人類の滅びについて その2



アトランティスが滅んだ理由


 アトランティスは1万2千年前に大西洋に沈んだ文明で、現バミューダトライアングルの辺りにあった大陸です。

 アトランティスは段階的に沈んだそうです。
 まず西と東のそれぞれ3分の1ずつ、最後に中央島が沈みました。


 一部現代を凌ぐ程の科学技術を誇っていたアトランティスは、敵対した二つの文明を滅ぼしたそうです。

 一つは現グリーンランドの種族。
 当時は緑豊かな島だったそうです。
 敵対するこの勢力に対してアトランティスは「寒冷爆弾」のようなものを使って氷の世界に変えたそうです。
 この爆弾は大気中にco2(二酸化炭素)をばら撒くもので、co2がドライアイスとなって核となり、雪や雹が降るんだそうです。
 つまり今言われているco2の温暖化は逆で、実はco2は寒冷化をもたらすそうです。

 もう一つは当時北米には赤色の肌の人種が生きていたそうです。
 アトランティスは暴風を巻き起こす爆弾を使ってまず砂漠化して作物を全滅させ、次に疲れた赤色人を殺していったそうです。
 今赤色人はいませんが、当時全滅させたそうです。
 (出典著:アトランティス文明の真相)


 アトランティスは当時聖クザーヌスの「理神論」と言う教えを曲げ、科学だけがあると言う唯物論に流れていきました。
 理神論と言うのは「理性にかなうものは神の心にもかなう」と言う教えです。
 これは確かにそういう面もあります。
 しかし全てが理性だけで説明も把握もできないのも事実です。
 この理性的なものを絶対視する流れから、次第に極端に唯物論に流れていく流れは、現代も同じ轍を踏んでいます。

 要するにニュートンやカントなどは神を信じていたのですが、後の人は都合の良い部分だけを取り上げて、神は無いとしてきたのです。
 ただいくらニ−チェが「神は死んだ」と言ったからとしても、未だに神や霊が存在しない事を証明できた者はいません。
 哲学でも科学でも証明できた人はいないのです。

 ですから、結論のでないものを無いとするのは、逆に理性的とは言えないと思います。

 科学は意外に「誰でも追認できる実証」によるのではなくて、理論を信じる「信仰」で成り立っています。


 当時アトランティスはクローンや遺伝子の技術も持っていて、単純生産をする奴隷階級を作って働かせていたそうです。
 こうした事を経てしだいに、人間を神が作ったという思想から放れて、自分達が神であると思うようになったという話です。


 確かに何億年かある地球人の歴史には、宇宙人による地球に適合する人体創造もある事はあります。
 それは遺伝子と言うルールを知って、それに乗っ取れば誰でもできる事ではあります。
 しかし初原や根源における人間の創造(イデア(理念)から)と言うものは、はるかに何百億年、何千億年前からの神の「創造物」であると思われます。

 注:科学法則や遺伝子と言うルールを創ったのも神(高次元神霊意識)だと思います。
   構造的にはコンピューターの中に別の法則世界を作れるようなもので、この世界(この3次元宇宙)も、もっと高次元の意識が作った一つの作られた世界であると思われます。
   映画マトリックスはそんな悟りが基になった話だったと思います。


 自然界と言うのはエントロピーが拡散する(デタラメさが増す)世界です。

 例えばここにコップがあるとしましょう。
 長い時間ほっておけばいずれ朽ちて粉になると思います、この間決して修復されませんし、あらたなコップが生成される事もありえません。
 自然界のものは短絡して言えば、このように分解して崩壊し「平均化」する事しかできません。
 乱暴に言ってこの事を「エントロピーが増大する」と言っています。

 自然界の営みにおいて人間がアメーバから進化したと言う話は、ほっといて自然界にコップが現れたと言ってるのと同じような話です。

 コップが出現するというのはエントロピーが集約される(デタラメさが減る)という事です。
 この働きをするものとしてマックスウェルの悪魔という考え方がありますが、実際にこの世界でその役割をしているのは「意思」です。
 意思をもつもの、すなわち「人間」ですね。
 もちろん高次意識としての神や惑星意識もそうです。
 マックスウェルの小さな悪魔達も「意志を持つ」存在です。

 可逆不可逆の話でもあり、意思しか不可逆を起こせ得ないと言う話でもあります。

 要するにニュートンの力学だけのような世界から生物など生まれようはずもないのです。



 西洋にヘルメス思想という神秘思想があります。
 神智学などのいわいる霊界知識です。
 フリーメーソンの神秘思想のバックボーンであったりもするのですが、この思想に地動説があったそうです。
 ガリレオはこのヘルメス思想を背景に地動説を研究していたそうです。

 霊視であれ科学であれ、正しいものが正しいのです。
 科学にも「現時点では常識として認める」類のもが沢山あって、事実(現実)と同じかどうかは定かではありません。
 科学の常識は時代と共にころころと変わるものです。
 そうした科学アカデミーの決定を持って全ての真理とするのは、やはり問題があると思います。

 もう少し簡単に言えば「今の科学で証明されないから実際に無い」という言い方は、現実には成り立たないし、少々傲慢だと思います。
 それなら電気が発見されなかった時代には、実際に電気が無かった事になります。


 さて科学万能で神の不興を買い、警告として東西の大陸が陥没したアトランティスの王族の最後にアガシャー大王が生まれます。
 アガシャーはクザーヌスの理神論より、前の万能の天才「トス」の神秘主義に帰れと唱えます。
 つまり霊や神は存在し、人間はして良い事と悪い事があるのだ、という霊的な視点を取りもどせ、という運動です。

 科学を否定するのではありません、トスは科学も宗教も理解し指導した万能の天才でした。
 その全てを包括した立場に戻らないといけない、と唱えたのです。

 それは自分達に敵対するからと2つの種族を滅ぼし、自分達に都合が良いからと奴隷を試験管(科学)で作るような人々と言うものを許して良いのか?という話です。
 残念ながら科学万能主義、唯物論からくる無価値主義的なものは、こうした不幸に行き着きます。

 科学は倫理が無くても成り立つものだからです。

 これは現代でも同じです。
 マルクス唯物論共産主義国家には人を殺してはいけないと言う倫理がありません。
 だから骸骨が量産されるのです。

 確かに宗教による他文明の滅ぼしもあります。
 アステカを滅ぼしたコルテスなどはキリスト教による他文明の滅ぼしでしょう。
 太平洋戦争のアメリカと日本もそうだと思います。
 キリスト教徒でなければ(神を信じないものは)人間ではないので、原爆を落としても平気と言う考え方ですね。

 ただ開戦そのもは日清にしろ太平洋戦争にしろマルクス共産主義が仕掛けたものです。
 盧溝橋事件はソ連の意向で毛沢東の工作によって引き起こされたものですし、日本人を追い込んで太平洋戦争を開戦したフランクリンルーズベルトは左翼の強い人です。
 ルーズベルトはマンハッタン計画で原爆を作った人ですし、人種改良論のように人間をダーウィニズムの延長である優生学的な考え方で捉えて、特に日本人は差別していた人です。

 宗教とは別に、ダーウィニズムの延長である優生学的な考え方がナチスのユダヤ虐殺や、日本の原爆や都市爆撃によって劣悪遺伝種を排除しても構わないような事を正当化する根拠になっています。

 また唯物論には戦争に対する歯止めと言うものがありません、ごらんのように平気で戦争をおこしまし、やってる事は「マシーン・キル」とでも言うような一種機械的な大量殺人です。
 遺伝子的に自分達と違うものは殺しても構わない滅ぼしても構わない、というのは科学的な見方、唯物論的な見方です。

 2013/4/13:訂正とお詫び。
  優良遺伝説ではなくて優生学でした、すみません。


 一方、霊的、魂的に見れば全ての人は地球上で色々な所に転生しているので、地球霊系団として兄弟です。

 結局、科学万能主義と言うのはそういうものです。


 私自身は科学が好きですし、そういう目も持っています。
 ですので比較して考えています、統括した立場だとそういう判断になります。

 も一つ言えば20世紀まではこの世の科学を進歩させるために言わば「科学教」とでも言うべき宗教が流行ったのですが、21世紀からは霊と科学を止揚(合わせ持つ)した立場での霊文明に入ります。

 宗教だけでなく、科学も「アドバンスト(革新)」しなければいけません。

 まあ、感単に言えば宇宙人の円盤は霊界を航行して地球にやってきておりますので、霊界移行の物理学(量子力学のむこう)に入っていかなければこれ以上の進歩はありません。



 いずれにしても感単に他文明、多種族を滅ぼすような人間を野放しにして良い訳ではありません。

 ましてや今人類は宇宙に出ようとしています。
 宇宙の先人達にとって小さな星の中で言ってみれば仲間同士、些細な違いで相手を滅ぼさんとしている我々地球人はどのような存在かという見方があります。

 実際地球人のような未開の人種に核兵器のようなものを持たせると、銀河の生き物達にとって危険なんだそうです。
 つまり宇宙連合のような会議で、地球人類はこのままだと危険だから排除するか、支配して統制しようという話が出かねません。
 我々は宇宙において北朝鮮のような種族かも知れませんよ。

 結局、神様を信じない人類というのは倫理がないので、そういう存在になりうる訳です(地球でも唯物論共産主義国はそういう国になっています)。

 そしてそういう悪魔のような人々が量産される文明を神は許さないそうです。
 地球の意思「ガイア」と言っても良いでしょう。
 もう一度言いますが、宇宙ピープル(宇宙人)としても嫌な危険な存在に成りうります。


 考えてみればこれは自分の体内で勝手に細胞が細胞を殺して行くのと同じ事です。
 もし貴方の体内で勝手に他の細胞を殺し始める細胞がいたとしたらどうするでしょう。
 人はそれを「ガン細胞」と呼ぶのではないでしょうか。


 アガシャーは沢山の賛同者を得ましたが、アトランティスの権力者である軍閥は結局アガシャーを殺して、信仰者共々広場に穴埋めにしてしまいました。
 その時アトランティスの大陸が全て沈みました。

 現実には反省も善悪の峻別もしない人類からあふれだす悪想念(破壊念と呼んでもよい)としてのエネルギーの蓄積が、存在を滅ぼします。
 現文明にも相当な悪想念エネルギーが溜まっています。

 これは個人としての快楽主義もそうですが、第一次大戦や第二次大戦の地獄や怨念などもそうです。
 例えば特に大量の核兵器などは冷戦時代の憎しみの悪想念が物質化したものと思われます。

 よくアニメのラストやRPGの最後に魔王が「人間の中に邪悪な心や意志がある限り、我は何度でもよみがえる、滅びぬ」と言いますね。
 これは構造論的にその通りです。
 想念エネルギーが実態化(物質化)します。

 一人一人の心の中に悪の芽があり、悪の意思があり、悪のエネルギーが現れ、現実に展開して行きます。
 量子物理論的に言っても良いです「意志が形となって現れる」のです。
 ですから宗教と言うのは人の文明の根幹であり背骨であり、とても大切なものなのです。
 それに比べたらむしろ科学は「道具」としてこの世でも脇役なのだという事を知って欲しいと思います。

 例えば、日本と言う国にとって、神道や皇室と科学とどちらが主役なのか、と考えてみます。
 もし本等にこの世界が唯物論で科学だけの世界であるのなら、当然皇室より科学のほうが重要なはずです。
 でも実際には国や我々にとって、皇室のほうが科学よりやや重要な感じがします。

 まあマルクス唯物論は実際に世界中でそれをやっています。
 宗教的なものが無くなれば、おそらく「日本」という国は無くなるでしょう。
 いまそれをやってるのが左翼と民主党です(当時)
 地球市民と言ってプロレタリアート団結をやっていますが、日本と言う国を無くして北朝鮮や中国と同化しようという話です。

 しかし実際それは我々にとって幸せなことなんでしょうか?



 はっきり極論すれば、実際科学は一つの「道具」にしか過ぎません。
 それは宗教とか皇室とか国家とか、人間がどう生きるべきかと問うような「動機」には成りえないんですね。

 そして道具に過ぎないものを動機に持って来ようとすると、つまり手段が目的になってしまうと、あらゆる不幸が展開されてきます。

 例えばクローンは道具に過ぎませんが、動機を問うとしたらどうでしょう?
 つまりまず倫理的にやってよいかどうかという判断があり、それから道具を行使するのです。
 道具を動機に持ってきて、単に「作れるから作る」式にクローンをバンバン作り放題したらどれくらいの悲劇が起こるか、という話なんですね。

 例えば包丁は切れるものですから「切れるものは切るべきだ」と人まで切ったらどうなるかですね。
 道具とか技術とか言う物はそういうものです、決して動機にはならないんですね。

 科学は便利で優れていて私も好きですが、それは道具であり主役では無いんです。
 本来は科学は「正しい動機を補助するための道具」です。

 全てを科学だけで見ようとし、それ以外は存在しないとするような「原理主義」は危うい物だと知って欲しいと思います。



 アガシャー大王は死にましたが、息子のアモン2世がエジプトに飛行船で逃れてエジプトの王アモン・ラーとなりました。
 ピラミッド思想はこの時に持ち込まれたものです。

 ちなみにピラミッドはムーからアトランティスに継承された技術で、高次元(物質界ではない)からエネルギーを取り出すための形です。


 以上これらが今現文明が同じように滅びの課程にある理由です。

 神仏を信じるという事は人間として第一の根本で、大切な事なのです。


中国の脅威について

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