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ママになる方に
                               
       

  妊活も東洋医学で



東洋医学では、2,000年前から「不妊」の治療法が確立されていました。

「不妊症」は原因が特定できる「器質的要因」と、特定できない

「原因不明」に分けられます。


人工授精」や「体外受精」などの高度生殖医療は、現代医学ならではの

 優れた療法ですが、


 
鍼灸の併用で、妊娠率が10%ほどアップすることが、アメリカや

 イギリスなど諸外国でも報告されています。 
 

 
当治療院の患者さんは約70%の方が並行治療を行っています。

★ご予約

   TEL:
042-446-7246

   Mail :
yomakemy@yahoo.co.jp


メールの場合、送受信されない事例がごくたまにあります。

こちらからのお返事が24時間ない場合、(土の夜から日曜日は除いて)

再送もしくはお電話でお問い合わせください。

また、メールでのご予約は、お名前電話番号、希望日(曜日)時間を

第1希望、第2希望まで書いていただければ幸いです。



























 アメリカ生殖医療学会誌の報告(2002年)

IVF(体外受精)を受ける女性を1グループには体外受精の際、

受精卵を子宮に戻す前後にハリ治療を実施。

もう
1方のグループは、通常の体外受精を行いました。

その結果、鍼治療グループの妊娠率が42.5%に上がり、


通常治療の26.3%を大幅に上回る結果となりました。

体外受精の妊娠率はせいぜい3割程度とされていたので、

世界中から鍼灸治療に関する問い合わせが殺到したそうです。

針灸治療は卵巣や子宮だけでなく全身の血行やホルモンバランスを

良くし、子宮内に胚芽着床をしやすい状態にするのです。


イギリスのBBC放送での報道

IVFを受ける前後に鍼灸治療を受けることによって妊娠率が向上し

また、流産の確率が大幅に低下したとの研究発表によって不妊症で鍼

を併用する女性が急増するようになったとのことです。


日本で「全日本鍼灸学会」での発表

「明生鍼灸院」院長、鈴木先生が学術大会で発表した症例です。

「竹内病院トヨタ不妊センター」と共同で高度生殖医療(体外受精・顕微鏡受精・凍結胚移植など)を、3回以上行っても妊娠に至らなかった患者さんのうち、子宮内膜の状態が、一定の基準(8㎜以上、3層構造)にまでならないことが不妊の原因と考えられた患者さんに対し、鍼灸治療を行いました。

対象は、30~42歳(平均年齢34歳)、不妊歴3~10年(平均5,6年)

西洋医学的治療による子宮内膜の改善が見られなかった30例に対し「子宮内膜の改善」を治療効果の指標として、6ヶ月間(週1~2回)以上の鍼灸治療を行いました。

その結果、子宮内膜が一定の基準(8㎜以上、3層構造)に改善された方は30例中24例(80%)で、かつ妊娠に至った方は18例(60%)でした。
高度生殖医療における妊娠率は30%前後であるのに対し、鍼灸治療併用群が全般改善度と妊娠率において、優位に勝る成績が得られたと報告しています。


  西洋医学と東洋医学の併用


西洋医学によるホルモン療法、人工授精、体外受精などの成功率が、鍼灸治療との併用で妊娠率が高くなります。


例えば体温が二相性にならず、黄体機能不全の治療をしても改善されない方は、鍼灸治療を継続することによって、高温期が安定し、きれいな2層化を呈するようになります。

また、鍼灸の得意とする自律神経調整が不妊治療中起こりがちながちな心のストレスを緩和します。


 

  レニエ治療院の不妊治療
年齢や、体質を踏まえた基本的な全身調整とともに、生理周期により、最適なツボを選択します。



Ⅰ・月経期(初日~終了
)
    

       
経血(お血=汚れた血)を速やかに体外に排出し、子宮内の浄化を目的とする治療
      
Ⅱ・卵胞期
       … 卵胞の成熟と、子宮内膜の厚肥と育成を目的とする治療


Ⅲ・排卵期
D12~14前後)

       
排卵を促し、精子の着床を助けることを目的とした治療

Ⅳ・黄体期(排卵後
次の月経

       
黄体ホルモンの安定化、生理痛などの予防と順調な月経の到来を目的とした治療

生理周期による基本治療は、
       (1)東洋医学のみと(2)高度生殖医療(体外受精)の併用で、

         治療法や回数に違いがあります。


  西洋医学を選択せず、針きゅう治療(東洋医学)のみの治療法

不妊かもしれない」感じたら「基礎体温」」を、すぐにつけるようにしましょう。

1~2か月グラフにして、ご自分の基礎体温表が「正常な基礎体温」かをチェックします

正常な基礎体温は、低温期と高温期の温度差があり、(0.3℃以上)二相化しています


排卵は、基礎体温がいちばん下がった日、あるいはその翌日によく起こります。


精子の受精能力は約3日間
排卵の3日前からと、排卵後の1日にかけての5日間が最も妊娠しやすい時期ということがわかります。

★ 排卵日は個人差があります ★

★ 排卵日は非常に個人差があります。「基礎体温が一番下がった日」とは限定出来ないのです。基礎体温が上昇し始めたときに排卵が起こる場合も多くあります。

★ 統計的には、排卵日は、最低基礎体温の前日が5%  最低基礎体温当日が22%、翌日が40%、翌々日は25%となっているのです。
            
             
したがって、排卵日を的確に把握するのは非常に難しいのです。
しかし、最近では便利な排卵検査薬が市販されているのでこれを利用することによって排卵日を予測し、タイミング療法の日を逃すことがなくなります。

検査薬の使い易さなども患者さんからの情報が集まっており、選択のアドバイスをいたしております。

● 昨年の2月から10ヶ月間通院して、妊娠に至った方の基礎体温グラフを(ご本人の了解を得て)紹介します。
● 結婚歴2年の39歳。週4日のお勤めをされていました。

● 病院での検査は、どこも悪いところは見つからなかったとのこと。人工授精などはまだ受けたくないのと、友人が「鍼灸治療」の併用で妊娠した話を聞き、受診に至りました。
● 来年40歳になるので、できればそれまで妊娠したいとのことでした
  

  ●初診月のグラフです

   


  ●4ヶ月目のグラフです
    

初診の時期は、冷え症で、基礎体温表も36.0℃以下の日が多く、高温期になっても安定していません。
仕事によるストレスや冷えなどによる黄体ホルモン不足が考えられました。

週1回の通院と、家でのお灸をしていただくことにしました。また、身体を冷やさない工夫、温める&妊娠するための食材や調理法のアドバイスを行いました。

当治療院では基礎的な刺鍼箇所に加え、「卵胞期」「排卵期」「卵胞期末期」の周期ごとに適した刺針を行います。

3~4回通院するうちに低温期の体温が36.0℃以下の日が少なくなり、3ケ月後は、高温期が安定するようになりました。
排卵日が予測できるようになり、排卵検査薬でチェックして、タイミング法を上手に取り入れるようにしました。

ご主人の出張が多いため、すべてのチャンスを生かせませんでしたが、「健康な人でも妊娠のチャンスは20%なんですよね!」と次月のタイミングに挑戦されました。
周りから「不妊クリニック」での受診を勧められるようになっていましたが、「今年いっぱいは頑張りたい」とおっしゃいました

                      
  

妊娠月のグラフです


    

基礎体温が安定してからは、より「やる気?」が出て、キチンと毎週1回通院をされました

「排卵チェッカーも使い慣れてきました。」と笑いながら話していた

11月。
「なんだか今月はいつもと違う様な気がする」と盛んにおっしゃっていましたが。
毎月の生理周期にほとんど狂いのないタイプなのに…生理が来ません。
生理予定の3日後に「妊娠検査薬」を使用。
陽性反応が確認されました。
生理予定日の2週間後産婦人科で検診。
「胎嚢」と「心拍」が確認されました!

             3700gで出産。元気な男の子です。
   

  
体外受精に併用する鍼灸治療法

古典的・現代的治療を融合した治療法

 
 
当治療院では、古典鍼灸のみではなく、現代鍼灸治療法も取り入れています
 
骨盤内の血流を良くすることが不妊治療には不可欠です

 
当院では現代的鍼灸治療法である「低周波」治療を取り入れて、より良い子宮環境を
 
提供します
 
また、耳ツボ療法も行っております

月経から低温期…卵子の質向上

  
卵子の質向上を目的とする場合、低温期に集中的に治療を行います
  体質改善及び、卵巣の血行改善をし、卵の質の改善を図る目的で、月経の始まる直前か
  ら、排卵誘発  剤服用期間、採卵日決定まで約10日間。
  採卵日決定まで約10日間

  (隔日~週2回…状態によって異なります。)
  この期間は、クロミッドや、HMGなど、薬剤を服用したり、注射を打つために、
  子宮内膜が薄くなることも多いようです。
   鍼灸治療によって子宮内膜の薄くなることを防ぐことが報告されています。


採卵~移植…母体環境を整える
 
採卵は経腟的に卵胞に針を刺して卵を回収するために、痛みやまれに、腹腔内に出血を
  起こす場合があります。採卵前の鍼灸治療は、採卵という刺激に備え、リラックスした
  生殖器官環境に整えます。採卵後の鍼灸治療は、刺激による痛みを緩和し、移植に向け
  てのより良い子宮環境を目指します


胚移植…着床を助ける


  
受精卵が確実に子宮内膜に着床できるよう子宮内・骨盤内の血行改善を目的に
  移植前日および、移植後1週間以内に鍼灸治療をします



子宮内膜の質、厚さを改善子宮内膜形状不良

  
子宮内膜は厚さが計測できます。妊娠可能とするには6mmの厚さ以上を必要と
  します

  内膜の質、厚肥を目的とする場合、低温期に治療を行います。子宮の血行改善をし、
  内膜の改善を図る目的で

  
生理終了後から排卵日前まで隔日か週2回の頻度で治療します

鍼灸治療で子宮内膜の形状が改善することはさまざまな報告で確認されています

治療院での鍼灸治療とあわせて、家でのお灸をしていただきます。
  さあ、悩んでいるより行動を起こしましょう。自分でできることは自分でしながら…



はりきゅう治療は
いつ始めたら
良いの?




A.鍼灸治療を取り入れる時期に早すぎるということはありません。
高度生殖医療の成功率は、鍼灸治療を併用することで、10%程度効果を上がるという結果報告がなされています。

当治療院の患者さんで、人工授精、体外受精の並行治療を行っている方は約70%です。


西洋医学による不妊治療は受けたくない方は、鍼灸によって妊娠しにくい身体の原因である「冷えや緊張」を和らげる治療を基本とします。

肩や腰の痛みなどの対応をしながら全身調整を行い、、温かく柔らかなベッドとなる子宮を作り、受精しやすい環境を作るのが目標です。

通院されている患者さんがはりきゅうを選んだ動機
     
 結婚歴3年、薬剤アレルギーで、皮膚湿疹が広がり、なかなか治らなかった経験もあって、ホルモン剤など、化学薬品はは使いたくない。なるべく自然な形で妊娠をしたい

結婚歴4年36歳。夫婦ともに検査値に問題はなかった。
体外受精を1回受けたが、不成功。肉体的にも苦痛を感じたし、共働きで仕事もキチンとしたいから、しばらくは東洋医学で行きたい。


結婚7年。37歳。2年前からレディスクリニックに通院。様々な検査には異常がない。現在、排卵誘発剤、ホルモン剤を処方されている。お姉さまの友人が当治療院の鍼灸併用で、体外受精が1回で成功した話を聞き、鍼灸治療を思い立った。

結婚9年目。35歳。7歳の長女あり。2年くらい前から二番目の子を考え出したが、長女が盛んに「弟が欲しい」とねだるようになったので、本格的に考えるようになった。
最近疲れやすいし、体調を整えていきたいので当分は鍼灸だけで様子を見たい


結婚歴5年結婚後2~3年は仕事を優先したかったので避妊していた避妊を止めたらすぐ妊娠するもばかり思っていたのに、なかなか妊娠しない。まだ30歳なので、しばらく鍼灸治療を受けてみたい。
結婚6年目。5年前と2年前に流産してからは、また流産してしまうかもしれないとの不安感にさいなまれている。冷え症なのでやはり体質改善しなければいけないと思った


当院の患者さんが通院されている病院
  
加藤レディスクリニック 新宿区
恵愛病院 所沢市
ウィメンズクリニック大泉学園 練馬区
瀬戸病院 所沢市
松本レディスクリニック 豊島区 ミューズレディスクリニック 富士見市
敬愛クリニック・えざきクリニック 豊島区 さくらレディスクリニック 所沢市
新橋夢クリニック 港区 セントウィメンズクリニック さいたま市
京野アートクリニック 港区 大塚産婦人科 新座市
梅ヶ丘産婦人科
杉山産婦人科
世田谷区 慶應義塾大学
桜の芽クリニック
新宿区
はらメディカルクリニック 渋谷区 アルテミスウィメンズホスピタル
東久留米松浦レディスクリニック

東久留米市
  • うれしい報告1例  

  • …昨年12月に診ていただいた際には、まったく兆候がなかったのですが、このたび、無事に妊娠が判明しました。
  • 現在6週目に入りましたが、、順調のようです。切羽詰まった状態で鍼治療をお願いしましたが、思いのほか早く効果が出たことに、大変感謝しております  2018,1月 東久留米市,Rさま                                  
  •                         
    

Rさまには、5か月に入って、安定期になったら、安産のためのお灸をお勧めしました。
  

☆ 安産灸をつづけ、8月に健康な女児を出産しました。

 
その後は、ご主人のお休みの日に息抜きを兼ね、メンテナンスのため定期的に通院されています。


 うれしい報告の1例  

  • 今日病院で確認してきました。
  • 現在5週目に入ったところです。病院に2年も通っていたのに鍼治療でこんなに早く妊娠するとは思っていませんでした。ありがとうございます…(要約)   
  •                                                        20170,02月 清瀬市,Oさま



  • ☆ 昨年の2月~3月に妊娠のための鍼灸でお世話になった○○です。
  • その後4月に妊娠を病院で知らされました。
  • 昨年の12月に無事男の子を産みました。妊娠している間に△県に引っ越ししたり忙しく、ご報告を忘れていました。
  • 妊娠できたのは先生のおかげだと思っています。
  • 本当にありがとうございました。




  • うれしい報告の1例 
  • ☆ 嬉しいメールを送信されたM子さんは、治療を1回重ねるごとに、状態が良くなっていると実感していましたのに、ぱったり連絡がなくなり、非常に案じていた患者さんでした。
  • このメールで、やはり赤ちゃんを迎えるための「温かい環境造り」が確実にできていたことがわかり、一安心しました。
  • 愛らしい赤ちゃんの写真も添付されていたのはいうまでもありません。
  • M子さんは、HPへの掲載をお願いしたところ返信にて、  
     ☆ …どうぞお使いください。妊娠する確率が高くなる手段をPCで検索している女性の助けになると思うので、年齢が37歳ということも付け加えてください
     私は駅前のドラッグストアで排卵チェッカーを購入して使用しました
    私と同じような方にお勧めです
    • 以上のようにアドバイスもいただけました。M子さん、ありがとうございます。育児は大変ではありますが、どうぞゆったりした心構えで対応してください。どうぞお幸せに!
    • ☆ 「排卵チェッカー」は、タイミング療法に基礎体温表と併せて利用すると確実性が増すのですね。患者さんに積極的にお勧めしていこうと思います。
びっくりポンな朗報
  • 先日ネットでのご予約が入りました。
  • カルテを確認すると、一昨年まで不妊治療に通われていたキャリアウーマンです。
  • 多忙なため、低温期中心の治療でした。でも予約が途絶えて、そのまま時が過ぎました。
  • さまざま案じてはいたのですが…。
  • 予約当日、
  • 顔を合わせると同時に「先生のおかげで無事に出産できました!1歳になって保育園に行きだしました!
  • 今日は疲れきってへろへろなので、よろしくお願いしまーす!]とのことでした。
  • やれやれ…。安堵しました。
  • 誰しも日々忙しく、連絡しようと思いつつ長い月日が経ってしまうということ。ありますよね!
  • 本当にうれしい、ビックリポンな報告でした。

賀状の1例

   
  • 明けましておめでとうございます。
  • おかげさまで今年は3人で新年を迎えることができました。
  • 名前は○○といいます。
  • とても元気な男の子です。夜泣きがひどくてノイローゼになりそうな時期もありましたが、もう大丈夫です。今後ともよろしくお願いたします。

 標準よりかなり重そうな○○君をはさんだ3人の幸せそうなお写真です。
 はち切れそうな笑顔に私もうれしくて、ひとり微笑んでしまいました。
 Kさんは所沢から毎週きちんと来院していました。
 お灸も、毎日忘れずにしました。
 生理痛がひどくて、EVE錠を1日に2~3回も飲むような状態でした。
 それが来院して2か月目には軽減し、薬の服用をしないで済むようになり ました。
 基礎体温表の高温期が安定するようになって、自然妊娠に至りました。
 毎日のお灸効果が侮れないと思います。
 新米ママさん頑張れ!!


  • メールの1例
  • 昨年の2月~3月に妊娠のための鍼灸でお世話になったM子です。
  • その後4月に妊娠を病院で知らされました。
  • 昨年の12月に無事男の子を産みました。妊娠している間に○○県に引っ越しがあったりして忙しく、ご報告を忘れていました。
  • 妊娠できたのは先生のおかげだと思っています。
  • 本当にありがとうございました。
  • 治療を重ねるに従って状態が良くなっていると実感していたのに、ぱったり連絡がなくなり、非常に案じていたM子さんでした。このメールで赤ちゃんを迎えるための良い子宮環境造りは、確実にできていたことが分かり、安心しました。
…本日病院で確認してきました。
 
どうしても体外受精はしたくなかったので、そこまで行かないうちに妊娠できて幸運でした!
 本当にありがとうございました。(概略)

                                                  
2012,10月 練馬区・Mさま

初めて来院したのは5月。もう寒くはない時期なのに、手足が非常に冷たい。お腹も冷えて緊張していて、動脈の拍動が聞こえます。
病院の諸検査で問題点は見つからず、タイミング療法を半年続け、結果が出ないため、人工授精を4回受けていました。ご本人は人工授精もしたくないのに、体外受精を勧められている。金銭的にも躊躇している段階でした。
現代医学的には問題が見つからなくても、この手足の冷たさ、お腹の硬さと冷えはママになる人の身体として問題がないとは言えませんよね。
赤ちゃんが安心して過ごせる「温かく、柔らかいお部屋」としての子宮環境を目指す「体質改善」を目的として、鍼灸治療を開始しました。
鍼灸治療を最先端の不妊治療と併用することで、妊娠率が高くなることは諸外国でも認められています。
週に1回の通院を基本とし、ご自宅でのお灸、身体の外からだけでなく内からも温める必要性を理解していただきました。

妊娠するための食養生、入浴法なども提案しました。
仕事柄いつも強ばりを感じていた肩背部も楽になってきました。
そして3ケ月後に5回目の人工授精に臨みました。
5回めで妊娠が成立しなかったら、次のステップ「体外受精」に進むしかないのだろうか?肉体的にも金銭的にも「受けたくない」とおっしゃっていましたが…頑張りました。


 
寝るときの腹巻
 足首のお灸
 お風呂はシャワーで済ましていたのを湯船につかるようにして
 とにかくお家で、ご自身ができることは身体を温めること。温めて、柔らかいお母さんのおなか、子宮環境をつくること
 食生活も、玄米食を取り入れ、果実や生野菜の摂りすぎや、野菜の調理法に気をつけたこと。
 温性の食物を意識して取り入れたこと(食材にも涼性のもの寒性のもの温性、熱性に分けられるのです。
 当院では、食物の四性表をお渡ししています。)

 「赤ちゃんが喜んで入りたい」温かな柔らかいベッドになったからこそのおめでたです

   
ご自身の努力も相まっての妊娠です。
          本当に
おめでとうございます!   






  安産の灸と逆児の灸



 内関穴」
 
  手首中央の上
  3横指、2本の
  腱の間です




つわりなど吐き気や、気分の落ち込みに、妊娠初期は、はりやきゅうは控え、穴を押すだけでも効果があります


「安産の灸」は出産までの体調を整えます。

妊娠中の足のむくみやだるさ、冷えを取り、出産時の陣痛を軽減し、

出産時の時間短縮といった効果が期待できます。

また、子宮内の胎児の環境を整え、先天的「元気」を持った内臓の

丈夫な赤ちゃんが誕生します。

さらに良質の「おっぱい」が出て、産後の肥立ちをも良くします。

妊娠3~4カ月は自然流産が起こりやすい時期でもあります。

「安産」を望まれる方は妊娠5カ月、安定期に入ったらどうぞ。

 

「逆子」は、昔はお産婆さんが足を引っ張ったりの悪戦苦闘をしたようですが母子ともに命にかかわることもあるため、現在は「逆子は帝王切開」が当たり前のようになっています。

しかし、帝王切開は、麻酔による危険性やその後の体調管理など、肉体的にも精神的にもママにとって非常に負担が多くなります。帝王切開の予約をしてからも頑張って直前に正常位に戻った例もあります。

足の小指「至陰」や、内くるぶしの上方「三陰交」への米つぶの半分くらいの大きさの直接灸をします。

治療の翌日に矯正されている場合も多く、少し熱い思いはしても効果は期待できます。

矯正率は 28~31週位まで約80% 32~35週位まで約60%  36週…50%以下。

逆子矯正できた方の治療回数は1回が約半数、残りが2~4回です。

「逆子の灸」は自宅でも施灸していただきます。




 「自宅でのお灸」

   「三陰交」


 
両足同時に「三陰交」
に台座灸をしています
(片足ずつでもOK)


冷え症の妊婦、早産のリスク3倍

  •  冷え症の妊婦は、早産のリスクが3倍、出産時間が長引くリスクは2倍以上…首都圏の2810人の妊婦を追跡調査したところ、こんな結果が出た。
  • 調査は、慶応義塾大学看護医療学部講師の中村幸代さんが、今年3月に終了した聖路加看護大学大学院の博士論文でまとめた。
  • 2009年~10年、産科と小児科がある6病院で出産をした女性に質問用紙を配り、カルテと照合。
  • 「妊娠後半に手足を冷たいと感じたか」との問いに「はい」と答えた人を「冷え症」とみなした。
  • この結果、37週未満で生まれる「早産」の割合は、冷え症の女性は6.7%、冷えていない女性は1.9%だった。喫煙や過去に早産の経験あるなど他の影響を除外して解析すると、3.4倍の開きがあった。早産だと小さく生まれる可能性が高く、成長に影響が出たり、赤ちゃんの入院が長引いたりする可能性が高くなる。
  • 陣痛から出産までの時間が初産の場合は30時間、2人目以降だと15時間以上かかるリスクは、冷え症の女性はそうでない人に比べ2.4倍だった。
  • お産が長引くと大量出血や帝王切開の割合が高まる。
  • 助産師でもある中村さんは、助産所などで、『体を冷やさないで…』と妊婦に指導しているのに、その根拠が乏しいと感じて、冷えと出産の影響を研究した。
  • 中村さんは[冷えは、バランスの良い食事や軽い運動など、生活の改善によってある程度治せる。多くの医療者や妊婦さんに知ってもらい早産などの予防につなげてほしい」と話す。朝日新聞より

…生活の改善によってある程度治せるとありますが、実は、そう簡単に治るものではありません。

毎日「お灸」をすえる方法を提案します。
最近は、簡単にお一人でもできるお灸が開発されています。

妊娠5ヶ月くらいの時期から、両足に毎日のお灸をすることで、冷えや、長引くお産をせずに済み、
「安産」を迎えることができます。

  • 6カ月ぶりに懐かしい声で電話がありました。
  • 昨年から通院されて、見事に2月に「妊娠成功」されたNさんです。
  • 来月10月末が予定日のはずでしたが…先週の検診で「逆子」が確認されたというのです!
  • 「逆子」には、お灸が非常に功を奏します。
  • 30週めまでだと約90%の割合で矯正されます。(100%といえないのが残念…)Nさんは、2日後にまた検査があるとのことでした。
  • 治療は米つぶの半分の大きさ(半米粒大)のお灸を足小指の先と、足首内側にすえます。(本当に小さなもぐさのお灸ですが、けっこう熱いです!)
  • そして腰回りもじっくり温めました。
  • だいたいは、お灸をすえだすとお腹の赤ちゃんがむずむず動き出すのですが、まったくそぶりも感じられません。「きっとおしとやかなお嬢さんなんですね」
  • 家でもお灸をしていただくための穴に印をして、
  • 「1回で矯正されることが多いですが、検査で矯正されていなかったら、その帰りに寄ってください」と提案しました。
  • そして2日後の電話で、「正常位」が確認されたとの喜びの報告です。
  • 「妊娠」に続き「逆子矯正」に「鍼灸治療」が驚くほどの効果を収めたNさんでした。

 

フッターイメージ