7MHZメイン基板の製作ver3

中間周波一段増幅でIFTを入れて、そのIFTを叩くとコンコンと云う音がしました。
実際の受信機の性能としては、問題有りませんが、やはり気に成ります。
そこで、IFTの代わりにチョークで代用したのですが、やはりチョークコイルでも、
チョークコイルを叩くと、コンコンとか、音がします。
確認 IFT不要? コンコン音、原因判明!でも書きましたが、中間周波増幅1段では、
どうやっても、コンコン音を消す対策は出来ませんでした。
そこで、中間周波増幅2段で再製作する事にしました。
実験では上手く行きましたが、結果は分かりません。
今日から、基板の製作を始めました。上手く行くと良いのですが?。
基本は7Mhzメイン基板と同じですが、中間周波増幅2段の他、AGC、
送信ALCや、CWも送信出来る様に、基板を変更しました。
回路図UPします。未だ完成で無いです。○が変更部です。定数はアバウトです。
2013/04/13

エッチングの終わった基板




いまいちでした。回路図


抵抗を付けました。組み立て速度遅いです。
最近モチベーションの低下が見られます。
抵抗の値は、感度に影響しますので、少し考えて付けています。
あまり高感度にすると、発振原因に成ります。
実験では、IFが、発振していました。そこで、ゲート抵抗を下げて、
インピーダンスを下げました。Qダンプもどきも付けました。
上の回路図でも分かる様にゲート抵抗は1KΩにしましたが、1KΩでは、
結構感度が下がります。50mhz等は、感度が良い方が良いですが、
7mhz辺りは、信号が強いのであまり感度が良い必要は無さそうです。
どちらかと云うと、雑音、混変調との戦いと思っています。この基板は、
ゲート抵抗を2.2KΩにして見ました。実験でも良い感じと思っています。
ソース抵抗も500Ω程度にしました。最近の半導体は、
(と、云っても今回使用の半導体は20〜30年経って居ますが、)
GAINが高い様です。特にバイポーラトランジスタで、IF増幅2段は、
自分の腕では、まともに作れません。インピーダンスを低くするしか無いと思います。
2013/04/18



少し進みました。でも未だ半分位です。IFTは、1個だけど、自分流には格好良いと思っています。
本当は各段にIFT付けたいけど、基板の制約で無理なのでこの様な感じにしました。
基盤の密集度上げれば可能かも知れませんが、自分には無理です。
2013/04/21




2013/04/29
受信IF増幅2段の基板を仮にテストしました。
結果は、IF増幅2段でも、コンコンと云う音がしました。残念です。で、悔しいので、手持ちのRJX610でもコンコンと云う音が出るか、
再度したら、驚いた事に、コンコンと云う音がしました。(正式に回路を直しました)
で、どうも、IFT調整用のドライバーが、以前より可也、磁気化(磁石に成ってる)している様なので、消磁する事にしました。
消磁器は、持って居ないので、自作しました。リレーの持ち合わせが有ったので、ばらして、交流電圧を加えます。
磁石化されてるドライバーを、電磁石に付けて後はゆっくり電磁石とドライバーの距離を離します。
これで、消磁されます。(自作される場合は、火災、、感電には、くれぐれもご注意下さい。)。
又、消磁器の自作では、金魚の空気用ポンプを利用しても出来そうです。
皆さんご存知と思いますが、消磁器は、交流で無いと駄目です。直流電磁石ですと、逆に磁石に成ってしまいます。

これで、調整用ドライバーが消磁されてので、IFTを叩いても、コンコンしませんでした(当たり前ですが。)
↑やはり鳴りました。訂正します。2013/04/30

セラミックやジルコニアの調整用ドライバーが、一番良いと思います。
只、気に成るのは、以前、IF増幅1段の時、RJX610の時は、良くて、自作IF増幅1段は、良くなかったか?、です。
多分、調整用ドライバーの磁気が強く成ったと思いますが?。
まあ、これで、以前作った物より、皆さんの作られてる自作受信機と同じIF2段、低周波増幅を一段省略、
以前より調整用ドライバーが磁石化された様子、RJX610でもコンコンと、音がしたので、
IFT調整ドライバーを悪者にして、コンコン対策はOKと云う事にしたいと、思います。
感度、とかの、フィーリングは、悪くないです。なので、一応成功と云う事にします。
コイルも、自作でバイファイラーですが、問題ないです。今の所、成功率100パーセントです。
サトー電気さんの7K鼓コアーを使用してますが、巻き数は(同調側)、7MHZでは、FCZの巻き数で問題なさそうです。
同調側18回です。非同調側は、5〜6回程度で良いと思います。
それと、今回のIF増幅2段は、若干発振気味なので、IF増幅、プロダクト検波のゲートの抵抗は、2.2KΩにしました。
30Kオームにしたら、発振気味でした。2.2KΩでも、受信感度は十分有ると思っています。(測定器無いので値は分かりませんが?)
でも、せっかく、IF増幅2段にしても、Qダンプもどきの、抵抗でGAINを低下させたので、何の為のIF2段かな?、と思っています。
やはり、元のIF増幅一段が、一番良いと、今思っています。
しかし、当然ですが、今の方が、全体的にGAIN多い感じです。
いずれ、RJX610とIF増幅1段とIF増幅2段を仮に作って、コンコン音対策が、緩和されてるか実験して見ます。
(太い赤字追記しました。)
         

           受信部のテスト                           自作コイル 
   
 
           消磁器もどき                            IFT調整ドライバー   
 

2013/04/30
本日再度受信テストをしたのですが、コンコンと云う音は、磁気が無いと鳴りませんが、
今度はカンカンと云う音がします。RJX610も微かに鳴る気がしますが、さほど気になりませんでした。
よって、この基板は作り直しと決めました。
回路を見ても、考えに統一性が無い事も有るので!。やはり初心に戻ってSSB検波は、4ダイオードのリング検波で、
作るのが良いかも知れません。しかし、3SK74の検波でも、IFTを叩かなければ、通常の受信機としては満足なので、
駄目回路とは、思って居ません。
今日、4ダイオードで実験しましたが、IF増幅2段なのでGAIN不足は有るものの、実用上問題有りませんでした。
実際基板を作って確かめないと分かりませんが。

2013/05/03
結局3SK74一個のプロダクト検波は、一時断念して、4Diのプロダクト検波で、作る事にしました。
よって、Ver3は、これで終わりにします。


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