技法

鎚起〜ついき〜
鎚起〜ついき〜

金属板を「打ち起こす」ことです。「絞り」は形体の外側から力を加えますが、鎚起の場合は内側から力を加えます。粘土を板の上に置き、拳で押していくとグニューってつぶれてフチが立ち上がってきますよね。金属なので硬いですが、そんな感覚です。写真では、木臼を使っています。平らな金属板を置いて叩いていくと、だんだん窪みに馴染んでいきます。手前のは加工されたもの。

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Last updated: 2012/7/25