page 13
記録 vol.81
新型インフルエンザに関して
AT首相が政府CMで言っている
『ぜんそくや糖尿病の人は重篤な症状になりやすい』
これじゃ、何をどう対処すればいいのか
皆目わからない
マイドクターに質問してみた
マイドクターの答え
【インフルエンザ自体で死ぬことはあまりない
DMの人は一般的に抵抗力が下がっているので
インフルエンザから肺炎になりやすい
インフルエンザから細菌性の肺炎にかかることが
一番の死因】
何か予防策はないのだろうか?
再び、マイドクターの答え
【肺炎も肺炎球菌の肺炎になるのが
定石パターンだから
この肺炎球菌のワクチンを接種する手がある
肺炎球菌ワクチンは
8000円程度
ただし日本では一生に1回のみの接種を勧めている
一回目の接種では
通常のインフルエンザ予防接種のように
副作用としてその接種部位が腫れる
ただ、この腫れが
2回目以降の接種ではとても酷くなる
だから、1回のみの接種が勧められている
ちなみにアメリカでは
5年に1回の接種が可能
ワクチンの効力は5年程度
接種後1,2ヶ月で効力を発する
自治体によっては
お年寄りがこの肺炎球菌ワクチンを無料で接種できる
普通のインフルエンザでも
一番の死因はこの肺炎球菌だから
お年寄りの肺炎による死亡率を下げている
心配ならば
肺炎球菌ワクチンの接種を考えてみるのも手だ】
なるほど
こんな手があるのか
記録 vol.82
1型記念日
ケトアシドーシスで病院に担ぎ込まれた日を
1型記念日にした
毎年
「あ〜、この日だったな」と
心がチクリとした
今年は
気づいたら
その記念日がとっくに過ぎていた
いいことなんだろうか
悪いことなんだろうか
イチガタが
私の体には
「普通」になってきているのだろうか
イチガタを
そんなに意識しなくなっているのだろうか
毎日のアクビの回数よりも多く
注射針を体に打っているのだから
「普通」になってくるんだろうか
でも
イチガタじゃない方が
やっぱり いいな
記録 Vol.83
時差ありバカンス旅行
その1
19時間の時差のある南の島へ
バカンスを目論む
問題は基礎インスリン注射の時刻ずれが生じること
基礎インスリン・レベミル
夕方19:30 6単位
朝07:30 5単位
と、2回打ちの毎日
2回打ちだと
時差調整も2回分を考えないといけない
面倒だ!
このバカンスをきっかけに
1回打ちで24時間効くように
出発10日前から調整開始
1回 13単位 と 1回 12単位で
人体実験
どうやら
12単位の注射で
24時間効いている模様
2回より1回注射の方が
楽に決まっている
バカンスのきっかけが
QOLも上げてくれた
嬉しい「瓢箪から駒」だ
記録 Vol.84
時差ありバカンス旅行
その2
南の島へ到着したら
基礎インスリンをいつ打つか
自分で作った計画表をドクターに見せ
アドヴァイスを乞う
ドクターの基本アドヴァイスは
『飛行機に乗ったら
もう現地時間で考える
そして
基礎インスリンも
現地の時間に合わせて打つようにする』
マイ計画
往路編
【日本では夜19:00に打つ
日本で打っている時刻と同じ時刻に現地で打つと
19時間しか経過していないことになる
24時間後は現地では夜中0:00
こんな時間じゃ打てない
19時間しか経過しないことを計算にいれ
出発日の基礎インスリンを2単位減らして注射
19時間分だけ効けばいい量にする
現地到着後
現地時間に合わせて
現地19:00に通常の12単位を打つ】
往路のマイ計画はドクターもOKサイン
マイ計画
復路編
【現地時間19:00に打ってから24時間後の日本時間は14:00
いつもの注射時刻19:00までは
インスリン無し状態の4時間ブランクが生じる
成田着陸前機内での最終食事は
日本時間13:00頃らしい
この食事の時に
Rを増量して注射し
基礎インスリンが無い状態の穴埋めをする
増量したRに基礎インスリンの代わりを務めさせ
いつもの注射時刻19:00になったら
基礎インスリンを打つ】
ドクターは
「うぅ〜〜ん・・・
24時間経った14:00時点で
いつも通り12単位を打って
それから毎日注射する時刻を1時間ずつ後ろへずらす
つまり
翌日 15:00
翌々日16:00
3日目 17:00
4日目 18:00
5日目 19:00
と、5日間かけて
もとの注射時刻へ戻すのが定石だが・・・
でも、確かに即日で元の戻すのもいいなぁ
じゃ 定石でないのでやってみるか」
でしょ?
増量するRの指示をドクターに仰いで
マイ計画通りの
基礎インスリン南の島対策会議は終了
そして・・・
出発から帰国まで
マイ作戦は
無事に遂行された
また一歩
前に進めた