当写真館では、みなさんの投稿をまっています。写真をお送りい
ただきますとあなたのお名前でこのホームページに掲載させていた
だきます。こぞって応募してください。
動物写真の撮りかた
とくに特別な技法はありません。動物に似たものを見つけてシャ
ッターを押すだけです。でも現像してみると、撮影の意に反して24
枚に1枚も気に入った写真が撮れてないのが現実です。
ここでは、初心者のための動物写真撮りのコツのようなものを書
いてみましょう。
1 とにかく、カメラをもって歩こう。
いつもカメラを持って歩くことが大事です。「あ、これは○○に似
てる!」というときカメラが無くては台無しです。面白いもので、
カメラをもっていると街角で無意識に動物を探してしまうようです。
どんな街も新鮮で、奥行きのある街に見えてきます。
2 デジカメだったら最高です
この写真集の実は光学カメラで撮っています。でもデジタルカメラ
があれば絶対デジタルカメラを使ってください。フイルムがいらな
い、時間がかからない、金がかからない。いいことずくめです。そ
の場で確認がとれますので何度でも写せます。安心です。デジカメ
の最高に良いところはトリミングが簡単なことです。バンとそのま
ま撮っておいて、一部分だけ取り出せば動物にみえるのです。
3 モデルの宝庫へいきましょう
先ずは自宅の側で動物を探しましょう。楽しいですよ。なかなか見
つからないのですが、見つけると指を鳴らしたくなるほど嬉しいも
のです。じゃんじゃん撮りましょう。そうしている内にふと、あた
りに突然にまったく動物がいなくなったように感じる瞬間が訪れま
す。そんな時には工場、働く自動車のあるところ、港湾、建築現場、
倉庫に行きましょう。動物の隠れている巣なのです。きっと貴方は
ドキドキ、ワクワクしてきますよ。
4 中級編は「創像」です
宝庫へ行っても、それでも被写体に枯渇することはよくあります。
そんなときは中級のテクニックが必要です。いままでは、目の前に
「存在する像」を撮っていましたがこんどは撮影者自らが創像する
のです。たとえば、逆光を利用して二つの物を重ね合わせてキリン
を画像として造るわけです。中級技に挑戦しましょう。
5 高級は禅の境地と言われます
至高の高みに達した動物写真師は空の写真師です。既に被写体も
なく、己もないない、もはや動物に似てさえもないといわれます。
禅宗の高僧もかくやあらんと考えられます。ただ、無意味に写真の
山があるだけです。あっはっは。これこそ初級の最初の状態です。
これが最高の境地なんですから、大したことではありません。
みんなで楽しんでバンバン写真を撮りましょう。
6 動物写真は名前できめる
一番大事なことを最後に書きます。種明かしです。実は動物写真
は動物にあんまり、いやほとんど似てないのです。写真だけを見せ
ての正解率はとても惨めなものなのです。ですから、大事なことは、
ぬけぬけと、強引に、恥ずかしげもなく「○○だ!」と言い張るこ
とです。先ず、見る人に「この写真は○○にそっくりだあ」と言う
暗示を与えておいて、相手の頭の中で○○にするのです。
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