(28)崩壊







オーディン
「・・・・・・・・・・」









フェンリル
「・・・お〜い・・どこにいるんだよ〜?・・・・
 降参〜降参〜。もう出て来いよ〜」









オーディン
「・・・・!・・・・・」









フェンリル
「・・ん?・・そこか?・・・・
 あ!・・オーディン見つ・・・・!!」








フェンリル
「・・・・・・・・・・・・」





フェンリル
「・・おい・・どういうことだよ・・・
 ・・・何なんだよこれ?・・・」





フェンリル
「・・おい、ウルド?ウソだろ?
 また・・オレを騙そうとしてるんだろ?」



ウルド
「・・・・・・・・・・・・」





フェンリル
「・・・・・っく・・・・・・・・ウ・・ウルド・・・」





フェンリル
「オーディン・・・・お前がやったんだな・・」

オーディン
「・・・・・・・・・・」





フェンリル
「おい!
 黙ってないで、何とか言えよ!」





フェンリル
「オーディン!!
 どうしたってんだ!?・・・・・クソッ・・・」



フェンリルは、僕の首を締め付けていた手を
一瞬強くしたが、すぐにその手を離すと・・ウルドを抱きかかえ
地下を出て行った・・・・





僕はというと・・・・・

自分の犯した罪に耐えきれず





逃げ出した





全てを忘れ・・・・





眠りの中に・・・・





・・もう、二度と目覚めなくて構わないと・・思った





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