(3)クリーチャー

オベル
「まったく、ナーガには参るね!聞いたか?キマイラ」

オベル
「こいつ、棺でグーグーやってるオーディンを
こっそり覗こうとしたんだぜ!」
(人をおちょくったように喋ってるのは、妖精オベル。
いつも皆を笑わせてくれる。この家にとってのムードメーカーみたいな奴だ。

キマイラ
「なんと!・・愚かな。ヴァンパイアの眠りを妨げることが
どれほど危険な行為かは解っているだろう?」
(彼の名はキマイラ。人間と妖精のハーフらしいんだけど
何故か半獣のように額から角が生えているんだ。
顔に似合わず家族の中で一番の料理上手でもある)

オベル
「へへへっ!思いっきりオーディンに威嚇されたってさ」

ティタ
「でもさ、正直私も気になってたんだよね。
棺の中でオーディンがどんな風に寝てるんだろうなぁって」
ナーガ
「だろ?だろ?」

ティタ
「棺の中で、目を開けて寝てるのか、閉じて寝てるのか」
(彼女はティタ。オベルの婚約者だ。おしゃべりが大好きで
いつもティタが会話の中心にいる。
でも意外としっかり者だからオベルとは良いコンビだと思う。

ナーガ
「そ、そりゃ寝る時は目ぇ閉じるだろ!
・・・・・どうだったかな・・・チラっと見えたんだけどよぉ・・・」
(ボクの棺をこっそり開けようとしていた彼は
自称「誇り高き竜神族」のナーガ。口は悪いけど
何かあると真っ先に駆けつけてくれる、頼れる兄貴みたいな奴だ。)

スパルナ
「・・とにかくだ、オーディンが眠りについている時は
そっとしておいてやれ」

スパルナ
「オーディンと初めて会った時のことを忘れたわけでもないだろう?」
(そして彼は、スパルナ。半獣族のクリーチャーだ。
とても頭が良くて、いつも冷静。誰が決めたわけでもないけれど
この家のリーダーなんだと思う)

ナーガ
「・・・忘れるわけねぇ・・・」
「あれ?皆ここにいたんだぁ〜」

オーディン
「太陽が沈んだら起こしてくれたらいいのに。」
(そして、ボクはオーディン。どうやらヴァンパイアらしい。
一年ほど前からここに住んでいるけど、それ以前の記憶が
すっぽり抜け落ちていて、自分のことでも知らないことだらけだ)
オーディン
「寝すぎて、お腹ペコペコだよ〜。何か食べるものナイ?」
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