(20)van家

ニーベルング
「ボル様、ロキ様が人間に”血”を与えてほしいと
おっしゃっていますが・・・どうなさいます?」

ボル「はぁ・・・またか
今月になっていったい何人目だ・・・
少し甘やかしすぎたようだ
・・・ロキを呼んで来い」

ニーベルング
「・・御意」

ロキ
「なんですか〜父上〜??」

ボル
「来たか・・
ロキ、お前今月に入って何人の同族を作った?」
ロキ
「・・んとぉ・・・1,2,3,4・・・18人?・・だったかなぁ・・?」

ボル
「ふむ・・・・して、そのうち何人が生き残っている?」
ロキ
「・・・・・・ゼロです・・・・」

ボル
「それはどういう事なのか説明してもらえるか?」
ロキ
「だって父上!皆勝手に死んだんだよ!
自分がヴァンパイアなの理解できないでさ、勝手に太陽に焼かれてやんの
本当バカだよ。
・・それにさ、人間だった時は皆、元気で可愛いのに
ヴァンパイアにしたら、なーんかイメージ変わっちゃうんだよね」

ボル
「困った奴だな・・・
例え故意ではないにしても、同族を殺したということをお前は理解してるのか?
それが”純血”でなくとも・・関心できない行為だ」

ヨトゥン
「・・あなた、申し訳ありません。
私の教育不行き届きです。
ロキには私の方からキツク・・・」

ボル
「・・・いや、それでは他の者達に”示し”がつかんな」
ロキ
「・・え!?ち、父上・・・?」

ボル
「うむ・・そうだな”断血一週間”。・・が妥当なところか?
・・同族18人の命としたら甘すぎるか?
まぁ、良い
あー、無論、監禁部屋だ」

ヨトゥン
「あ、あなた!酷すぎます!・・断血だなんて・・
あの子は今、成長期なんです!
これから永久に生きる肉体を形成している時期に
断血などすれば・・どんな影響がでるか・・・」

ボル
「問題なかろう。純血がたった一週間程度の断血で
支障をきたすなのなら・・
その様な貧弱な純血は必要ない。」
ロキ
「そ、そんな・・・・」

ボル
「理解したのならさっさと行け」
ロキ
「は・・・・はい・・父上」
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