年間をシーズンに分け、春夏号(4月1日)、秋冬号(10月1日)の2冊を発
行しています。
本文ページは平均180ページで、小説6〜8本、詩1篇、エッセイ3〜5本
を掲載しています。また、写真入りで同人紹介欄が1ページという内容に
なっています。
多くの原稿は編集委員の回読と評価によって指導を行い、掲載の可否を
決めています。同人雑誌は小説をうまく書くための修練の場所です。また
その結果を発表する場所です。小説のジャンルはいわゆる純文学に偏りがち
ですが一定のレベルの作品であれば分野に関わらず掲載できます。
発行誌は、同人・会員のほかに各地の図書館、文学館、新聞社、出版社
および著名な作家や評論家に発送しています。新聞の文芸欄、文芸季刊誌
「三田文学」の同人雑誌評に「季刊作家」はしばしば取り上げられて注目
されています。同人誌は、芥川賞などを狙う道筋として、新人賞への応募と
は別の手段を提供しています。
同人の中には、「季刊作家」に発表した作品を単行本として出版上梓する人が多くいます。単行本のページをご覧下さい。
直近情報
三田文学平成26年春季号の新同人雑誌評に「季刊作家」81号掲載の富岡秀雄さんの小説「鼓動」が取り上げられ評価されてています。
(勝俣浩、伊藤氏評)
-2014-
平成26年2月28日付「週刊読書人」の文芸同人誌評
欄に「季刊作家」82号掲載の祖父江次郎さんの小説
「落日の光景」が取り上げられています
(白川正芳氏評)
「民主文学」7月号の文芸同人誌評欄に
「季刊作家」85号掲載の佐藤文平さんの小説
「風に誘われて」が取り上げられています
-2015-
三田文学平成27年春季号の新同人雑誌評に
「季刊作家」84号掲載の木戸岳彦さんの小説
「Xからの手紙」が取り上げられベスト1に選出されています。
「民主文学」7月号の文芸同人誌評欄に
「季刊作家」85号掲載の佐藤文平さんの小説
「風に誘われて」が取り上げられています
平成26年夏季号「三田文学」の新同人誌評
欄に「季刊作家」82号掲載の祖父江次郎さんの小説
「落日の光景」が取り上げられ評価されています
中日新聞の「中部の文芸」欄に(清水信氏評)
「季刊作家」87号掲載の佐藤たまきさんの小説
「道標」が取り上げられました。
平成28年春季号「三田文学」の新同人誌評欄
に「季刊作家」86号掲載の津田一孝さんの小説
「送り火の夜」が取り上げられ評価されています
また、同作品は文芸思潮(アジア文化社)第64号夏号の同人雑誌優秀作に選ばれ転載されました。
同時に第10回まほろば文学賞を受賞されました。
同号には季刊作家も紹介されました。
-2016-