れたーふぁいる page29




懐かしい声で目が覚めました
高校生に戻ったような気持ちになりました

母の元気な声が
庭から聞こえてきます

シャキシャキと仕事をしていた頃の
あの明るい、張りのある声です

朝早くから夜遅くまで
一日中働いていた時の
あの明るい、張りのある声です

大好きな人が
元気でいてくれる姿を目にするのは
とっても嬉しいです

大好きな人には
いつまでも元気でいて欲しいと
心の底から思います

大好きな人の
辛そうな顔を目にすると
とっても悲しくなります


だから・・・
頑張ろうと思います
気持ちだけは
元気に明るく!


2007年
長月スタート




小さな、小さな嘘がありました

「嘘」は初めは小さくても
嘘をついた本人には
どうでもよいほど小さくても
つかれた人の心には刻まれます
とっても大きく・・・
とっても哀しく・・・
とっても情けなく・・・
刻まれます

嘘は‥
ついた人も
つかれた人も
みんなが傷くのです
みんなを傷つけるのです


2007年9月
台風9号が接近中の日





夕餉の支度をしている時は
エイヤァと一日の最後の力を集めてバタバタしている時

そんな時に
「すごいよ!すごいよ!」
「こっちにきてぇ!みて!みて!」と、
声がかかりました
二階の自分の部屋から台所へ
わざわざお迎えもしくれました

連行されたのは二階のベランダ

紫と赤と朱・・・
不思議な色のグラデーションの夕焼け空
赤みがかった空は
数秒ごとに
紫紺の空へと変わります

きれいです
息をのむほどに・・・

一日の最後に
ジュニア二号がくれた
とびっきりの贈り物です

「ね!きれいでしょ?!」と
嬉しそうな顔のジュニア二号

「忙しいから後でね」って言葉を
のみ込んで・・・
本当によかった。。。

2007年
九月
もうすぐ秋祭り



またひとつ
年を重ねました

今年も
贈り物をた〜くさんいただきましたよ

お金では買うことのできない
贈り物です

時間
想い
計画

ありがとうの気持ちでいっぱいです♪

2007年
長月





今年も
ぶどうの里は
暑くて
楽しくて
和やかで
安らぎをくれて・・・

富士の麓
果てしなく広がるすすきの草原に
秋も感じながらの
甲斐路へのドライブ

大好きな1ページが
アルバムに加わりましたよ

2007年
9月最終週
まだ金木犀は匂ってきません




N中vsSD中
二回の表
打者はジュニア一号
左打者になって二週間
この日も左バッターボックスに立つ

対戦校一塁手から外野へ指示
「バッター四番!
外野ぁ〜!左寄りで大きくバック〜ぅ!」
対戦校外野はフェンスぎりぎりまで下がる
前試合のジュニアのバッティングが
まぐれ当たりの連発としても
バッター親バカとしては
嬉しい敵さん一塁手の指示

指示を出した一塁手は
肩まで髪のあるかわいい女の子
ボール回しも、捕球も、バッターごとに外野へ出す指示も
全てがパーフェクト!
彼女のスローインを見る
もしやと思い
彼女のファーストミットをよーく見る
やっぱり・・・
ソフトボール用のファーストミットだった
元ソフトボールプレーヤーと確信

なんだか妙に嬉しくなった

ヒットで一塁に出たジュニアよりも
その長い髪の素敵な一塁手に
目が釘付けになった

男だから
女だから
・・・
関係ない!

来年
また彼女のチームと試合がある

ジュニア一号と同じくらいに
彼女にも声援を送るつもり






 

リクエストが来ましたよ

「から揚げと〜
たこウインナーと〜
タマゴ焼きと〜
竹輪のきゅうりと〜
にんじんの動物と〜
バナナも入れてね!
おにぎりはお魚お海苔のふたっつ!」

ジュニア二号の秋の徒歩遠足のお弁当は
リクエスト通りに
保育園時代から続く、いつもと同じお弁当になりました(笑)

でもね
ちょっと違うのは
ゆっくりと頑張れ!って応援の隠し味が
ほんの少しだけ入っていたのです

空っぽのお弁当箱を
嬉しそうに差し出すジュニア二号に
たくさん食べてくれてありがとう!
美味しかったよって言ってくれてありがとう!
ぎゅ〜ってしてあげました


きょうえんそくにいきました
おべんとうをたべました
ターザンろーぷをしました
もりでかっこいいきをみつけました
おやまがとっても大きくてびっくりしました
またいきたいです

ジュニア二号の日記より


2007年
神無月半ば
金木犀の花が散った頃に











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