霊界の諸相・特別編・裏側について 




 日本でも役所に縦割り(セクト)があって効率が悪いとか何とか言ってますけど、霊界にも沢山この縦割りがあるようです。

 霊界では嫌いな人(波長の合わない人)とは徹底的に会わなくていいので、それは縦割りも進行するだろうと思いますね。

 日本も第二次世界大戦があるまでは霊界でもアメリカとほとんど交流が無かったといいますし、どこの霊界も井の中の蛙(いのなかのかわず)で、原則自分達が一番えらいと思っているようです。



 まあそれはともかく、同じ国の霊界にも4次元〜9次元をつらぬいて、表側の世界と裏側の世界とがあるんだそうです。

 表側と言うのは、普通の人の世界でしょうか、光の指導霊、諸菩薩、諸如来の世界です。

 裏側と言うのは、霊エネルギー的には菩薩や如来に匹敵するのですが、わがままな祟り神や、いわいる妖怪や仙人、魔法使いの住む世界です。

 これは霊光線的に言うと、主に赤光線に属するものです。




赤光線系とは何か?


 赤光線とは何かというと、その元はおそらく「神がこの世界よ在れ」と念じた「情熱」に関係するものだろうと私は思います。
 この力が実際に作用するのは、結局「物質化」ということです。

 神がこの宇宙(三次元、物質宇宙)を在らしめるにあたって「有れ」と念じた、その力だろうと私は考えています。


 これが人間の力として現れると、軍事、政治、経済、法律、警察、スポーツ、格闘技、ジャーナリズム、話芸、等になります。

 これは人間の社会でも「有らしめる力」、存在を主張する「強さ」として現れます。

 赤光線系の人の特徴に「強情さ」がありますが、これは存在を確立するまで一歩も引かないという現われかたであり、物質化や目標達成といったことにつながるものです。


 別の言い方では、体育会系の(笑)「情熱」として現れ、この世界で何かを形(物質化)にする力になっています。

 まあ社長業とか営業とか政治家とかお金儲けとか、あるいは「より軍事は」とか、ほとんど体力勝負ですからね、赤光線系とはそういう世界です。


 例えばエジソン、ディズニー、プラトンと言われる方は8次元如来界の方ですが、エジソンは銀(科学)が主体の方であり、ディズニーはおそらく緑(芸術)光線が主体の方であり、プラトンは青光線(哲学)主体の方です。

 しかし彼らを単なる技術者でなく如来までに押し上げているものは、複光線として持っている赤光線によるものです。
 すなわちこの光線を持っていると、経営ができ、資金面や事業面で安定してくるのです。
 プラトンは特に政治のわかる方でした。

 例えばプラトンと対照的にソクラテスと言われる方は、純粋に哲学者であるかもしれませんが、この世的には毒を飲まされて死にました。

 ディズニーと違い、多くの芸術家がこの世的に苦難な事が多いのは言うまでもありません。
 ピカソと言う方は赤光線もふんだんに持っている魂でした。
 その人生を見ると、同じ芸術家でも成功の仕方に違いがあるのがわかるでしょう。

 つまり赤光線を持ってると言うことは、この世的な力を持っていると言うことであり、この世的な成功を期待できると言うことです。

 これはつまり「物質化の力」を持っているということであると思います。


 霊的に言うと超能力や霊能力、魔法使いの分野になります。




モーゼとエンリル


 霊界で赤光線系のトップと言われる方、9次元霊はモーゼとエンリルと呼ばれる方です。

 モーゼの考え方は「正しいものは強くなければならない」ということです。
 モーゼは特に、十戒の石版で有名ですね。

 十戒はトーラーとも呼ばれますが、もともとは150位(だったかな?)もの戒律があり、後の人が十戒としてまとめたらしいです。

 この戒律が、現文明の人類に初めてもたらされた法律と言われています。

 この赤光線は、表側として現れると、こうした法律や、警察、国をまとめるための軍事的英雄や政治家として現れます。
 あるいは松下幸之助のような経営者や商人もそうです。

 ミカエル等も主な活動はこうした赤光線系の軍事を担当する方であり、魔軍掃討の任務をしているそうです。

 警察官として現れるような人は、不動明王と霊界では呼ばれています。
 悪魔や悪霊を、力をもって追い払ってくれるような方です。

 まあ、いずれにしても行動面、物質面に対する制約となって現れていますね。




エンリルとゼータ星レプタリアン系地球人



 さて、赤光線系のうち「裏側」と呼ばれる頂点の方がエンリルと呼ばれる9次元霊です。

 この方は地上には、中国仙人の左慈、日本の役小角(えんのおずの)、中東の砂漠地帯でジンと呼ばれているいわいる魔人として現れています。

 東洋では仙人系、西洋的に言うと黒魔術、魔法界のトップの方です。

 これらの世界を裏側と呼んでいて、表側のいわいる普通の人達が生活する空間と縦割りで違う世界になっているわけです。



 かつて地球の文明にガーナ文明という文明が、76万年前から2万年ほど、アフリカと南米の間あたりにあったそうです。
 この文明が超能力を主体とする文明で、このころの人体には額に第3の眼(というより器官)があり、6種類の器官と種族で、6種類の能力があったそうです。
 これは手塚治虫が3つ目が通るに描いていた古代文明だろうと思います。
 手塚治虫はある種の霊能者でもあったかと思います。

 この文明の時に人類を主に指導していたのが、赤光線のモーゼだったと言うことです。

 ですので、例えば物質化を行うサイババなども仙人ですが、これら超能力というのは実は主に赤光線系に属するものだと考えていいです。

 つまり「超能力と呼ばれるものは、霊的なものを物質化すること」を指していると思われます。



 さて、このエンリルと呼ばれる9次元霊ですが、3億6千年前にゼータ星から渡ってきたレプタリアン系の長です。

 このゼータ星レプタリアン系で有名なのがミカエルとかガブリエルとかルシフェルとかの7大天使です。

 元々ゼータ星という所は、戦闘と科学(軍事)の強い弱肉強食の星で、レプタリアン系宇宙人は共食いもしている人食い人種(肉食種)です。

 彼らが地球に渡ってきて死んだ後、その霊的自己イメージが低く、妖怪や仙人、鬼等になっていったと言うことらしいです。

 その種族の特徴が、物質的、戦闘的な超能力として裏側として流れているのです。



 実際は元々地球の神であったエルカンターレと、その主流霊系団である表側のほうが、権威も格も高いです。

 レプタリアン系の霊団は、まあユダヤ系だと思っていいのではいないかと思います。

 キリスト系(新約)ではなくて、ユダヤ系(旧約)です、数も地球50億の人口のうち、2千万人くらいしかいません。
 荒神、祟り神として、現在もイスラエル、パレスチナで民族紛争という問題を起こしてもいます。

 表側と呼ばれる世界が、キリスト教系や仏教系などの、いわいる「普通の人が生活する世界」だと言えば、だいたいわかるでしょうか。

 ちなみに私自身は(地球産)レプタリアン系のような気がしてます。




日本の裏側霊界


 実は日本という国は、裏が表かと思うほど裏側の力が強い国だそうです。
 例えば沖縄サミットが宴会サミットと揶揄されたりとか、マスコミとか芸能界が強い力を持っていたりとか、そんな感じでしょうか。
 意外と格闘大国であったりとか、出口王仁三郎のような人の影響力が強かったりとかなんでしょうか。
 単純に意外と軍事面が強いからかも知れません。


 まず占い師などがそうです。
 西洋などでも占星術師とかそうですし、ノストラダムスも実は霊界で一人洞窟に住んでいたりして裏側の人らしいです。

 例えば細木○子さんなどがそうです。
 これは大仙人ですね、わかりやすいです。
 仙人的特長は何かと言うと、影響力や力が強く、金儲けがうまく、あまり愛が無いということです。

 実際にこの表と裏を分けているものは、他人に対する愛が有るか無いかと言うことだそうで、例えば芸能界は実は裏側の世界なのですが、中でも例外的に黒柳○子さんなどはちょっと表側っぽい人です。
 多分ほとんどユニセフ親善大使などの活動によるものなのでしょうが、他者に対する考え方にやはり違いがあるようです。


 例として外国の人をあげるなら、イギリスの故ダイアナ妃は女神なった、つまり表側に帰られたそうです。
 ダイアナ妃は恵まれない子供のために何か活動していたと思いますが、そうした愛の活動が女神になる、つまり表側に入る条件だという事です。

 要するに単に目立つだけ、力を誇示するだけ、というなら、これは仙人や魔法使いの類であり、芸能界とは基本的にそちらの世界である、という事です。



 さて芸能界と言われる世界はほとんど裏側の世界だそうですが、同じような世界で、例えば日本の霊界には竜宮界という世界があります。

 これは世界にも数ある海に関係する霊界なのですが、実際にここにいるのは弟橘媛と呼ばれる方です、そう乙姫です。

 この方はヤマトタケルの命の妻として、日本をまとめる遠征に従軍した折、海が荒れたので神の怒りを静めるため、海に身投げした方です。
 その後日本の世界で、いわいる妻の鏡、日本人的妻の手本として、竜宮界というおそらく心が澄んでるということなのでしょうが、そうした世界にいる人です。

 海関係の霊界は女性に関係した世界が多いと思われます。

 まあ、それはともかく竜宮界という世界は、おそらく浦島太郎の覗いた世界そのものであろうと思います。
 タイやヒラメが踊っているのね、これまんま芸能界のことだろうと私は思います。

 実際に地上の世界で、竜宮界出身の方が何をしているかと言えば、アナウンサーなどをやっているそうです。

 フ○TVなどは、お台○と言って、海に面したところにありますが、これはおそらく竜宮界と関係があるのではないかと思います。

 紅白歌合戦なども仙人的歌合戦をやっているんだろうと思います。
 これは芸術というよりは、どれだけ影響力があるか、を競っているように思いますね、赤光線系(人を動かす)なわけです。


 お笑い芸人なども、たぶんこちらは主に鬼や妖怪と言ったところだと思います。

 そういえば昔、明○家さ○まやタ○リのことを霊視した人が、カマイタチやカッパだと言っていましたが、これはあながち嘘では無いと思います。

 彼らは死後、大部分はそうした仙人や妖怪の裏の世界に行くのだろうと思います。


 「話芸」とか「カリスマ性」も赤光線に属するものだと思われます。

 おしゃべりというのは、3次元的、政治的な力なんだと思います。

 政治家はもちろんスピーチがうまくなければいけませんし、商人も口が回らなければいけません。

 ところで男性は肉体的な強さを武器としていますが、実は女性が武器として使っているのが、このおしゃべりの力なのです。

 ようするに格闘技ができて強いのと同じように、口がうまい(コミニュケーションがうまい)のは強さになります、強さと言うより政治力でしょうか。

 こうした所が赤光線系たるゆえんでしょう。

 (2016/2/29 補説
 女性のおしゃべりは競争では無くて、調和として使ってるんだと思います。
 お互いの情報をやりとりし、互いに理解できれば仲良くなれる、という事です。
 男性はどちらが優れているか、どちらがどちらを倒すか、という感じですが、女性は調和し強調して仲良くやっていく事が主体だと思われます。)


 次にあげられるのが、格闘家やスポーツマンです。
 これは主に天狗や仙人になります。

 昔ならそれこそお相撲さんとかが天狗でした。

 今でいうと一番解りやすいのが、例えば故大山○達さんですね(笑)
 彼は山篭りした時に実際天狗と呼ばれていたようです。

 角○師範なども、いかにも天狗といった容貌をしています。


 4次元殺法のタ○ガーマ○クなどは、仙人系統になります。

 スポーツマンなどは、ほとんど仙人系統なんだそうです。
 ゴルフなどでも、あの世で仙人が技を磨いているそうです。

 要するに、天狗と言うのは力自慢で、仙人は技自慢と言うことです。


 霊界で実際にどうなるかと言うと、天狗と言うのは互いに念力で吹き飛ばしたりします。
 念の弱いほうが吹き飛ばされるわけです。

 仙人同士だと、例えば一人は相手をカエルになれと念じて、一人は相手をカラスになれと念じ、念の弱いほうがその姿に化けます。
 そんなことをやってます。

 これは例えば西洋の魔女の世界でもこんな感じですね。
 裏側というのはそんな世界です。



 次にあげるのは、マジシャンの世界です。

 妖怪というのは、人を驚かせたりびっくりさせたりすることに関心があるそうです。
 だから多分そういう心の傾向性がマジシャンなどに現れているのでしょう。

 仙人としてわかりやすいのが、M○マリ○クさんとかプリ○セス天○さんとかですね。
 いかにも仙人という容貌をしています。

 サイババは実際超能力もあるらしいのですが、マジックも使っているらしいです。
 物質化するということはとてもエネルギーの要ることなので、毎日はとてもできないということかららしいです。

 肝心なのはこの超能力もマジックもカテゴリーとしては同じ赤光線ですし、そんなに違わないと言うことです、要するにおとなりさん同士なわけです。

 モーゼ自身も杖をヘビに変えたりしてましたし、物質化系統としてそんなに違わないのでしょう。



 霊能者の世界について。

 法理論を中心にすれば表、霊能力一辺倒だと裏側。


 表側はまず心の調律を第一とし、綺麗な心で高級霊と対話し、智慧をさずかるのを目的とする。

 裏側は霊能力を誇示するやりかたなので、悪霊にやられやすい。
 間単に言えば、物当てとか空中浮遊とか言葉が聞こえたりとか、動物霊とか悪霊だったりする。

 経験的に言って、言葉になって聞こえるもの、体の外側で起こる事象、はほとんど悪霊。
 高級霊や守護霊は、言葉にならない光の意思として内側から伝わってくる感じ。

 表側は、普通の世界でも、例えば仕事に使えたり、人間関係改善のインスピレーションだったりする。
 要するに普通の生活が成り立たなくなる、霊障だったり千日回峰だったり滝行だったりといった超能力信仰は裏側であり、仏教的な言い方をすればそもそも外道。


 霊障の経験で言えば、心の調律をして悪霊と会わなくならない限り、治りません。
 裏側的に何か憑いてるものの神通力で悪霊を追い払ったり、というやり方では、そもそも悪霊自体いなくなる事はありませんし、いつか限界がきてそれより大きな悪霊がきたら終わりです。

 経験上、霊能力に頼るやりかただと、規模が拡大してもっとひどくなります。
 基本的には霊現象にたいして無視するのが消す方法だそうです。
 悪い思いと行いを遠ざけ、反省業をして心を綺麗にするしかありません、それが私の答えです。
 「無念無想」ができると、悪霊をのける事ができるようになります。

 霊現象というものの多くは、聞こえたり見えたりといった、要するに物質化のほう超能力のほうですが、こちらはこの世的に近いので、悪霊とか動物霊が多いです。

 例えば千日回峰と言っても、これは考えてみれば動物が自然にやっていることであり、実際は動物霊に近いありかたです。
 全部とはいいませんけど、働くほうが大変ですし、人間らしいあり方なんだと思います。



 江○さんとか美輪○宏とかの霊能力のありかたも裏側らしい。
 まあこの二人は紅白にも出てましたのでね(笑)、そちらの世界に親和性のある方なのでしょう。
 江原さんは出口王仁三郎についても言及してましたが、要するに基本的にはそういう霊能力のありかたのようです。

 出口王仁三郎さんの弟子でお筆書きと言って自動書記をしたものは、後でほとんど狂っていってしまったそうで、晩年はやらせなかったそうです。
 心の調律をせずに霊能力を求めると、動物霊や悪霊に憑依されるのがほとんどだからです。

 裏側の人というのは、目に物をみせて驚かせたりして、それでわからせようとするそうです。

 これは一面悪いことばかりではなくて、やはり影響力として、人々に目に見えるものだけでは無いとわからせる面では、仕事をしている面があるそうで、それで一応裏側ではありますが、高い世界もあるそうです。

 出口王仁三郎なども、今裏の世界に帰っているそうです。




 こうして見て見ると、赤光線の中に「タレント性」という要素が見えるかもしれません。

 例えば、政治家も有る程度タレント性を求められるわけですし、有名であるということも成功したという要素と有る程度関係がありますし、この世的な事業ということに関係するものだということでしょうか。

 要するにこの世的な影響力、政治力ということかもしれません。


 元々赤光線系の世界というのは「戦いの世界」です。
 芸能界や会社も同じです。

 昔から(今は言わないのかなあ)TVや新聞に乗るようなことはするな、真っ当に生きていけ、と言われるわけですが、これはあながち嘘では無いと言うことです。



 そんなわけで、表側は霊のほうからのアプローチが中心で、結果より動機を重視します。

 逆に裏側は物質のほうからのアプローチで、結果を重視するんだそうです。


転生輪廻について

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