手絞り(回転絞り)
内側に当て金を当てて、金鎚で叩いていくことで絞っていきます。作りたい丸みに合わせて当て金を選ぶのも大事なことです。
叩かれて形が変わると、「加工硬化」と言って硬くなります(例外として錫は加工硬化しません)。ひととおり端まで叩いたら、プロパンバーナーで熱を加えて「焼きなまし」をします。手絞り→焼きなまし→手絞り→焼きなまし、の繰り返しです。強く密に叩くことで板厚を薄くしたり、弱く粗く叩くことで厚くしたりも出来ます。一つの形を完成させるのに、何万回と叩く場合もあります。
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Last updated: 2012/7/25