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記録 vol.41
勘
ランタス使用前3ヶ月間の
A1c は6.5〜6.6%
ランタスを使ってから1年経過し
直近のA1c 6.4%
つまり
7%や8%だった人とは違って
体外へ排出されていた糖分が
この1年間で急激に体内へ取り込まれるようになったわけではない
たれ流しだった栄養が
急激に体内へ取り込まれるようになったわけではないのに
なぜかこの半年間で
体重グラフが右上がり
食事制限は1600Kcal
でも
一日3食で1500Kcalすら摂取していない
なのに
体重は増量
不思議でならない
同じ不思議さを感じている仲間もいる
日本でも海外でも
ドクターと製薬会社に尋ねても
副作用の報告はないとのこと
命に別状の無い副作用は
軽くあしらわれてしまうのだろうか
患者の勘は
結構鋭いのだよ!
記録 Vol.42
疑問に答えて頂いて
ご自身もIDDM病歴22年になるDr.K
試行錯誤している中年お嬢の疑問に
すぐ答えてくださる
患者であり、かつ、ドクターであるK先生の存在は
たとえようのないくらいに大きい!
感謝
『血糖コントロールが改善するときに同じ食事をしていると
必ず体重は増えます。
A1cが6.5-6.7くらいであれば
日中に必ず高血糖が存在しており、
尿糖が出ているはずです。
それが6.0くらいになると、
尿糖が減少してその分吸収されて
体重がわずかながらも増えるはずなのです。
ランタスが悪いわけではありません。
おそらくその前自体の食べる量が多かったのでしょう。
でもそんなに6.6くらいと6.0くらいで変わるような気がしないのも事実ですが、、、。
よろしければ「さかえ」の自分の連載の
「脳内すい移植」平成16年10月号「インスリンでは太らない」をご参考下さい。』
アメリカ在住黒田先生のメールより
記録 Vol.43
「T型の患者会を作ろうと思っているのです」
笑顔のすてきなその方は
封筒を渡してくれました
文書の最後には
「興味のある方は受付のTまで」
早速、受付へ向かう
「今のところ何人来てます?」
「二人です」
指差す先は
私と彼女・・・
笑顔のすてきなお嬢さんも
お仲間でした
一ヶ月に一度の
その素敵な笑顔・・・
発症して約2年
日常生活の中で
初めてお仲間に遭遇しました
神様は
乗り越えられない試練を下したりしない
私も
そう信じています
記録 Vol.44
ランタスのオプチペンが新しくなった
オプチクリック
カートリッジの交換も簡単になった
でも・・・
やっぱり
デジタル
アナログの方が
温かいんだけれどなぁ
目覚まし時計も
レコードも
カセットテープも
南京錠も
私の回りに
まだまだ
健在なのだけれど
しょうがない!
ライフラインだから
文句言わずに
使うとするかぁ
記録 Vol.45
ドクターがデジカメを構えた
「顔写真撮らせてね」
「どんなポーズにしましょうか?笑」
「普通でいいんですよ、普通で!笑」
友人に話したら
ウインクしてあげればよかったのに!と(爆)
なんだか微笑んでしまった
今日の診察
顔写真の理由?
個人情報保護とかで
待合室で氏名を呼ばないようにと
指導されているとか
これもご時世
記録 Vol.46
職員成人病検診
T型DMと申告す
看護師
『DM』とだけ記す
「イ・チ・ガ・タ!」と申す
看護師
『T型』と追記
『月に一度通院治療中』と記す
「あのぉ、イ・チ・ガ・タだから
治らないのですが・・・」と申す
看護師
『治療中』を削除
『イチガタ』は
私の
『タトゥー tattoo』
消せない
消えない
治らない
でも・・
隠さない
記録 Vol.47
中日新聞8月5日
万博の街の元同僚からメールが来た
『T型のことが記事になっていました』
http://www.chunichi.co.jp/00/ken/20050805/ftu_____ken_____001.shtml
まず知ってもらう
これが原点だと思う
記録 Vol.48
集合
総勢7人
ドクター、看護師さん2人、受付スタッフ
患者は4人
平均年齢を上げているのは
高度成長期&あんず棒を知っている
ドクターとわたし(笑)
おしゃべり、美味しいもの、お酒♪
つまみもお酒もガンガン飛び交う!
こんな会は大好き!
また集まりますから、と幹事さん
「今度はちゃんと患者会の名前くらい決めましょう」って(爆)
2005年8月吉日
記録 Vol.49
IDDMの女性患者の約1割がそうであるという
『無月経』
発症して2ヶ月が過ぎたころから
このマイノリティーの集合にも参加している
ドクターは
「血糖値が安定してくれば
元に戻るはず・・・」とのこと
面倒だからイラナイ!
と、負け惜しみを言ってはみる
少しずつ
少しずつ
戻ってきているのだろうか
頑張っている自分の体に
はっぱをかけるのも可哀相だ
気長に?待とう
沖縄戦の語りべの言葉を思い出した
「ガマの中での生活ん時は
生理がずっと止まっていたさぁ
女の人の体は
よく出来ているんだね
極限の中だと
そんな風になるんだねぇ」
敢えて記録として
ここに残す