔薇色の湖を進んで行きました。…なんて素敵なんだろう。これはきっとドロッセルマイヤーおじさんの魔法に違いない…。マーシャがそう思っていると、船は樅の木に囲まれた港に着きました。
 ここからは二人手を取り合っての徒歩の旅です。途中で蝶々に出会い、マーシャはすぐに友達になって楽しく一緒に踊りました。しかしこうもりの洞窟を通った時は大変でした。こうもりたちが襲い掛かってきたのです。しかしくるみ割り王子はマーシャを守り、こうもりを追い払ってくれました。
 やがてパッと視界が開け、二人は人形の国につきました。くるみ割り王子はマーシャを美しいパステルカラーに彩られたもみの木の庭園に案内しました。そこにはいろんな民族衣装をつけた人形たちがくるみ割り王子と、そして人形の国のプリンセスとなったマーシャを歓迎するために集まっていました。
 そして舞踏会が始まりました。まず最初は明るく情熱的なスペインの踊り。次は妖艶な女性たちのアラビアの踊り。そして速いテンポでピョンピョン飛び跳ねクルクル回る中国の踊り。続いて寒さも吹っ飛んでしまいそうなほど元気なロシアの踊り(トレパーク)。それからあし笛にのって、宮廷風の衣装をつけたセーブル焼きのような可愛い人形がフランスの踊りを踊りました(パ・ド・トロワ)。その後はたくさんの薔薇の花の精たちがピンクの衣装をつけてそれぞれの騎士に支えられて優雅に花のワルツを踊りました。
 マーシャもいつの間にか人形の国のプリンセスにふさわしいフワフワきらきらしたドレスを身につけていました。そしてプリンセス・マーシャはくるみ割り王子に手をとられ、更に四人の騎士を従えて気品あふれるグラン・パ・ド・ドゥを踊りました。それから全員が参加しての踊りとなり、たくさんの騎士に支えられてプリンセス・マーシャは高々とリフトされ、堂々と美しいポーズを決めました。ああ何て素敵なんでしょう、夢ならずっと覚めないで…。


 しかしながらうっとりするマーシャの意識は段々と遠のき始めました。朦朧とする中を人形たちが踊りながら去って行くような気がします…そしてふと気がつくとマーシャは自分の部屋のベッドの上に寝ていました。横にはくるみ割り人形がいました。
 ああ、やっぱり夢を見ていたのね。でもくるみ割りさんと一緒なら、いつだってあの素敵な世界へ行けるわ。ねっ、くるみ割りさん。くるみ割り人形を抱き上げ、見つめながらそう語りかけるマーシャには、くるみ割り人形がかすかにうなずくのが見えるような気がしました。
(終わり)



<くるみ割り人形基本情報>
初演台本・振付     マリウス・プティパ(レフ・イワーノフ)
原作            E.T.A.ホフマン (実際に使われたのはアレクサンドル・デュマによるフランス語翻案版)
作曲            ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー
初演            1892年 12月19日  於サンクトペテルブルグ  マリインスキー劇場


 今でこそクリスマスと言えば「くるみ割り人形」と言われるぐらい12月にはあちらこちらで上演されていますが、初演はあまり好評ではなかったようです。DVDの解説などにものっていますが、チャイコフスキーの音楽の素晴らしさは認めながらも舞台展開、振付がお粗末というのがその不評の理由です。一幕は踊りらしい踊りがなく、子供たちのドタバタ騒ぎで物語が展開し(クララは12才ぐらいの子供が踊ったらしい)、バレエらしくなるのは2幕からで、踊りの主役が登場するのが遅すぎるということらしいです。
 この点を改めたのが1934年に登場したこのワイノーネン版です。物語の主役少女マーシャ(原台本ではクララ)も踊りの主役である人形の国のプリンセスも同じ大人のバレリーナが踊るため、踊りは充実しています。また原台本はお菓子の国コンフィチュレンブルグでくるみ割り王子がクララにお菓子の国について楽しげに説明するところで終わっていますが、ワイノーネン版ではマーシャが素晴らしい夢から覚めるという結びがつけられ、一応話が落ち着いています。
 夢を見ていただけ、というとたわいない感じもしますが、このワイノーネン版では夢見る心こそ大切なものなんだよ、と語りかけてくれているように思います。原作には「子供は自分で好きに動かして遊べる単純なおもちゃに自分の思いを投影し、想像力を働かせて遊ぶ。それが一番楽しいのだ。」というようなくだりがあります。
 くるみ割り人形を持ってきたドロッセルマイヤーの意図は原作と同じで、「自分の想像力で楽しい夢を見てごらん、そのためにはぜんまい仕掛けの自動人形よりも単純な人形の方がいいんだよ」というものだったのではないのでしょうか。私はワイノーネン版におけるドロッセルマイヤーは魔術師ではなく、子供の心をよく知る、自分自身想像力にあふれたおじさんだと思います。
 そしてこの夢は一度見たきりではなく、深くマーシャの心に根付き、今や特別な存在となったくるみ割り人形がいればマーシャはいつでもその夢に帰っていく事ができる…言い換えると、これからはくるみ割り人形に導かれてマーシャはいつでも人形の国へ行けるようになったのではないでしょうか。
 一見サラリとしているようにも見えながらも意図がしっかりしているからか、、それとも踊りが素晴らしいからなのか、ワイノーネン版もしくはそれを基にした改訂版は1934年の初演以来あちらこちらで上演され続けているようです。
 なお、ワイノーネン版と言っても、私が参考にしたマリインスキー版とは違って、ねずみの残党が人形の国まで追いかけて来てくるみ割り王子が退治する、と言ったいろいろなヴァージョンがあるようです。



永遠の「白鳥の湖」 〜チャイコフスキーとバレエ音楽〜      著/森田 稔    新書館
  (原台本を収録)
DVD くるみ割り人形   
     ワイノーネン版  
     キーロフバレエ
     1993年10月17〜20日収録   於マリインスキー劇場
     マーシャ…ラリッサ・レジュニナ  くるみ割り人形・王子…ヴィクトル・バラノーフ  
     発売元 フィリップス
 
DVD くるみ割り人形   
     ワイノーネン版
     ワガノワ・バレエ・アカデミー
     2004年1月7日収録    於マリインスキー劇場
     発売元 新書館
      
                 



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