アドリブな日々 
 「アドリブな日々」へ、ようこそ  私は、音楽とラーメンとお昼寝とソプラノアルトテナーバリトンサックスをこよなく愛する渡辺順一と申します。 
 オリジナルSOLOユニット " Shuenn "を通じて節操はないんだけども楽しんでいただける音楽活動をしております。興味を持たれた方は時々遊びにいらして下さいね。お待ちしております。
 ソプラノアルトテナーバリトンサックス奏者 渡辺 順一
ライヴ スケジュール
2016.09.23(Fri)   Shuenn Live in 中目黒 楽屋
Sax 渡辺順一  Piano 飯塚由加  Bass 村井俊夫  Drums 山崎彰

 Shuenn 秋 Live 2016。今年3回目の酒宴ライヴナイト。秋の夜の、ちょっとした憩いのひと時。 酒宴の世界を美味しいフードと極上なお酒で。ぜひご一緒に。 お待ちしています!!
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アドリブな日々
 
         
 

2016.07.15

 

 太平洋を望む内海部落の先、2km程のところに小さな部落があり、その日も朝早くから、というよりまだ真夜中でしょう、一人の少女が学校に通うべく家を出ました。

 その野島部落は今はもう閑散として、遠くない将来には限界集落にまで落ち込む可能性のある高齢部落ですが、当時は隣のアンチャン、わけもん(若い衆)、雨後の筍のようにわんさかいる子供達で部落の半数以上は子供でした。その女の子も4人兄妹の長女で、兄妹の中では、いち早く女学校に通い始めました。

 でも内海、小内海、野島、いくら活気があっても所詮は田舎なので、女子高等学校のある市内へは電車通学です。おっと、それはありえない。汽車通学でした。宮崎軽便鉄道の終着駅で始発駅でもある内海までは、自宅から距離2km、悪路極まりない、当時の砂利小石で出来たあぜ道のような痩せた国道を、毎朝歩くこと1時間。

 そして其処から、汽車に乗り市内の学校へ向かうこと凡そ2時間。雨が降ろうが台風が来ようが、行き帰りに合計6時間もかけて通い続けた3年間。当時は学校に通えること自体が幸せなことだったのですが、でもそれ以前に、当時の人のバイタリティの水準が凄すぎる。。。

 そんな通学風景の一葉の写真が残されていました。場所は青島。全国的に有名でもある観光地青島ですが、実際には今も昔も海辺のこじんまりした 1集落にすぎません。そんな海風の香る青島駅で、ソテツを背景に映ったその女の子は、学校帰りで浮かれてるんでしょうか、なんだか開放感のある笑顔で、にこやかに笑っていました。青島駅からは自宅まであと1時間半もかかるのに。でもきっと歩いて帰り着いたら美味しい晩ご飯です。それからちょっと勉強して、横になって雑誌でも読みながら、これからの楽しい未来のことでも空想するのでしょう。そういえば、その子はやたらと文章や詩を書きたがる習性がありましたから、夢想家でもあります。きっと楽しい空想はお手のものでしょう。

 その少女と映っていたソテツの木が、いまも青島駅に残っていました。写真に写っていた時はまだ細っこい若木でしたが、今ではすっかり堂々としたナリで、人気のないローカル駅のど真ん中に鎮座しています。いつも訪ねるのは深夜なのですが、終列車も山の闇に消えて行き、煌々と明かりだけが灯る駅舎はいつも、草の葉に遊ぶ虫の声と、蓬莱の国を思わせる薫風に静かに包まれています。

 いつも思うのは、60年前のその写真の風景と、今目の前の風景とが、なにも変わらないような気がして。ついつい1時間も2時間もそこでぼーっとしてしまいます。そのソテツは確かにその女の子と時間を共にし、そして今、僕と時間を共にしています。こうしてここに佇んだまま、何か神様の機械とかで、グルグルグルーッと時間のハンドルを逆回し出来たら、その女の子がフワーッと目の前に現れてくるみたいで、でも、その子は僕を全く意識することなく、友達と騒ぎながらスーッと目の前を通り過ぎていくのかな。いつも空想します。もしそうなったら、でもやはりその女の子からは僕は見えないでしょうね。見えちゃいけないですから。でないと、僕はこの世に生まれないわけで、こうしてみなさんとも会話できないですからね。そういえば僕も空想は好きなようですね。独り言も多いですが。今回のは深夜の独り言でした。

 
         
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東日本大震災で、楽器を失った子供たちに楽器を届けようプロジェクト!
New こないだ吹いてきました。 (ケータイうたおとサイト) サキドリ↑ or バックナンバー5/25配信分参照

コスモちゃん 愛車 コスモちゃんはここ
キャロル君 愛車 キャロル君はここ
しびこさん 愛車 しびこさんはここ
ななこさん 愛車 ななこさんはここ

Shuenn


 SAX Playerなべじゅんのパーソナルユニット。こころの回帰点に流れる音の世界がテーマ。だが別の世界へとゆるやかに炸裂することも多い。キャッチフレーズは、いい大人なんだけども思春期。
 
2016年、Shuenn Jazz春ライヴにご来場に皆様、大変ありがとうございました!!!

 Shuenn 春ライヴ、今回もみなさまのご来場、まことにありがとうございました!
 今年最初のオリジナルバージョン。今回も最後まで多くの方々に、また多くの初めましてのお客様、最後まで聴いていただきありがとうございました。
 今回は懐かしい思い出とともに『A song for you 』『春の嵐』『Amazing grace』オリジナルでは 『Border』『A short story』等々を演奏致しました。楽しんでいただけましたでしょうか。
 次回もオリジナル中心の酒宴ライヴ、飯塚由加、山崎彰、村井俊夫のオリジナルメンバーにて、酒宴ワールドを秋の夜長にお届けいたします。
 またご来場、お待ちしております。

渡辺 順一
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ライヴ スケジュール
2016.09.23(Fri)   Shuenn Live in 中目黒 楽屋
Sax 渡辺順一  Piano 飯塚由加  Bass 村井俊夫  Drums 山崎彰

 Shuenn 秋 Live 2016。今年3回目の酒宴ライヴナイト。秋の夜の、ちょっとした憩いのひと時。 酒宴の世界を美味しいフードと極上なお酒で。ぜひご一緒に。 お待ちしています!!